今の今まで足を付けていた大地が(ほうら見ろ!)こんなに小さくなっている。
張りぼてみたいな山も、地にへばりつく森も、遠くに見えるチンケな街も、何もかも今の自分に遥か彼方から見下ろされているのだ。
夜空に浮かぶは己が率いる艦隊たち。夜空を跳梁跋扈するそれらは、その黄金の輝きで星々の光をも打消し、存在を思う存分誇示している。
何と非現実的で、絢爛豪華な力だろうか。その中心に坐するは誰を隠そう自分自身なのだから笑いが止まらない。
空をも支配する怪物――伝説でしか存在しえなかったものに、今や自分はなっているのだ。
彼女、フランシス・ドレイクは昂揚に酔い、そして己の不可思議な境遇を今一度振り返っていた。
牧師の父を持ち、幼い内から水夫として働いていた彼女。才能を認められ順調に出世していくと、25歳の頃には自分の船を持った船長になっていた。
ホーキンスの船団で航海を続けていた時、忘れもしないあの日がやってきた。
San Juan de Ulua――あの場で自分はスペイン艦隊に襲われ、完膚なきままに敗北し屈辱の敗走を強いられた。10あった筈の船が、帰る頃には2隻にまで減っていたのだ。
思えば、あの時誓ったスペインへの報復の決意が起点だった。
エル・ドラゴ。太陽を沈めた女などと称される英霊は、あの思いから生まれたのだ。
(伝説さ……今のアタシは伝説の英霊)
不思議だ。本当に不思議な感覚だ。
かつてスペインに復讐を誓い、無敵艦隊の撃破という最高の形でそれを成し遂げ、大英帝国の黄金時代を築いた立役者。
それが自分だと認識しておりながら、同時にその「人間」と自分は別の存在だとさえ思えるこの心地。
SE.RA.PHの聖杯戦争において、ライダーのクラスで召喚された自分は英霊であり、人間ではない。
享楽も、財宝も、功名も、屈辱も、辛酸も、栄光も、没落も、かつてフランシス・ドレイクと呼ばれた人間が得たものであり、
自分の今記憶の内にある筈のそれらは、ただの影絵に過ぎない。全ての起点である復讐心でさえ、本当の自分のものではないのだ。
「お、おわ!? おい、ライダー!」
少年の声が足元で上がる。首元を掴まれ情けない声を上げる彼こそ、今自分の雇い主であるマスター、間桐慎二。愛すべき小悪党だ。
乱暴な扱いに不満があるのだろう。この戦闘の最中にそんなことを気にするなんて、ある意味安定している男だ。
一見して神経質で狭量に見える癖に、情報管理の杜撰さや、魔力の消耗を考えない宝具の使用など、札を切ることに一切躊躇がないのだから恐れ入る。
豪快というか、向こう見ずというか、単なる馬鹿というか。これで基礎的な能力はそれなりに高いのだから面倒なマスターである。
しかし、彼女は別に慎二を批判する気など毛頭なかった。ムーンセルはマスターに対し精神的に相性の良いサーヴァントを割り振る。
間桐慎二に最も相性が良いとされる彼女は、勿論マスターの無謀さだってを理解できる。いや、称賛しているとさえ言ってもいい。
「行こうか! シンジ。ここで全部使い切っちまうってのも悪くないねぇ!」
ドレイクという人間はどうやらひどく享楽的かつ刹那的な人間だったようで、それは彼女の人格の根本を為しているとさえいえる。
海賊として世界各地で財宝を手に入れながらも、それを貯めることを良しとせずとにかく一瞬の快楽だけを追い求めた英霊。
けちけちと後のことを考えて節約など、性に合わないどころの話ではない。刹那に派手に力をまき散らすことこそ、彼女が英霊である証である。
(たとえ嵐が過ぎ去ったあとには何も残らなかったとしてもねぇ!)
