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最終更新:2021年10月31日 14:13

wilaseli

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ウィラ語 (Wilaseli)


ウィラ語について

 ウィラ語(Wilaseli)はa prioriな人工言語です。280個余りの比較的少数の語根をもとに、日常生活における物事を表すことができるように制作されました。文法的には膠着語的な性質が強い言語です。

例文: Wilaseli vila shadeseli.
「ウィラ語は人工言語です。」

文字と発音

 ウィラ語は本来、独自の表意文字であるウィラ文字で書き表しますが、入力が難しい関係で発音をローマ字に置き換えた正書法が主に用いられています。
 使用する文字は以下の33文字です。 ( )でくくった文字は外来語の音写に用いられます。
   a, ä, b, ch, d, e, f, (g), gh, h, i, j, (k), kh, l, ll, m, n, o, ö, p, r, rr, s, (t), ts, u, v, w, y, z, zh, ’

子音

IPAで記載すると以下のようになります。( )であらわしたのは、音素としては区別されないもの、外来語のみで出現するものです。
唇音 歯茎音 硬口蓋音 軟口蓋音 口蓋垂音 咽頭音 声門音
破裂音 p, b (t), d (k), (g) ʔ
鼻音 m n (ŋ) (ɴ)
ふるえ音
はじき音 ɾ
摩擦音 f, v s, z x, ɣ (ħ) h
接近音 ɹ j
側面摩擦音 ɮ
側面接近音 l

歯茎硬口蓋摩擦音 ɕ
歯茎硬口蓋破擦音 t͡ɕ, d͡ʑ
無声歯茎破擦音 t͡s
両唇軟口蓋接近音 w

  • つづり字との対応
つづり字 IPA
b /b/
ch /t͡ɕ/
d /d/
f /f/
gh, g /ɣ, (g)/
h /h/
j /j/
kh, k /x, (k)/
l /l/
ll /ɮ/ ※
m /m/
n /n, (ŋ, ɴ)/
p /p/
r /ɾ/
rr /ɹ/
s /s/
sh /ɕ/
t /t/
ts /t͡s/
v /v/
w /w/
z /z/
zh /d͡ʑ/
※/l/を二つ重ねた/ll/の発音を表すときは/ɮ/と区別するために" l'l "とつづります。

例. il'laa [前]~から
例. sejazhol'li [名]外国人

子音を二つ重ねるときは基本的に2回その文字を重ねて書きますが、もともと2文字であらわされるsh, chなどの子音は最初の一文字目を重ね、sshやcchのように書きます。

例. Laccha. [間]できた。

母音

IPAで記載すると以下のようになります。
前舌 中舌 後舌
狭 i u
半狭 ø
e̞ ə o̞
半広 ɛ
広 a

  • つづり字との対応
つづり字 IPA
a /a/
ä /ɛ/
e /e̞/
i /i/
o /o̞/
ö /ø/
u /u/
y /ə/

短母音・長母音の区別はあります。
  • 二重母音
ae, ai, ay, ao, aö, äi, ei, eo, eö, eu, ey, ia, ie, iu, iy, oa, oe, oi, ou, ua, ue, ui, uy, ya, yiなどがあります。äaなどのつづりは同化されてääのように長母音で発音されます。
特に気を付ける必要がある発音:
ea, aja, äja→ /ɛː/
aaja→/aːja/
ääja→/ɛːja/, /ɛːj/

アクセント

アクセントは強弱アクセントです。それに加え、文法的な役割によって高低アクセントが加わります。これらは綴りに反映されません。ウィラ語はその性質上、アクセントの位置が違っても意味は通じます。

例 julufu 行為/ju.'lu.fu/
例 ja naam /jà.nâam/私にとって

文法

解説の記載方法

 このサイトでウィラ語単語の成り立ちを記載する方法を紹介します。
 ウィラ語はいくつかの語根をつなげて単語を構成し、その単語に助詞や活用語尾が付着していくため、それぞれのまとまりの意味を足し算の数式のような方式で記載していきます。

"ウィラ語単語"「日本語での意味」
(="構成要素1のウィラ語"「構成要素1の日本語での意味」+"構成要素のウィラ語2"「構成要素2の日本語での意味」+...)
という形式で表記します。その構成要素をさらに分解して説明するときは入れ子構造にします。簡単のため" "と「」は省略します。

