watbesh注:この文章(の原文)は非常に古いもので、最近の戦術には当てはまらないことが多いです。 参考程度に留めておくようにしてください。
watbesh注:1.8と1.4の違いはおよそ以下のとおりです。 大きな変化もあるので気をつけてください。 ・暗殺者系の投射に射撃がなかった。 ・暗殺者系の格闘の威力が1高かった。 ・暗殺者の必要経験値が少なかった(70%設定で3ポイント)。 ・略奪兵に牙(斬撃)がなかった。 ・ゴブリンの槍兵が1ゴールド安く、格闘攻撃の威力が2低かった。 ・上級ゴブリン両方の格闘攻撃の威力が1低かった。 ・ナーガが冷気の弱点を持っていた(-20%)。
一般的な北方部族戦術
相手がランダムなら、最初のターンはどんな状況にも使えるユニットの混成を作るとよい。ウルフライダー、兵卒、トロル、弓兵、そして暗殺者、がその雇用の例である。相手の陣営がわかったら、下にある適切なセクションに進むこと。
一般的に、北方部族は物量で勝つ。北方部族はもっとも安価であり、その長所をうまく利用する必要がある。北方部族はゲーム中で唯一、毒の投射を持つため、毒が必要不可欠な戦術的要素になる。兵卒とトロルが部隊の主力になるだろうが、トロルは村での防御率が40%しかなく、村を守るのには向かないので、兵卒か暗殺者にしっかり村を守ってもらおう。
北方部族は全体として、ほかの陣営と比べてすばやくレベルアップする。そのため、どんなユニットもレベルを上げて強くしよう。レベルが上がれば、ナーガは陸上でも実にうまく戦うようになり、トロルは与えるダメージが倍になる。兵卒のレベルを上げると大量のHPを獲得するが、ほかの利用できるユニットより少しレベルアップが遅い。ウルフライダーも略奪兵として敵を遅くする事ができ、暗殺者は格闘攻撃で兵卒よりもダメージを与えやすくなる(watbesh注:1.4時の殺戮者の格闘は10-2)。昇格するために、経験値の割り当てを集中しよう。
投射攻撃をあまり持たないので、投射による反撃に弱い。状況に合わせて計画を立て、反撃に備えて暗殺者を数体用意しておこう。トロルは再生能力により前衛での防御に向くが、防御率が高くなる丘や山に維持しておこう。
北方部族vsナルガン
相手を倒すために毒が欲しい。できるだけ多くの丘と山のヘクスを確保し、昼の間はトロルを前に出して回復しよう。
オークの兵卒:12ゴールドで村を保持する、夜の包囲の達人。ダメージ、防御率、移動力がトロルより高いので、数体雇っての見敵必殺が重要である。
トロルの子供:ナルガンに対しては、高いHP、20%の斬撃貫通抵抗、そして再生能力により、強いユニット。相手が得意とする丘や山を塞げば、やや割高なゴールドの分の価値があるといえる。交代させつつ守れば、前線が崩壊しにくくなり、銃撃兵からのダメージを最小限に抑えられる。レベルを上げると与えるダメージが倍になる。
オークの弓兵:1体雇って戦士や警護兵をつつくのもいいかもしれないが、ほかのユニットに金を使いたい時がよくある。
ゴブリンの槍兵:ナルガン相手には雇わない。HPが低すぎて、十分なダメージを与える前に死んでしまう。
ウルフライダー:斥候ユニット。ドワーフが到達する前に重要な丘エリアを確保できる。レベルを上げると、ドワーフを遅くする能力がきわめて役立つだろう。しかし、複数雇うには値段が高すぎるかもしれない。
ナーガの戦士:水や沼での主導権が必要なら重要なユニット。中立であり、高い防御率を持つので、14ゴールドにしてはよく働く。
オークの暗殺者:ナルガン相手に重要。どんなドワーフに毒をつけてもよい。警護兵につけるとなおよい。数体雇ってドワーフに嫌がらせし、山から追いだそう。