彼女は目を見開き、夜空を見た。
今この一瞬、この空を支配しているのは自分だ。10秒後のことなど眼中にない。とにかくこの刹那、自分はこの空の全てを手に入れたのだ。
ただ一点を除いて。
「その盾を……吹き飛ばしてやるよ! ヒースクリフ!」
空を埋め尽くすような艦隊に相対するは、たった一人の人間。
真紅の鎧に身を包み、鋭く美しい剣を携え、輝く盾を掲げる騎士、ヒースクリフ。
全てが自分の支配下に置かれた筈のこの空で、それだけが支配を拒み反抗しようとしていた。
空に立つその姿は毅然としていて、圧倒的な火力を前にして尚、一切の気後れを感じさせなかった。
ヒースクリフは彼女を前にしてただ一言。
「来たまえ」
と。そう口にして盾を構えた。落ち着いた言葉だ。超然としていて、穴がない。
その身のこなしは正しく騎士。勇者。英雄と呼ぶにふさわしい。
サーヴァントではないようだが、人間というよりは英霊に近い印象さえ受ける。
来たまえ、か。何と自信に満ちて力強い言葉だろうか。敵もまたさる筋では伝説となっているのかもしれない。
ならば躊躇する必要はない。元より手を抜くなどあり得ないが、この敵との一線は全てを浪費するに値する瞬間、刹那だ。
「砲撃用意!」
自らの下に集まった艦隊へ声を上げる。己もまた銃を構え敵を見据えた。
全てはこの一瞬のために。ただ敵を粉砕するために。
派手な花火を上げよう。そのあとのことなど知ったことか。
「出し惜しみはしないよ! 湯水のように砲撃を! 嵐のように散財を!」
彼女がそう口にした瞬間。
光の嵐が駆け抜けた。
◆
本来は武骨なだけの砲弾も、空へ放たれた一瞬のあいだだけは流星のような輝きを誇る。
重量18ポンドの砲弾が鳥よりも速く空を駆ける。それも一つや二つではない。流星と化した砲弾が雨あられとばら撒かれる。
カルバリンの名の由来にもなった蛇のように長い砲身がみるみる熱を帯びる。火薬のむせ返るような臭いが充満し、それに伴い彼女のボルテージもせり上がってくる。
それを受け止めるのは一枚の盾だ。ちっぽけな鉄の板。だが、この敵が持てば伝説に生きる力ともなる。
ヒースクリフは鈍く光る盾を構え、発狂したように襲い掛かる砲弾の嵐を受け止めていた。
避けようとか、先のように剣で弾こうとか、そういった姑息な考えは見られなかった。
ただ己の力を真正面から誇示しているのだ。常人ならば足が竦み、腰を抜かすような火力を前にしてなお、退くことをしない。
否、それどころか彼は前進しようとしていた。砲弾の嵐を掻き分け、空翔ける靴の力を用い、一歩一歩進もうとする。
何処へか。ドレイクの愛船、黄金の鹿<ゴールデンハインド>へである。
彼女は何時しか哄笑していた。この馬鹿げた戦を、目の前の理不尽なまでの勇者を。全て笑い飛ばしたい気分だった。
船が空を飛び、騎士が光る盾で砲弾の嵐をかいくぐる。対するは悪魔たる海賊である自分。
こんなもののどこが現実か。ただの伝説ではないのか。
人間と人間の戦は終わった。人々に語り継がれた伝説の中でのみ存在する戦いがこれだ。
そんなものに自分がメインキャストとして躍り出ているのだから、これが笑わずしてどうするというのか。
だが、彼女のその笑いさえ、戦の激烈な爆音がかき消してしまう。
次から次へと現れる砲弾が硝煙のカーテンを残し、そしてその内から更なる砲弾が現れる。
黄金の輝きを伴って、砲弾が炸裂しこの夜空全てを埋め尽くす。
この空に居ながらその業火に耐えられるものなど居る筈もないだろう。太陽でさえ、自分は落とすことができたのだから。
だからヒースクリフ。アンタも墜ちるんだ。そうして伝説は完成されるのだからね。
