基本情報 |
運用会社 |
JR貨物 他
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製造期間 |
1962年~1978年 |
製造数 |
649両 |
性能諸元 |
全長 |
18.0m |
全幅 |
2.95m |
車高 |
3.95m |
両端台車 |
DT113B |
中間台車 |
TR106 |
軸配置 |
B-2-B |
重量 |
84t |
最高速度 |
95km/h |
総出力 |
2200ps |
エンジン |
DML61Z |
変速機 |
液体変速機DW2A |
DD51は1962年3月の試作1号機完成から現在まで活躍する、純国産の
ディーゼル機関車。
D51やC61などの、本線用
蒸気機関車の置き換え、いわゆる無煙化の名の下に計画された。
DD51が作られるまで主流だった本線用の大出力ディーゼル機関車は、ドイツなどの技術提携で作られたもので、故障時の対応や言葉の壁に整備者は悩まされていた。関係者にとってまさに悲願だった。
それまで製造されていた入換機関車DD13のように、中央運転台にして制御機器をまとめてコストダウン、ボンネットを取ると、エンジン等の機器が露出するので整備が容易、部品の共通化、などの点から、凸型が採用された。
後の入換機関車、DE10等にも、DD51で開発されたエンジンや変速機は使われていて、後のディーゼル機関車の基本ともなった。
全国に配備されたこの機関車は、地区によって姿がところどころ違い、様々なタイプが存在した。
客車の牽引担当をしたものは、SG(スチームジェネレーター)を運転室内に搭載し、客車への暖房を供給した。
これらは防音壁で覆われていて、要所には窓を配置、簡単に点検できるようになっている。
寒冷地で活躍するものには、スノープロウや旋回窓、ホイッスルのカバーや、乗務員室の窓も雪対策されたものになっていた。
下の写真にあるように、中央の運転台から左右に伸びる長いボンネットは3つに区分けされてある。
真ん中のボンネットの下にはエンジン、煙突の下には、排気音を消すセクションや、エアクリーナーと変速機、ヘッドライトのある先頭のボンネットには空気圧縮機や冷却水タンクなどが詰まっている。
最盛期には649両にもなり無煙化を果たしたDD51は、ダイヤのさらなる高速化や、電化に圧され現在は愛知に多く残るのみとなった。
模型について
メーカ名 |
製品名 |
軌間 |
縮尺 |
購入場所・サイト |
状態 |
金額 |
アオシマ文化教材社 |
1/45トレインミュージアムOJ No.1 ディーゼル機関車DD51/北斗星 |
24mm |
1/45 |
青島文化教材社通販等 |
新品 |
約12000円 |
最終更新:2017年03月16日 20:41