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新ケインズ主義の時代
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《│新ケインズ主義の時代│》
新ケインズ主義の時代
―国際経済システムの再構築
Robert Kuttner(ロバート・カトナー)
佐和 隆光 , 菊谷 達弥 (翻訳)
Robert Kuttner(ロバート・カトナー)
佐和 隆光 , 菊谷 達弥 (翻訳)
内容(「MARC」データベースより)
冷戦終結によって、覇権国の重荷から解放されたアメリカは、自由放任主義を捨てるべきだ。アメリカ経済の立て直しと世界経済の活性化を同時に達成する方策を提言する。
2007.11
- 引用の引用。序文より
ジョン・メイナード・ケインズ『自由放任主義の終焉』,1926
意識的な私的利益の追求が常に公益の枠の中でなされるということが、経済学の原理から導かれるというのは誤りである。・・・現代の大きな経済的害悪の多くは、経済リスク、不確実性、無知からもたらされたものである。境遇や能力に恵まれた特定の個人が、不確実性や無知に乗ずることができるからであり、また同じ理由で、巨大企業がしばしば運を支配して、富の不平等をもたらすからである。こういった要素はまた、失業の原因となり、まっとうな企業の期待を打ち砕き、生産の効率性を損なう。だがこれに対する治癒薬は、個人の活動の埒外にある。病状を悪化させることが個人の利益となることさえあるからだ。
- 序論>生産の海外移転は市場の論理が働いた結果であり、たとえそれが世界市場の見えざる手ではなく、他国の産業政策によって導かれたものであるにせよ、・・・
詳細
単行本: 462ページ
出版社: 日経 (1993/09)
ISBN-10: 453214230X
ISBN-13: 978-4532142308
発売日: 1993/09
出版社: 日経 (1993/09)
ISBN-10: 453214230X
ISBN-13: 978-4532142308
発売日: 1993/09
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