その叫びが届いた筈もない。もはやこの場で誰も言葉を認識できないだろう。火薬と硝煙が全てを覆い尽くしていたのだから。
それでも尚、その男、ヒースクリフは叫びに呼応して笑みを浮かべた。
ドレイクの嵐のような笑いとは違う。超然的で、完成されて、それでいて尚進むことを止めようとはしない強い意志が、そこにはあった。
砲弾の嵐は終わらない。
実時間にしてどれほど経っているのかなど、その場全ての者にとって関係なかった。
存在するのはこの一瞬だけ。ひたすら苛烈な今この瞬間を、皆が体感していた。
だが、それでも尚この刹那を乗りこえるべく、ヒースクリフは前へ前へと進んでいた。
もはや防護盾はかつての原型を残してはいなかった。焼かれ抉られ貫かれ、形を飛散させられながらも、そこに僅かに残る神聖なる光が嵐を掻き分ける剣となる。
不意に、二人の視線が絡み合った。
ヒースクリフとドレイク。盾と矛。勇者と悪魔。何時しか彼は、彼女の船のフォアマストまで辿り着いていた。
嵐の中、二人そこで今一度笑った。雌雄を決する時が来た。全てを貫く矛と弾く盾は共存できない。二律背反の存在は、どちらかが消え去る他に道はない。
ヒースクリフはついにここまで辿り着いた。
あと少し、ほんの少し踏み出すことができればドレイクを討ち果たすことが可能となる。
剣が振るい、かの悪魔をその神聖なる力で討滅するのだ。
だが、同時にドレイクは千載一遇の好機を得た。
こうまで接近されたのならば、もはや狙いを付ける必要さえない。先ほどまで嵐が一点に集中する。
自慢のカルバリン砲を集中砲火し、その盾を吹き飛ばすことができれば自分の勝ちだ。
たとえ己の船まで焼こうとも、刹那の勝利を得られればそれでいい。今この一瞬のために、全てを投げ打つべく覚悟など当の昔にできている。
あるいは、その覚悟は本当は自分のものではなかったのかもしれない。
一人の人間が誓った復讐心。そこから枝分かれしていった幾つもの感情たち。
それら全ては「人間」のものであり、この自分「英霊」のものではないのかもしれない。
しかし、それは問題ではない。
寧ろ。現実の影絵である伝説であるからこそ、自分はそれに忠実であらねばならないのだ。
自分はフランシス・ドレイク。エル・ドラゴの役を割り振られた以上、こうしなくては存在を否定することになる。
さあ伝説の始まりだ。
この一瞬は、語り継がれた物語そのものだ。
◆
鮮烈なる炎が走り、悪魔が全てを焼き尽くさんとする。
対するは神聖なる光。古の伝説の戦いが、今こうして再現された。
だが、その幕切れはひどく呆気ないものだった。
「フフフ……」
掠れるような笑い声を漏らすのは、ドレイクだ。
彼女は膝をつき、何とも形容できない曖昧な表情を浮かべている。
悔しんでいるようでもあり、諦観に憑りつかれて居るようにも見え、それでいて達成感に浸っている風でもある。
「アタシの、敗けだね」
ただ一つ確かなのは、彼女が敗北したということだ。
周りに浮かんでいた、空を埋め尽くすほどの艦隊も、気付けばどこかへ消えていた。
砲撃は止み、再び静かな夜が返ってきた。ゆっくりと流れる雲海の頭上には、薄く輝く大きな月がある。
あれほど苛烈かつ激烈な嵐も終わってしまえば、そこに何かがあったという証さえ何もないのだ。
まるでうたかたの夢のように、過ぎ去った日々は露と消えてしまう。
黄金の日々の後には、必ず寂寥の風が吹きすさぶ。何度も経験したことだった。
「かの英雄と戦えて光栄だったよ。フランシス・ドレイク」
「フン……良く言うよ。アンタだって、英霊みたいなもんじゃないか」
船に降り立ったヒースクリフの姿は、まさに満身創痍そのものだった。