最初のターンは、兵卒、1~2体のトロル、1~2体の暗殺者、そしてできれば、もう1体の兵卒、ライダー、あるいはナーガ、を雇う。有利な地形からできるなら、昼でもドワーフに毒をつけよう。狂戦士が近くにいたら、兵卒で始末したい。一般的に、最も倒しやすいので、トロルで銃撃兵を追いかけて真っ先に始末しよう。
この間に暗殺者には戦士に毒をつけてもらう。倒しにくすぎるので、警護兵はできるだけ無視しよう。機会があり、イイ確率で倒せるなら、開けたところにいる狂戦士に兵卒を特攻させるのもいい。7ゴールドもの差があり、リスクを冒すだけの価値がある。1体の兵卒で倒せなくても、2体いれば倒せるだろう。押し引きのゲームになる。夜に押し、毒をつけて昼に押されないようにしよう。暗殺者は2体いれば大体十分だが、たくさん働かせる必要がある。
この間に暗殺者には戦士に毒をつけてもらう。倒しにくすぎるので、警護兵はできるだけ無視しよう。機会があり、イイ確率で倒せるなら、開けたところにいる狂戦士に兵卒を特攻させるのもいい。7ゴールドもの差があり、リスクを冒すだけの価値がある。1体の兵卒で倒せなくても、2体いれば倒せるだろう。押し引きのゲームになる。夜に押し、毒をつけて昼に押されないようにしよう。暗殺者は2体いれば大体十分だが、たくさん働かせる必要がある。
北方部族vs忠誠軍
夜に攻め、昼に守る。常に徹底すること。槍兵と重歩兵を最もよく見かけるだろう。弓兵もよく出てくる。
オークの兵卒:ここでも村保持。魔術師と弓兵を倒しやすいユニット。夜には槍兵に対して11-2対5-3で戦うが、昼の間は村か山に留めておこう。時刻の影響を大きく受けるので、保護する。
トロルの子供:ここでも、山に数体いると大量のダメージを与えられる。大量にいても大したダメージを与えられないため、たくさん雇い過ぎないようにしよう。
オークの弓兵:重歩兵と騎馬ユニットに対する最大の武器を持つため、1~2体いるととても役に立つ。雇い過ぎると、槍兵に負けてしまう。
ゴブリンの槍兵:忠誠軍に対しては、1~2体いても悪くない。騎馬ユニットや弓兵には夜に、魔術師にはいつでも使える。HPが低く非常に脆弱なので、気をつけて雇うこと。最初のターンに1体雇えば、ほかのユニット1体が、村を取る代わりに有利な前線を形成すことができる。
ウルフライダー:偵察のほか、弓兵や魔術師を囲んで攻撃するにも向く。レベルが上がったら、略奪兵にして重歩兵を破壊し、敵を遅くできる。レベルアップしないと、夜に弱ったユニットに止めを刺す役割に留まる。
ナーガの戦士:海での戦いはかなり互角であり、辛い戦いになるだろう。レベルが上がれば陸上でも使える有用なユニットになることを覚えておき、水軍を適切に雇おう。
オークの暗殺者:ここでも、攻撃の必要な要素。重歩兵や槍兵に毒をつけ、昼でもなければ騎馬ユニットに4-3投射ダメージを与えられる(watbesh注:実際は、騎馬ユニットへのダメージは、どちらに対しても、夜に3-3、夜以外は2-3で、当たると毒がつきます)。
最初のターンは、兵卒、暗殺者、弓兵、そして使えるユニットを組み合わせて雇おう。最大のダメージを与えてくるため、魔術師と騎兵を最初に片付けよう。重歩兵に毒をつけ、火矢を浴びせよう。できるなら剣術士に毒をつけるか、その場にいるユニットで打ち倒してしまおう。竜騎兵を撃ち倒し、出来る方法で槍兵に対処しよう。毒を使うことがしばしば有効である。ここでも、昼の攻撃を毒でやり過ごし、1~2体のトロルを前線の山に置いて再生を使う。夜には、兵卒を先頭にして弓兵をうまく使いこなそう。生き残る敵にはとにかく毒をつけ、夜明けには退却できるように準備する。
北方部族vsアンデッド
不幸にも主要武器(毒)が機能しない。また、夜にアンデッドはこちらより多くのダメージを与えてくる。さらに、火炎攻撃ができるユニットが1種類しかなく、水中ユニットは冷気に弱い(注:今はそうでもない)。あまりにもひきょう過ぎるでしょう?それでも対抗するためには…
