パケット通信
送受信するデータをある一定の大きさに小さく分割して通信する方式。
通常の音声通話は、相手との通話の時に一つの通信回線を占有する回線交換通信という方式で、電話をかけた時に利用できる通信回線がいっぱいの場合は、通信回線のどれかが空くまで待つことになるが、パケット通信の場合は、データを小さく分割することによって、複数の人が一つの回線を共有することができるので、通信回線を有効に利用することができる。
パケットは「小包」という意味で、1パケット=128バイト。全角文字で64文字分に相当する。
メールの場合、それぞれのパケットには小包と同じように荷札にあたる「ヘッダ」という情報が付いている。
ヘッダには宛先や送信者の名前、日付や分割されたデータの順番など、データを送受信するために必要な情報が書き込まれており、共通の回線でばらばらに送られるデータは、ヘッダを元にきちんと送信する相手に届けられ、分割する前のまとまったデータになる。
最終更新:2006年02月28日 22:34