鎧はあちこち焦げ付き、盾は原形をとどめておらず、その息も荒い。
あと一歩で彼の盾は砕かれ、その身は焼き尽くされたことだろう。
だが、その瞬間は訪れなかった。理由は単純。宝具解放のために必要な慎二の魔力が尽きたのだ。
結果、砲撃は止み、戦線を維持することができなくなりドレイクは敗けた。
驚嘆すべきはヒースクリフの胆力だ。この男は、何時止むとも知れない嵐の中を一人突っ切ってきたのだ。
少しでも背を向けようとしていれば、恐らくこの結末はなかった。火力に押し切られ、盾は砕かれていただろう。
こんな芸当が人間にできるものか。
「全く、どこからその自信が来たんだい。砲撃が何時切れるかなんて、アタシにだって分かんなかったのにさ」
「どうやっても倒せないボスなど在ってはならないからね。その力がそう長く続くものではないのは確信していた」
「ハンッ!」
ヒースクリフの答えに、ドレイクは笑い声を上げた。
絶対に倒せない存在が居ないことを確信していたからこそ、彼は自分に勝ったのだという。
その前提があの一歩も引かない強靭な精神力の源であり、同時に自分の敗因だった。
「シンジ」
そこまで考えて、最期にドレイクは腰を抜かしている己のマスターに声を掛けた。
降り立ったヒースクリフを前にして何も言うことができないのか、彼は先ほどから呆けたような顔をして二人のやり取りを見ている。
「お、おいライダー! 嘘だろ……こんな結末。
ぼ、僕は認めないぞ。この天才の僕が……! あり得ないだろ。
そうだ。お前が悪いんだぞ、エル・ドラゴ!」
ドレイクの声に、びくと肩を震わせ、我に返ったかのようにべらべらと喋り始めた。
その言葉の端々には悔しさや恐怖というよりも先ず、目の前の現実に対する拒絶感が表れていた。
「アタシのせい……か。ま、そうかもね。
この世の戦いに真の意味での偶然なんてありはしない。
敗けた以上、アタシらが何らかの形で劣っていたのさ」
「何他人事みたいに言ってんだよ! おかしいだろ! サーヴァントが……人間なんかに……!」
「馬鹿だね、シンジ
人間なんかにじゃない――人間だからこそアタシは敗けたんだ」
絶対に倒せない存在は居ない。裏返せば、ヒースクリフさえもそうだということだ。
あれほどの力を持ちながらも、この敵は決して自分を無敵だとは思っていない。誰かが自分を打ち倒すことは可能だと思っている。
その確信を知り、ドレイクは合点が行った。
彼女はサーヴァントとして特殊なスキルを持っている。
星の開拓者[EX]――人類史においてターニングポイントになった英雄に与えられる特殊スキルであり
あらゆる難航、難行が「不可能なまま」「実現可能な出来事」になる。
しかし、この敵に関していえば、打ち倒すことは「可能」だった訳だ。
故にスキルは発動せず、自分は敗れた。
伝説そのもの「でしかない」ドレイクに対し、ヒースクリフは現実を生きる一人の人間として生きていた、ということだろうか。
「ま、悪党の死に方なんてこんなもんさ、シンジ。
だからさ、愉しめよ。どうしようもなく惨めな小悪党の末路って奴をさ」
そう言って、ドレイクは静かな笑みを浮かべた。
身体が徐々に透けていく。現界の為の最低限の魔力すら尽きたのだ。
それを見た慎二は「あっ」と声を上げる。自分を守るサーヴァントが消えていくのを、ただ呆と見ることしかできなかった。
ヒースクリフと二人残されてしまった。
顔を上げるとヒースクリフの整った顔と、その手に握られた剣が見えた。
奴はこれからゲームの
ルールに従い自分を殺すだろう。彼は思わず調子はずれの悲鳴を上げた。