例. vilin すぐに (=vili短い時間+n副詞語尾)

例. khai cheveeral'laakhechipshiy 分かりにくいものになってしまった(=khai cheveera理解しにくいもの(=khai~しづらい cheveera理解するもの(=chevee理解する(=che思考+ve分解+e動詞語尾)+ra~なもの)+l'laakhechipshiy~になってしまった(=l'laakhe変化する(=l'laa変わる(=l'la変化+a動詞語尾)+khe強意)+chi過去の助動詞+pshi残念の意の助動詞+y丁寧の助動詞)))

副詞

動詞や形容詞などの用言を修飾します。形態的には名詞+nのつづりがあれば基本的に副詞です。文のどこにでも置くことができます。

例. vilin [副]すぐに
(=vili短い時間+n副詞語尾)

例. zyrazen [副]結構
(=zyra比較的(=zy関係+raあること)+ze多+n副詞語尾)

前置詞

名詞の前に置いて意味を追加します。前置詞により修飾される名詞・句は属格形になり、語尾にmが追加されます。例外的にrri(~を用いて)のみ修飾される名詞が対格になり、対格語尾のhが追加されます。前置詞は基本的にすべて低アクセントで発音されます。


  • 前置詞の具体例
前置詞 意味 語尾 例
chi ~の中で m chi vanirim 家(vaniri)の中で
khi ~へ、~に m khi vanirim 家に
il'laa ~から m il'laa vanirim 家から
nana ~まで m nana vanirim 家まで
na ~の周りで m na vanirim 家の周りで
me ~(時間)に m me hisam 今日(hisa)、
ja ~として m ja chasham 友達(chasha)として(文語的)
zaa ~のために m zaa chasham 友達のために
mi ~のおかげで m mi chasham 友達のおかげで
ghine ~のせいで m ghine chasham 友達のせいで
zho ~の範囲で m zho vanijam 庭の中で
fa ~の上に m fa vanirim 家の上に
pi ~の下に m pi vanirim 家の下に
rri ~を用いて h rri vanirih 家を用いて

  • 前置詞の組み合わせ
 複数の前置詞が組み合わさって長い前置詞を構成することがあります。
jaim(=ja役割+im(英語のof)) ~として m jaim chasham 友達として
il'lejam(=il'laa~から+ja役割+im(英語のof)) ~(人)から(~される) m il'lejam chasham 友達から(~される)
il'loim(=il'laa~から+o場所+im(英語のof)) ~から m il'loim vanirim 家から
zieil'laa(=ziより+e多い+il'laa~から) ~と比べて(多い) m zieil'laa chasham 友達と比べて(多い)
fa'oim(=fa上+'o場所+im英語のof) ~の上の場所に m fa'oim vanirim 家の上に
pi'oim(=pi下+'o場所+im英語のof) ~の下の場所に m pi'oim vanirim 家の下に
  • 前置詞の後置
なお、前置詞は単語の後ろに助詞のように置くこともできます。その場合、単独の前置詞であればil'laaを除いてそのままの形で名詞の後に置くことができます。il'laaのみl'liと形が変わり、名詞は単独になります。また、名詞はそのまま属格形となります。いくつかの語根が組み合わさっている前置詞の場合は不規則に変化します。

例. khi vanirim = vanirimkhi 「家に」(vaniri=家)

例. il'laa vanirim = vaniril'li 「家から」

例. il'loim vanirim = vanirimi'ol'li 「家の場所から」

形容詞

名詞を修飾します。語尾によって3種類に分けられます。
一般形容詞(-sh)
通常の形容詞です。語幹+shの形をとります。

例. khasash 赤い(=khasa赤+sh形容詞語尾)

例. Khasash rafisghlas. 信号は(=rafisghlas)赤だ。

感動形容詞(-rydV,-rypV)
  • 良い感情を持つ場合
形容詞により修飾される名詞がその形容詞の状態であることにより話し手が良い感情を持っている時に使われる語尾です。口語で用いられます。

例. Khasaryda rijös. 葉っぱが(=rijös)赤い。(赤くてきれいだ)
  • 悪い感情を持つ場合
逆に、形容詞により修飾される名詞がその形容詞の状態であることで話し手が悪い感情を持っている時に使われる語尾です。口語で用いられます。

