「この前のミッションの事だけど、知り合いに調べて貰ったわよ」
「おー、ありがとう御座います」
「おー、ありがとう御座います」
前回のミッションから数日後
襲って来たレイヴン二人はグローバル・コーテックス所属の
二人組レイヴン「クロス・ファイア」と判明
アリーナではあまり活動していないために表に名前は出てこないが
7年以上の経歴の中でミッション達成率84%を超える腕利きの女レイヴン達である
襲って来たレイヴン二人はグローバル・コーテックス所属の
二人組レイヴン「クロス・ファイア」と判明
アリーナではあまり活動していないために表に名前は出てこないが
7年以上の経歴の中でミッション達成率84%を超える腕利きの女レイヴン達である
「ふむ・・・ペイロードシティ痕地の再利用事業中に不発で機能停止したと思われる特攻兵器を発見、
それを研究施設へ移送している所をキサラギが奪取を狙って部隊を送り込んだ・・・と」
「そーゆうことみたいね。何にせよ、この事は旧世代建築物発掘制限条項には当て嵌まらないし、
キサラギのとった行動も法律的には違法とは言えないわ。レイヴン協定での規制はテロリストに
手を貸す事の禁止のみ、企業に対する他社の妨害活動制限法は何も整備されてないもの」
そう、前紛争終了後のアライアンス重役会議で様々な協定が定められたが
3大企業の代表達は企業協定において抗争を制限するような条項は作らず
レイヴン協定ではテロリストへの加担が禁止された程度なのだ
これは自社を守るためでもあり
他社の研究成果を奪う事によって利益を上げるためでもある
今回のキサラギの行動は後者に分類されるだろう
「とにかく、この特攻兵器、もしくは操作できるように改良したコピー品がテロリストの手に渡る・・・
もしくは企業が他を潰して世界の覇権を得る事に使用されれば・・・」
「またバーテックス紛争みたいな事になるわね」
「そーゆうことです。今後のクレスト周辺の動向には気を付けないとなりませんね」
それを研究施設へ移送している所をキサラギが奪取を狙って部隊を送り込んだ・・・と」
「そーゆうことみたいね。何にせよ、この事は旧世代建築物発掘制限条項には当て嵌まらないし、
キサラギのとった行動も法律的には違法とは言えないわ。レイヴン協定での規制はテロリストに
手を貸す事の禁止のみ、企業に対する他社の妨害活動制限法は何も整備されてないもの」
そう、前紛争終了後のアライアンス重役会議で様々な協定が定められたが
3大企業の代表達は企業協定において抗争を制限するような条項は作らず
レイヴン協定ではテロリストへの加担が禁止された程度なのだ
これは自社を守るためでもあり
他社の研究成果を奪う事によって利益を上げるためでもある
今回のキサラギの行動は後者に分類されるだろう
「とにかく、この特攻兵器、もしくは操作できるように改良したコピー品がテロリストの手に渡る・・・
もしくは企業が他を潰して世界の覇権を得る事に使用されれば・・・」
「またバーテックス紛争みたいな事になるわね」
「そーゆうことです。今後のクレスト周辺の動向には気を付けないとなりませんね」
「特攻兵器・・・あれがどうかしたんですか?」
「エンフィールドさんから連絡があってな・・・クレストが本物を保有してるらしい」
「あんな物を何で・・・でも、どうやって手に入れたんでしょうか・・・?」
「ペイロードシティ跡地の再利用事業ってやってるだろ、アレの最中に偶然見つけたらしい」
「へぇ・・・あ、そろそろ試合の時間ですよ、ライナスさんに絶対に見に来いって言われてるんですよね?」
「ああ・・・マスター、勘定」
「面白い情報を貰ったからタダでいいぞ、ライバルの戦い様を一番良い席で見届けてやれ。
奴さんが勝てば、暴君戦への景気付けにもなるだろう」
「盗み聞きは好くないよアンタ・・・まぁ、タダは嬉しいけどさ。エルザ、行こう」
「ご馳走様でしたー」
「エンフィールドさんから連絡があってな・・・クレストが本物を保有してるらしい」
「あんな物を何で・・・でも、どうやって手に入れたんでしょうか・・・?」
「ペイロードシティ跡地の再利用事業ってやってるだろ、アレの最中に偶然見つけたらしい」
「へぇ・・・あ、そろそろ試合の時間ですよ、ライナスさんに絶対に見に来いって言われてるんですよね?」
「ああ・・・マスター、勘定」
「面白い情報を貰ったからタダでいいぞ、ライバルの戦い様を一番良い席で見届けてやれ。
奴さんが勝てば、暴君戦への景気付けにもなるだろう」
「盗み聞きは好くないよアンタ・・・まぁ、タダは嬉しいけどさ。エルザ、行こう」
「ご馳走様でしたー」
「クレストが特攻兵器か・・・紛争の臭いがして来たわね・・・」
「あの列車が向かったのはクレストの研究所の中でも一番ガードが固い所ですよ?
そう易々と破られるような事も無いんじゃないですかね」
「外からはね・・・もしも、中から攻撃が開始されたら・・・どうなる?」
「確かに、中から反乱が起きれば一溜りも無いですね・・・スパイが潜り込んで無いとは考え難いですし・・・」
「でしょ?・・・とにかく、紛争なんて私は御免なんだから」
「クレストの動きは要注意ですね・・・で、それとは別に質問があるんですけど?」
「・・・何よ?」
「エンフィールドさんと出来てるんですか?」
がっ
「痛い・・・何するんですかぁ・・・」
「出来てたらこんな所でアンタと御飯食べてないわよ・・・ったく。で、なんでそんな事聞く分け?」
「いやー・・・私、アーキテクトとしての彼の大ファンで・・・」
「ふーん・・・ま、私はアンタに男を掠め取られるような間抜けな女じゃ無いから安心しなさい」
「あっ、酷い言われ様」
「狙った獲物は逃さないのが鷲よ・・・せめて今回ぐらいは狙われる立場になりたいけどね・・・」
「あの列車が向かったのはクレストの研究所の中でも一番ガードが固い所ですよ?
そう易々と破られるような事も無いんじゃないですかね」
「外からはね・・・もしも、中から攻撃が開始されたら・・・どうなる?」
「確かに、中から反乱が起きれば一溜りも無いですね・・・スパイが潜り込んで無いとは考え難いですし・・・」
「でしょ?・・・とにかく、紛争なんて私は御免なんだから」
「クレストの動きは要注意ですね・・・で、それとは別に質問があるんですけど?」
「・・・何よ?」
「エンフィールドさんと出来てるんですか?」
がっ
「痛い・・・何するんですかぁ・・・」
「出来てたらこんな所でアンタと御飯食べてないわよ・・・ったく。で、なんでそんな事聞く分け?」
「いやー・・・私、アーキテクトとしての彼の大ファンで・・・」
「ふーん・・・ま、私はアンタに男を掠め取られるような間抜けな女じゃ無いから安心しなさい」
「あっ、酷い言われ様」
「狙った獲物は逃さないのが鷲よ・・・せめて今回ぐらいは狙われる立場になりたいけどね・・・」
三人がそれぞれの事をこなしている頃
件のクレスト研究所では特攻兵器の解体調査が着々と進んでいた・・・
件のクレスト研究所では特攻兵器の解体調査が着々と進んでいた・・・