が、それよりも早く、空に浮かんでいた船が消滅していた。
自らの足場もまた、サーヴァント同様魔力により形作られたもの。
それが枯渇した以上、消え去るのは必然のことだ。
全てを失った慎二は、足場を失い、夜空に投げ出された。
彼は頭上に見た。
自らが叩き落されるであろう広大な平原を。
◆
墜ちる慎二が思ったことは何だったのだろうか。
彼は電脳死の存在など信じてはいなかったし、この場もまた単なるゲームに過ぎないと思っていた。
敗北こそ事実を認められないほど屈辱的な事態ではあったが、それにしたって「次」の機会に復讐すればいい。理性ではそう思っていた。
だが、それを超越するほどの現実が、死の恐怖が彼の心中を駆け抜けていた。
空に放り出され、重力に誘われるまま墜落していく。
感覚が告げるのは、墜ちる確かなリアリティ。
走馬灯さえもありはしなかった。
ただ死へ近づいていくという感覚だけが、現実感を伴って現れた。
アバターという仮想の身体を与えられ、成長された身体を持ってはいても、実際には彼は齢8歳の子供に過ぎない。
そんな彼が絶対的な死を垣間見た時、その心中は如何なるものであったか。
「―――」
何かが腕を掴む。
「大丈夫かね」
声がした。落ち着いた口調で紡がれるそれは、今しがた死闘を繰り広げた相手その人だ。
慎二は絶句しつつ、顔をふらりと上へ向けた。
そこには、ボロボロになりながらも、変わらぬ力強さを見せるヒースクリフの姿があった。
「ふぅ、とりあえず間に合ったみたいだね。
まぁとにかくこれで話を聞いて欲しいものだ」
「あ……ぼ、僕は……」
「これほど派手に戦闘をやらかしたんだ。周りからも参加者が現れるかもしれない。
とりあえず何処か身を隠せるところ……そうだな、あの森あたりに不時着するとしよう。
この靴もそう長くは飛べないようだが、平原などに墜ちる訳には行かないからね」
悠々と語るヒースクリフの言葉を、慎二はただ呆然と聞くことしかできない。
時は止まらないのだ。あれほど苛烈だった夜も終わり、何時しか空も明るくなっていた。
そんな中で、今度はゆっくりと迫る大地を見下ろして、慎二は何故だか無性に泣きたい気分になっていた。
【D-5/森/1日目・黎明】
【ヒースクリフ@ソードアート・オンライン】
[ステータス]:HP30%
[装備]:青薔薇の剣@ソードアート・オンライン、防護盾(半壊)
[アイテム]:エアシューズ@ロックマネグゼ3、基本支給品一式
[思考]
基本:バトルロワイアルを止め、ネットの中に存在する異世界を守る。
1:一先ず身を隠せる場を探す
2:バトルロワイアルを止める仲間を探す
[備考]
※原作4巻後、キリトにザ・シードを渡した後からの参戦です。
※広場に集まったアバター達が、様々なVRMMOから集められた者達だと推測しています。
※使用アバターを、ヒースクリフとしての姿と茅場晶彦としての姿との二つに切り替える事が出来ます。
※エアシューズの効果により、一定時間空中を浮遊する事が可能になっています。
※ライダーの真名を看破しました。
【間桐慎二@Fate/EXTRA】
[ステータス]:魔力枯渇
[サーヴァント]:現界不可
[装備]:無し
[アイテム]:不明支給品1~3、基本支給品一式
[思考]
基本:???
1:絶句
[備考]
※参戦時期は、白野とのトレジャーハンティング開始前です。
※バトルロワイアルを、ルールが変更された聖杯戦争だと判断しています。
※魔力が枯渇したためサーヴァントは呼べません。
※魔力が回復すれば、ライダーを再び現界できるかは後の書き手さんにお任せします。
最終更新:2013年05月22日 03:18