例. Khasarypa nami wänos. 私の顔が(=nami wänos)赤い。(赤くて恥ずかしい)

  • 活用
形容詞は3つの活用形を持ちます。終止形・連体形・連用形です。
 「~が~だ。」のように形容詞で叙述する場合、形容詞は上記の例文のように文頭に来ます。英語のSVC構文はCSの語順となります(Vは不要)。

例(再掲). Khasash rafisghlas. 信号は赤だ。(信号は=rafisghlas)

 名詞を修飾する場合、形容詞は連体形となり、名詞の前に来ます。

例. khasashi wäno 赤い顔
例. khasashi rijö 赤い葉っぱ

 連用形は形容詞の後に丁寧の助動詞などがくる場合にとる形です。

例. Khasasshyy rafisghlas. 信号は赤です。
(Khasasshy赤い[形容詞連用形]+y丁寧の助動詞)


形容詞の活用をまとめると以下のようになります。
一般形容詞 感動形容詞(良) 感動形容詞(悪)
終止形 -sh -rydV※ -rypV※
連体形 -shi -rydi -rypi
連用形 -sshy -rydy -rypy
※Vは直前の語幹の最後の母音


動詞

  • 活用
 ウィラ語の動詞は人称活用をしません。動詞の前後近いところに主語を置きます。主語が省略されている時の主語は基本的に1人称単数「私は」で、命令形の時は2人称単数「あなたは」です。
 まれに、3人称を表すときに、動詞の直前にjeをつけることもあります。

 ウィラ語の動詞は日本語の動詞のように接続に応じて活用し、終止形・連体形があります。
 終止形は動詞の原形そのままです。助動詞は基本的にこの形の動詞に付着していきます。
 連体形は動詞が名詞・代名詞を修飾する際の活用形です。基本的には-iで終わる形をとりますが、母音によって少し不規則な活用をします。
動詞語幹の最後の母音 a ä e i o ö u y
動詞原型 -aa -ää -ee -ia -oo -öö -ii -yy
終止形 -aa -ää -ee -ia -oo -öö -ii -yy
連体形 -ai -äi -ei -ie -oi -öi -ui -yi

  • 形態
語幹の語尾を長母音にすることで動詞化します。語幹の語尾の母音がi, uであるときは例外的な変化をします。
語幹の語尾の母音 動詞語尾 例
-a -aa zhelaa 作る
-ä -ää zhelää 借りる
-e -ee esee 言う
-i -ia tsalia 恋する
-o -oo oroo 生きる
-u -ii zhefii 運ぶ
-y -yy mäshyy 試みる
  • 時制・アスペクト
現在形・過去形・完了形・未来形・現在進行形・継続形・進行継続形・があります。これらはすべて助動詞を動詞の原形に付加することにより表されます。
助動詞 例( julii=する )
現在形 ∅ julii「する」
過去形 chi juliichi「した」
完了形 lachi lachi julii「してしまった」
未来形 ly juliily「するだろう」
現在進行形 ry juliiry「している」
継続形 u juliiu「している状態にある」
進行継続形 lary juliilary「するようになってきている」
  • 法
形容詞と同様、話し手の感情や意志(良い/悪い/意志)を表す助動詞があります。助動詞の項でも言及します。

良い感情 悪い感情
終止形 -gra -pshi
連体形 -grai -pshie
(連用形) -gry -pshi

例. Borroorygra! 私は飛んでいる!(=Borroo飛ぶ+ry現在進行形の助動詞+gra感情の助動詞) (飛んでいてうれしい)

例. Borroorypshi! 私は飛んでいる!(=Borroo飛ぶ+ry現在進行形の助動詞+pshi感情の助動詞) (飛んでいて不快)

仮定法
未来のことであっても過去形をとります。
Ba la zhemiachi tsönoidehem, もしもピアノが弾けたなら
(=Baもし laできる zhemiachi弾けた(=zhemia弾く+chi過去助動詞) tsönoidehemピアノを)

  • コピュラ
 英語のbe動詞に当たるものに、vilaがあります。例外的に長母音・二重母音で終わらない動詞です。これも人称活用しません。vilaは連体形も持ちません。
 語順は「主語+vila+述語±la」となります。動詞がvilaで「主語+vila+述語±la」の語順の場合、主語に主格の助詞はつけません。変則的に主語がvilaより後ろに来た場合は主格の助詞や冠詞を付けます。
 丁寧の助動詞をつける場合は後ろのlaをlayにします。

