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2006.01.07 ナノ開発に関する情報
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匿名ユーザー
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理研中央研究所の河田聡主任研究員らは「ナノレンズ」と名づけた装置を開発した。ナノレンズは、直径20ナノメートル(ナノは10億分の1)、長さ50ナノメートルの金の針金を数万~数億本束ねたものだ。
試料をナノレンズの先端から20ナノメートル以内に置き、後ろから普通の光を当てる。生じた近接場光がナノレンズにあたると、光は針金の表面を電子の振動に変わって伝わり、反対の端で再び近接場光として出現する。ここにフィルムを置けば感光し、写真が撮影できる。
従来の光学顕微鏡は分解能300ナノメートルが限界だが、ナノレンズは40ナノメートルに向上した。河田主任研究員は「電子顕微鏡なら分解能は1ナノメートル以下だが、試料を真空中に入れる必要があり、細胞などを生きたまま観察できない。ナノレンズならできる」と話している。
近接陽光とは光の波長よりも微小な物質構造に光を当てた際に、物質の表面には「近接場光」と呼ばれる特殊な光が生じる。近接場光の生じ方は表面の微細な構造で変わるため、この光を捕らえれば微細構造が「見える」。しかしこの光は表面のごく近くにしか届かない性質があり、普通は目に見えない。
応用法としては、顕微鏡による計測や微細加工、磁気ディスクメモリ、あるいはタンパク質の観察、といったことが可能になると期待されている。
応用法としては、顕微鏡による計測や微細加工、磁気ディスクメモリ、あるいはタンパク質の観察、といったことが可能になると期待されている。
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