&ltimage&gt

<image>は、XOSのイメージ定義情報を示すオブジェクトタグです。
「イメージ」は画像(静止画)と映像(動画)の双方を指します。
<image>は主に<bga><mbga>で参照されます。

文法

<image index='1' xtname='bmp;png' group='base'>
 bga_001
</image>

属性

(必須)index='自然数'
この定義のインデックスです。<src><animation>と共有されます
1つの<definitions>内に同一のindexを持つ複数のイメージ定義が存在した場合、最後に記述されたもののみが適用され、それ以前の記述は無視されます。

index属性値は基本的に自然数でなければなりませんが、特定の文字列をインデックスとすることでタイトル画像などを定義することができます。実装は以下の特殊インデックスをサポートできたほうがよいでしょう。
<image index='banner' xtname='bmp;png'>
<image index='stagefile' xtname='bmp;png'>
上からバナー画像、ステージ選択画像。BMSにおけるそれぞれの定義と同様の用途です。
<image index='title' xtname='bmp;png'>
タイトル画像。LR2用の一部のスキンで対応していた、特殊フォントによるタイトルを表現するための画像です。

(省略可)xtname='文字列'
イメージファイルの拡張子を指定します。セミコロン;で区切って複数記述すると、複数の拡張子に対応できます。省略した場合はbmp;pngです。
bmpなどの静止画向け拡張子以外にも、aviを始めとする動画向け拡張子にも対応します。
同じ基本名の異なる拡張子のファイルが複数該当する場合、前に書かれた拡張子が優先されます。

(省略可)group='文字列'
複数の定義に共通な任意の文字列を設定することで、定義をグループ化します。
ゲームプレイには影響しませんが、エディタなどでオブジェクトを整列する場合に便利かもしれません。

要素

参照するファイル名を要素として入力しますが、拡張子部分は属性で指定するため必要ありません。
<image>は原則としてイメージファイルを定義しますが、実装が対応していれば、例えばエフェクト機能(ぼかしなど)を定義することもできます。その際xtname属性は無視されるでしょう。

親要素

最終更新:2015年01月24日 01:21