現在形 vila
過去形 vil'lachi


助動詞

助動詞は、動詞の前につくものと後ろにつくものがあります。
  • 動詞の前につく助動詞
これらは活用しません。また、これらが動詞につくことで動詞の形が変わることもありません。
助動詞 意味
lachi 完了「~してしまった」
machi 経験「~したことがある」
zhesha 義務「~しなければならない」
zu 推奨「~したほうがいい」
che 勧誘「~しましょう」
mai 否定「~しない」
jen 欲求「~したい」
zän 他への願望「~してほしい」
mä 切迫「今にも~しそうだ」
lli 自発「~される」
la 可能「~できる」
lla 受け身「~される」
lal 尊敬「~なさる」
nai 開始「~し始める」
llai 終了「~し終わる」
sai 容易「~しやすい」
khai 困難「~しづらい」


  • 動詞の後につく助動詞
助動詞 意味 終止形 連体形 名詞形
khe 強意「~する」 khe khei khä
se 使役「~させる」 se sei sä
ly 未来「~するだろう」 ly li la
ry 現在進行「~している」 ry ri ra
lary 継続進行「してきている」 lary lari lara
chi 過去「~した」 chi chie cha
lysh 意志「~しよう」 lysh (lyshyi) -
le 命令「~しろ」 le - -
gra 良い感情「~してうれしい」 gra grai gra
pshi 悪い感情「~して嫌だ」 pshi pshie psha
lyf 推量「~するだろう」 lyf lyfyi -
mef 推量「(見て)~するだろう」 mef mefei -
nof 推量「(聞いて)~するだろう」 nof nofoi -
chif 過去推量「~しただろう」 chif chifui -
y 丁寧「~します」 y yi -

上記を複数組み合わせるときはおおむねこの表の上から順に組み合わせます。
例. lla dyl'laakhesechipshimefei zhiwisi
「どうやら変更させられてしまったらしいこと」
lla 受け身
dyl'laa変わる
khe 強意
se 使役
chi 過去
pshi 悪い感情
mefei (見た)推量
zhiwisi こと

 丁寧の助動詞は丁寧の意味がなくても発音を整えるために挿入され、やや不規則な変化をするように見えることがあります。

名詞

 名詞に性はありません。また、属格形や対格形などは助詞が後についたり、冠詞が付いたりすることで現わされ、名詞自体は変化しません。
  • 一般名詞
 語幹が組み合わさって名詞を作ります。基本的に語幹は子音+母音の一音節です。

例. mera自動車 (=me四+ra乗り物)

複数形にする場合、語尾に'eを付けます。

例. mera'e 自動車たち(=mera自動車+'e複数形語尾)


  • 人称代名詞
人称代名詞は以下のようになります。
1人称 2人称 3人称(男性) 3人称(女性)
単数 naa「わたし」 laa「あなた」 erytso「彼」 eryje「彼女」
複数 na'e「私たち」 la'e「あなたたち」 ery'e「彼ら」 eryje'e「彼女ら」
  • 指示代名詞
指示代名詞は以下のようになります。
近称 中称 遠称
単数 re「これ」 öö「それ」 ery「あれ」
複数 re'e「これら」 öö'e「それら」 ery'e「あれら」
  • 関係代名詞
英語のthatやwhoなどにあたる関係代名詞があります。
「それ」を表す"öö"に様々な格助詞や前置詞がついた形をしています。アクセントは低アクセントで発音されます。単数・複数の区別はありません。
関係代名詞
主格 söö
対格 höö
奪格 il'lööm
時格 me'ööm
与格 khi'ööm
具格 zaim'ööm

例. mishaa söö ezaau 寝ている人
(=mishaa人+söö主格関係代名詞+ezaau寝ている)

例. licha me'ööm oroochi erytsos 彼が生きた時代
(=licha時代+me'ööm時格関係代名詞+oroochi生きた+erytsos彼が)