オークの兵卒:完璧な暗黒僧キラー。強力が付けば夜に12-2ダメージを与え、3回当てれば倒せる。こちらは敏捷でもなければ倒されるのに相手の攻撃が4回必要である。コスト面では兵卒4体と暗黒僧3体が釣り合うが、買いすぎないほうがいい。他の武器が必要なので、最初は2体もいれば十分だろう。
トロルの子供:重要。スケルトンの攻撃に対して20%の抵抗力を持ち、スケルトンに20%の追加ダメージを与える。また、再生能力により、グールの毒で大きなダメージを受けない。ゴースト以外の何を攻撃するにも向いている。
オークの弓兵:これも重要。ゴーストのために、最低でも2体は雇わなくてはならない。また、スケルトンや歩く死体を倒すのにも向き、グールにも使いたいところ。
ゴブリンの槍兵:驚いたことに、こいつらはアンデッドに対して有効になりうる。暗黒僧キラーとして。相手に暗黒僧が多く、資金が厳しい、または収入を維持したいなら、反撃用に適度に雇おう。
ウルフライダー:斥候が必要ならこいつ。偵察以外には限られた用途しかないが、暗黒僧をうまく攻撃でき、逃げて回復できるのでグールへの攻撃にも向く。レベルが上がって略奪兵になれば、相手に大混乱をもたらす。
ナーガの戦士:水中の村を取るときだけ雇う。ゴーストに攻撃できないが、暗黒僧への反撃はできる。それでも、兵卒ほどはうまくやらず、またそれほど生き残らない(しかも高い)。
オークの暗殺者:アンデッドと戦うときは、雇わない。暗黒僧の攻撃は、毒攻撃をする気が起きなくなるほど強力である。もし持っていたら、コウモリに村を取られないようにZoCを形成し、最終的に毒をつけよう。
最初のターンは、兵卒、2体のトロル、2体の弓兵、そして斥候・兵卒・トロル・弓兵のどれか。夜には、殆どの場合、自分からは仕掛けずに反撃を狙うため、最大のHPを持つユニットを前に出そう。夜明けに逃げられる前に、相手の攻撃部隊を囲もう。なんとそれで有利が取れるのだ。昼はダメージが減るので再生がより効果的になり、多くの攻撃の2倍近い量を回復するようになる。このため、トロルが死んだらできるだけ早く次を用意し、相手を通さないために出来るだけのことをしよう。弓兵を使い、最速でゴーストを倒そう。ほとんどの攻撃ユニットからHPを吸収されるので、実質的に他のユニットには破壊できない。相手の20ゴールドの損失により、金銭的にかなり押すことができる。ゴーストを倒したら、弓兵をそこにいるあらゆるスケルトンにぶつけ、できることなら格闘を使わせないようにしよう。また、コウモリや歩く死体を倒すのも、金銭面ですぐに優位に立つ良い手段である。トロルを弓兵の後につけて最大のダメージを狙うが、なにより真っ先に暗黒僧を倒したい。距離があるとか全部倒したとかで、倒せる暗黒僧がいないなら、前進してスケルトンやグールを攻撃しよう。防御時に主に必要なことは、相手が不利な地形から攻撃するように立つことである。常に最優先である暗黒僧をなるだけ早く攻撃するために。ユニットが相手より安いこと、レベル0ユニットはすぐ死ぬことを覚えておこう。必要なら、アンデッドとのユニット交換をしても構わない。すぐにうまくいくだろう。
北方部族vsドレーク
ドレークは手強いので、真の攻撃のために以下のことを確認すること。
- 大局:ほかのところの村取りに負けないこと(斥候が相手より高価である)。
- 昇格:地形防御をおろそかにしないこと(ほとんどの地上地形で、ドレークは30~40%、一方でトロルは30~60%、暗殺者は40~70%。トカゲは別問題)。北方部族にとっては、通常より深刻な問題である。
- 集団での狩り:相手を数で圧倒し、その中には、ダメージを受ける者(トロルが適任、次いで兵卒)、ダメージを与える者(夜の槍兵・弓兵・兵卒)こと、毒をつける者(暗殺者)、防御する者(暗殺者や槍兵)、を含めること。どれか一つでも欠けていれば、攻撃しないほうが良い。
