&ltgrecov&gt

<grecov>は、XOSの判定ごとのゲージ変動を示すオブジェクトタグです。

文法

<grecov index='1' type='abs'>
 0.1
</grecov>

属性

(必須)index='自然数'(-1,0も可)
判定のインデックスです。<gauge>と同じtypeを持った<judges>内の<judge>に対応させる必要があります。対応する<judges>が無い場合は<judges type='1'>が参照されます。-1を指定した場合<jthrough>の発生時のゲージ変動を示します。
<gauge>内に同じindexを持った複数の<grecov>が存在した場合、対応する判定の発生時に全ての<grecov>の要素の合計値ぶんゲージが変動します。

(省略可)type='文字列'
ゲージ増減量の表記法を指定します。有効な文字列はtotalabsの2つです。省略した場合はabsです。
totalでは、全てノートオブジェクトを対応する判定で処理した場合に増減するゲージ量を指定します。
absでは、1つのノートオブジェクトを対応する判定で処理した場合に増減するゲージ量を指定します。
例えば、総ノート数が1000の場合、以下の2つは同じ意味の表記になります。
<grecov type='total'>100</grecov>
<grecov type='abs'>0.1</grecov>

要素

type属性の値に従ってゲージの増減量を指定します。
マイナスを設定した場合、対応する判定でノートオブジェクトを処理するとゲージが減少します。BAD判定などに利用します。
設定値はゲージ最大値に対する割合ではなく絶対量です。max='100'の<gauge>に対して10%回復させたい場合は0.1ではなく10と記述します。

親要素


<judge>に対応する<grecov>が存在しない場合、その判定の発生時にゲージは変動しません。

BMSにおける#TOTALに相当する記述はXOSには無く、ゲージ増減量を指定する場合は常に全ての判定に対して指定せねばなりませんが、<general>のgaugetype属性で"lr2"のテンプレートを指定する場合、以下のように記述すると#TOTALを再現することができるようになっています。
<head>
  <define name="total">450</define>
  <general gaugetype="lr2">
    (要素)
  </general>
</head>
最終更新:2015年01月18日 15:56