  • 疑問詞
基本的には問いたい情報+pshiという形をしています。アクセントはpshiの直前の母音に強アクセントが来ます。
問いたい情報 疑問詞
時間 lipshi「いつ」
場所 opshi「どこ」
人 lapshi「だれ」
もの hal「何」
程度 rropshi「どのくらい、いくつ」
方法 lizapshi「どうやって」
行動 lupshi「何をして」
発言 depshi「何と言って」

pshiに来る前の名詞はバリエーションがあり、様々な名詞を持ってくることができます。
問いたい情報 疑問詞
日付(sali) salipshi「何日に」
名前(zhäza) zhäzapshi「何という名前で」
数量(sorro) sorropshi「いくつ」
年代(llunacha) llunachapshi「(西暦)何年に」
家(vaniri) vaniripshi「家はどこですか」
解決方法(luveli) luvelipshi「どうしたらいいですか」

疑問詞は副詞ではなく名詞であるため、時間や場所を問うときはそれらを表す前置詞とともに使う必要があります。英語のようにwhenやwhereだけで問うことができません。疑問詞の入った前置詞句は基本的に文頭に来ます。

例. Hal'loo res? これは何ですか?
(=Hal何+loo疑問の助詞「~ですか」 resこれは)

例. Me lipshim ezalaachi laas? あなたはいつ起きましたか?
(=Me時間の前置詞 lipshiいつ+m属格の語尾 ezalaachi起きた laasあなたは)

例. Fulishei fulishei laa munecheja, vaniripshi im laam?
迷子の迷子の子猫ちゃん、あなたのおうちはどこですか?
(=fulishei迷った laa呼格の前置詞 munecheja子猫ちゃん vaniripshi家はどこですか im英語のof laamあなたの(=laaあなた+m属格語尾))

  • 形容詞を名詞化する
 「赤いもの」や「おいしいもの」のように、形容詞が表すものを指す名詞を作る方法があります。実在のものか概念上のものかで異なります。基本的には形容詞から形容詞語尾を取り除いた形容詞語幹にlまたはr+直前の母音を付けます。
実在するもの 形容詞語幹+r+V※
概念上のもの 形容詞語幹+l+V※

下線は形容詞語幹です。
例. chigrashおいしい→chigraraおいしいもの(発音はchigr'ra)

例. zhukhush難しい→zhukhulu難しいこと

感情形容詞の場合はすべて以下のようになります。
良い感情 形容詞語幹+ryda
悪い感情 形容詞語幹+rypa

例. chigrarydaおいしくてうれしい→chigrarydaおいしくてうれしいもの

例. zhukhurypu難しくて困る→zhukhurypa難しくて困るもの

  • 動詞を名詞化する
 動詞を名詞化する、つまり動名詞にするためには動詞の原形にjaをつけます。ただし、動詞の後に助動詞が付着していた場合、一番最後についている助動詞が名詞形になることで動名詞となります(助動詞の項参照)。

例. juliiする→juliijaすること

例. yrryyse食べさせる(=yrryy食べる+se使役助動詞終止形)
→yrryysä食べさせること、給餌(=yrryy食べる+sä使役助動詞名詞形)

否定

  • 動詞を否定するとき
動詞を否定するときは、否定したい動詞の直前にmaiを置きます。

例. Yrryy naas salarryh. 私は朝食を食べる。
→Mai yrryy naas salarryh. 私は朝食を食べない。

Maiを置く位置は助動詞がいくつかついている場合、文脈によって異なります。Maiは基本的にそれ以上後ろに来た成分を否定します。

例.
Mai la esee deim ööm.
そんなこと言えない。
(mai否定 la可能 esee言う deim~と öömそう(=ööそれ+m属格語尾))

La mai esee deim ööm.
そう言わないでおくことができる。
(la可能 mai否定 esee言う deim~と öömそう(=ööそれ+m属格語尾))

  • 形容詞を否定するとき
否定したい形容詞の前にbrriまたはmaiを置きます。

例.
私の犬は大きい。
Sholosh nami lestses.
(sholosh大きい nami私の lestses犬が)

私の犬は大きくない。
Mai sholosh nami lestses.
=Brri sholosh nami lestses.