- トドメの一撃:撤退するドレーク・トカゲを仕留めるユニット(ウルフライダー)を用意すること。敵が死にかけのユニットを撤退させ、あとでレベルアップさせるようでは、自分のユニットを消耗しても意味が無い。
- 安定した増援:増援(安定してやって来る北方部族)を得る算段があること。
- 村での回復:すべての負傷者を回復させることはできないが、少しの経験を積んだ者たちを間に合うように退却させれば、最終的にユニットを昇格できる(ドレークに対してとても困難な、撤退ユニットの保護もできる)。
北方部族vs反乱軍
兵卒とトロルを前線に置く。魔法攻撃はないが、夜には圧倒的狂暴な力で相手を押しのけることができる。兵卒の11-2もまったく笑い事ではなく、射手はトロルに4-4しか攻撃できない。
反乱軍は、HPが低くとても脆弱なユニットたちである。しかし、高い防御率で埋め合わせをする。大抵、北方部族の古典的な戦法は、60%以上の防御率を持つエルフに有利に働く(とても運が良くない限り、戦いづらいだろう)。
また、「森から追い出せ」とはいっても、相手は出ていってくれない。解決法としては…出て行ってもらうのだ。古典的な手法ではなく、しかし北方部族だけの戦術で。投射毒攻撃+高い防御率=暗殺者。
普通の状況では、エルフの戦士が呪術師や魔術師、射手のような、より脆いユニットを守るだろう。夜が近づいてきたら、2体以上の暗殺者で、防御している戦士たちを攻撃しよう。高い確率でそのときから毒がつき、時間が経つほど有利になる。相手が撤退しても、防御を続けて死んでも。夜には、呪術師や魔術師のように射手は暗殺者を攻撃する前に考え直すだろう。反乱軍がとどまって戦うなら、毒と強力な攻撃によってあいては夜に不利になるだろう。反乱軍が逃げるなら、狙い通り、相手は森を出ていくことになる。
防御率は高いが、*暗殺者は連続攻撃によってすぐ死ぬ。たぶん数体失うことになる。しかし大抵は、有利に戦えるようになるため、損失にあった価値がある。ウーズは暗殺者のさらなる問題であり、対処するために兵卒や弓兵が必要だろう。
戦術を実行することは些細なことではない。このマッチアップはバランスが取れており、反乱軍はその答えを持っている。毒は愚かな武器ではないが、好機は同様に訪れ、それを最大限に活用する機会が与えられる。
反乱軍は、HPが低くとても脆弱なユニットたちである。しかし、高い防御率で埋め合わせをする。大抵、北方部族の古典的な戦法は、60%以上の防御率を持つエルフに有利に働く(とても運が良くない限り、戦いづらいだろう)。
また、「森から追い出せ」とはいっても、相手は出ていってくれない。解決法としては…出て行ってもらうのだ。古典的な手法ではなく、しかし北方部族だけの戦術で。投射毒攻撃+高い防御率=暗殺者。
普通の状況では、エルフの戦士が呪術師や魔術師、射手のような、より脆いユニットを守るだろう。夜が近づいてきたら、2体以上の暗殺者で、防御している戦士たちを攻撃しよう。高い確率でそのときから毒がつき、時間が経つほど有利になる。相手が撤退しても、防御を続けて死んでも。夜には、呪術師や魔術師のように射手は暗殺者を攻撃する前に考え直すだろう。反乱軍がとどまって戦うなら、毒と強力な攻撃によってあいては夜に不利になるだろう。反乱軍が逃げるなら、狙い通り、相手は森を出ていくことになる。
防御率は高いが、*暗殺者は連続攻撃によってすぐ死ぬ。たぶん数体失うことになる。しかし大抵は、有利に戦えるようになるため、損失にあった価値がある。ウーズは暗殺者のさらなる問題であり、対処するために兵卒や弓兵が必要だろう。
戦術を実行することは些細なことではない。このマッチアップはバランスが取れており、反乱軍はその答えを持っている。毒は愚かな武器ではないが、好機は同様に訪れ、それを最大限に活用する機会が与えられる。