「こちらレッド3!現在レイヴンと交戦ちゅ…」
瞬間、空間が歪み閃光がMTの装甲を走り抜ける。
「これで四機、後二機…残り一つ!」
工場周囲をブースターで駆け抜けながらレーザーで敵を打ち抜いていく
「最後の一機!」
振り返った敵機の胴体にカラサワの銃口を突き付け打ち抜く
―ミンチより酷い―まさにその言葉が当て嵌まる様な、かつてはMTだったモノが地面に転がる
「これで終わりの筈・・・」
「工場内より熱源反応、思ったとおり野良ACよ!迎撃して」
「だったんですがねぇ…」
MTの残骸を蹴り飛ばして工場から数十m離れる、戦闘で施設に大きな損害を与えないためだ
やがて敵ACがブースターを噴かし、閃鷹から十数m離れた場所に着地する
「やってくれたじゃないか・・・クレストの最新型が全部パーだ」
「仕事ですよ仕事、貴方みたいな野良レイヴンを処理するのも仕事ですけどね」
そう言って彼はカラサワを構える
「ははは・・・言ってくれるじゃないか。しかしなんだ、こっちはMTを全て破壊されてAC一機、俺だけだ」
「・・・?」
「そこでだ、ブレードは有るんだろう。一騎打ちと行こうじゃないか」
「・・・ふむ、その勝負受けて立った」
シールドを解除し格納ブロックを展開、アームが伸びて左腕にブレードを接続
カラサワを捨て光の刃を形成、ブレードを前方に構える
「さぁ・・・始めようか!」
敵ACが急接近、ブレードを上段から振り下ろす
ブレードで受け止め、後退
敵はさらに追い討ちをかける様に突きを放つ
勝負は決まった―相手はそう思ったのだろうか
しかしその思いは瞬く間に覆される
閃光の刃は空を割き、レーダーには捉えられているACはカメラには映っていない
「!?何処・・・」
ブレードの刃がコアを一刀両断し、ACが爆発四散する
ブレードを屈んで回避した閃鷹は左腕を逆袈裟へと斬り上げたのだ
「任務完了よ・・・帰還して」
「了解、帰還します」
カラサワとシールドを拾い上げると、ACの残骸を背に純白の機体はジールエリアへ向けて加速した。
瞬間、空間が歪み閃光がMTの装甲を走り抜ける。
「これで四機、後二機…残り一つ!」
工場周囲をブースターで駆け抜けながらレーザーで敵を打ち抜いていく
「最後の一機!」
振り返った敵機の胴体にカラサワの銃口を突き付け打ち抜く
―ミンチより酷い―まさにその言葉が当て嵌まる様な、かつてはMTだったモノが地面に転がる
「これで終わりの筈・・・」
「工場内より熱源反応、思ったとおり野良ACよ!迎撃して」
「だったんですがねぇ…」
MTの残骸を蹴り飛ばして工場から数十m離れる、戦闘で施設に大きな損害を与えないためだ
やがて敵ACがブースターを噴かし、閃鷹から十数m離れた場所に着地する
「やってくれたじゃないか・・・クレストの最新型が全部パーだ」
「仕事ですよ仕事、貴方みたいな野良レイヴンを処理するのも仕事ですけどね」
そう言って彼はカラサワを構える
「ははは・・・言ってくれるじゃないか。しかしなんだ、こっちはMTを全て破壊されてAC一機、俺だけだ」
「・・・?」
「そこでだ、ブレードは有るんだろう。一騎打ちと行こうじゃないか」
「・・・ふむ、その勝負受けて立った」
シールドを解除し格納ブロックを展開、アームが伸びて左腕にブレードを接続
カラサワを捨て光の刃を形成、ブレードを前方に構える
「さぁ・・・始めようか!」
敵ACが急接近、ブレードを上段から振り下ろす
ブレードで受け止め、後退
敵はさらに追い討ちをかける様に突きを放つ
勝負は決まった―相手はそう思ったのだろうか
しかしその思いは瞬く間に覆される
閃光の刃は空を割き、レーダーには捉えられているACはカメラには映っていない
「!?何処・・・」
ブレードの刃がコアを一刀両断し、ACが爆発四散する
ブレードを屈んで回避した閃鷹は左腕を逆袈裟へと斬り上げたのだ
「任務完了よ・・・帰還して」
「了解、帰還します」
カラサワとシールドを拾い上げると、ACの残骸を背に純白の機体はジールエリアへ向けて加速した。