  • 動名詞を否定するとき
動名詞の直前に助動詞maiを置きます。
例.
Irrolo sai mai vefeeja chi remis.
ここで動かないことが重要だ。
(Irrolo重要だ sai[冠詞] mai~しない vefeeja[動名詞]動くこと chi[前]~で remisここで(=reここ+mi属格語尾+s主格助詞))

  • 形容詞の名詞形を否定するとき
形容詞の名詞形の前にbrriを置きます。

例.
Brri asalala sömi khapos.
その山は高いものではない。
(Brri否定 asalala高いものだ(=asala[形容詞の名詞形]高いもの+la[助動]断定) sömiその(sai öömi←sai[冠詞]主格+öö[代名]それ+mi[助詞]連体修飾))

助詞

格助詞
 助詞は名詞の後につきます。
 以下のような種類があります。後に動名詞が続く場合には、連体形をとるものがあります。
 主格・対格・属格の助詞は前置詞や冠詞のかかる名詞・句の終わりを示す重要なマーカーとなります。
終止形 連体形
主格「~が」 s si
対格「~を」 h±V※ hi
属格「~の、に」 m -
連体修飾「~の」 mi -
※直前の名詞の最後の母音(V)がくることがあります。なにもつかないこともあります。

 -複数の助詞が重なった場合
 ウィラ語は前置詞、格助詞が一つの単語だけではなく、複数の単語で構成された句にもかかるので、入れ子状になった句の終わりには複数の句が終わるマーカーとなる格助詞がつくことがあります。その場合、表記・発音しやすいようにそれらをまとめる一定の規則があります。
元の格助詞の組み合わせ 短縮形
m+h mhy /mjə/
s+h syh
m+m mim
m+s mis
h+h hh /x/
m+m+h mimhy /mimjə/
m+m+m mimm /mim/

例. chi vaniri im laamim あなたの家で
=chi[前]~で
vaniri家
im[前]英語のof
laamimあなた
(=laaあなた+
m属格格助詞。imと呼応+
m属格格助詞。chiと呼応)

副助詞
以下のものは副助詞に分類されます。dulo, duneは前置詞としても使われます。
意味 副助詞
~も je
~ではない(部分否定) vi
~こそ ytsö
~なんか me
~さえ dulo
~すら dune

間投助詞
語感を和らげるための間投助詞がいくつかあります。名詞だけでなく動詞句の最後や形容詞の最後につくことがあります。
~よ di
~だよ ladi
~だぞ tsö
~ね ne

用言・前置詞の感動詞的用法
 語気を強めるために、文章の最後にその分の動詞の動きと類似した意味のある前置詞や助動詞などが単独で置かれることがあります。
感動詞 意味
che(勧誘の助動詞) ~ですよね(同意を求める)
il'laa([前]~から) これから~します
khi([前]~へ) ~に向かって~します
zaa([前]~のために) ~のために~します

例. Zerroshyyne, che? すごいですよね。
(=zerrosshyyすごいです+neね che「~ですよね」)

例. Zafiilysh na'e khannas khi khavum il'laa!
これよりわが軍は北に進軍する!
(=zafiilysh進む na'e khannasわが軍は khi khavum北へ il'laa これから)

  • 固有名詞
 固有名詞はその元の単語が話されている言語の発音に準じて音写します。
 国名はその国での国名を優先するので例えば日本はNihon-jazho、中国はRrzhong-jazho、アメリカはdenaachie jazhofa'e(連合した州たち)となります。

冠詞

 ウィラ語における冠詞は必ずしも必要ではありません。主に、長い句が出てきたときにその句が文の中で主語なのか目的語なのかを示す目的で使われます。また、英語など冠詞を含む外来語を訳すときに充てられることがあります。ウィラ語の冠詞は活用しません。また、すべての冠詞は低アクセントで発音されます。
 主格と対格の冠詞は短縮形があり、次の名詞に分かち書きせずに付着します。
 また、主格・対格の冠詞がついた単語・句の最後は必ず呼応する主格・対格の助詞がつきます。これが開き括弧と閉じ括弧の役割を果たします。

基本形 短縮形
主格 sai s'
対格 hai h'
定冠詞 ery※ -
※外来語の翻訳、助数詞のみで使用される。

例. Sai erytsos nosash. 彼は背が高い。
(=sai主格の冠詞 erytsos(=erytso彼+s主格の助詞(冠詞と呼応)) nosash(背が高い))

例. Naa vila ery 1scha. 私が一番だ。
(=Naa私 vilaコピュラ動詞 ery定冠詞 1scha一番)

語彙

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雑記

 筆者は言語学の素人です。解説に誤りがありましたらツイッターアカウントもしくはle34hi9zj55r5★gmail.com(★→@)までご連絡ください。

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