響きライブラリー
工藝の道
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工藝の道
柳宋悦
「良いもの」を伝承するには「良いものを作って使う」しかない。
2007.3.28
内容(「BOOK」データベースより)
伊賀の種壷、朝鮮の飯鉢、下手物にこそ美が存する。宗教学者から民藝研究家に転じた柳宗悦は、工藝美を提唱、全く新しい美の世界を切り拓き、衆目を驚かせた。健康の美、無心の美、他力の美、恩寵の美。工藝は奉仕の道、工藝において衆生は救いの世界に入る。宗教的表現を鏤め、熱く明快に工藝美を語る本書は、人々に深い感銘と強い衝撃を与えた柳美学出発の書である。
- 講談社文庫(2005/09)365ページ