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景気と消費と訳アリ、購入するには理由がいる 日本人の横並び意識
日本銀行は9月18日、資金循環統計(速報値)を発表した。それによると
2007年6月末現在における個人(家計部門)の金融資産残高は1555兆3989億円
となり、昨年同期の1511兆6796億円より2.89%増えたことが明らかになった。
またこの額はこれまでの最高額を示している。
●現金、預金……778兆4076億円(+0.6%)
●株式以外の証券……120兆4062億円(+24.8%)
(国債、財融債……33兆5539億円
投資信託……77兆6140億円など)
●株式、出資金……189兆9865億円(+6.3%)
(株式……109兆7343億円)
●保険、年金準備金……403兆1713億円(+2.4%)
(保険準備金……227兆4209億円
年金準備金……175兆7504億円)
●対外証券投資……8兆9104億円(+5.6%)
個人金融資産1,500兆円の世代別分布状況
「日経ヴェリタス」(2008年6月15日発行)
世代 資産 人口 一人当たり資産
29歳以下 10兆円 3918万人 25.5万円
30~39歳 86兆円 1892万人 454.6万円
40~49歳 172兆円 1568万人 1096.9万円
- ここから上の世代だけで1500兆のうち1200兆を所持--
50~59歳 330兆円 1924万人 1715.2万円
60~69歳 494兆円 1577万人 3132.5万円
70歳以上 452兆円 1897万人 2382.7万円
はじめに
第1章 貪欲にお金を使おう
収入の範囲内で生活する発想をやめる
お金を使うことだけが贅沢ではない
お金を使う人がなぜ幸せを手に入れられるのか?
同じお金を使って「死に金」にする人、「生き金」にする人
借金のプレッシャーに勝つ
あなたの行動は誰かに支配されている
今日からお金を使おう
お金で人生の余裕を買う
投資はGIVE&GIVE&GIVEN&SHARE
第2章 自分投資にお金を使おう
収入の半分は自己投資に充てる
20代は貯金をしてはいけない
一流の経験にお金を使おう
財布に10万円入れておく
自分のブランドづくりにお金をかける
気になった本は迷わず購入
勉強への投資を無駄にしないために
新しいツールへの投資はメリットが大きい
考えないとカモられる
人生のレンタル係数を増やす
税金の勉強をする
投資をするなら、心の余裕を与えてくれるものにする
第3章 他人のためにお金を使おう
他人からも投資されて生きていることを知る
相手を儲けさせれば自分も儲かる
気持ちよくオゴり、気持ちよくオゴられる
常連客ではなく、上得意客になる
第4章 自分基準の価値にお金を使おう
買ったものは徹底的に使い倒す
世間相場や常識に振り回されない
本気なら一流品を買う
値引き交渉は高度なワザ
サンクコスト整理術でモノへの執着を捨てる
計画性と自制心をもつ
加入している生命保険があなたのファイナンシャル・リテラシーのレベル
金融商品の不都合な真実
第5章 子供より、まずは自分自身にお金を使おう
お父さんの小遣いはもっと増やすべし
子供が20歳になったときに仕事でブレイクする準備をしておく
教育費のポートフォリオは適正か?
無駄遣いをしてはじめてわかるお金の使い方
第6章 お金が集まる人の習慣を自分のものにしよう
お金という道具を自在に操る
収入格差はモラル格差
好奇心に蓋をしない
感動と好奇心にお金を使う
大人のおもちゃを買う
お金持ちはなぜベンツをローンで買うのか?
見た目に投資する
住む場所に投資する
お金のKY
お金は感謝の印
お金の多さで価値観がゆらがない
あとがき
最終更新:2009年12月31日 12:12