[名前]パリエル・カーライゼル
[出典]ミスマルカ興国物語
[性別]女性
[年齢]19歳
[立場]元ミスマルカ王室近衛騎士・パリエル傭兵団団長・エルクレセル王家の末裔
[一人称]私
[二人称](マヒロ)王子、ジェスくん、あなた、おまえ
『ミスマルカ興国物語』のヒロイン。マヒロの護衛を務める近衛騎士の少女。半分だけ魔人の血が入っている。マヒロにいつも振り回されている苦労人。
幼い頃、魔物の群れから彼女を守ろうとしたマヒロの魔力が暴走した際に背中に傷を負っている。その傷の下には聖剣の紋章が刻み込まれており、それが意味することは「聖剣の国」と謳われたエルクレセルという亡国の王女であるということ。本名はパリスティエル(姓名不明)。残党狩りを避けるという事情もあり周囲には隠していたが、旅の仲間であるシーナに半ば強引に背中を捲くられて、折り悪く様子を見に来たジェスにも知られてしまった。
グランマーセナル帝国の属領となり果てた祖国を取り戻したいと考えているようではあるが、残党を集めて帝国と戦う覚悟はまだない。しかし一巻の最後に、マヒロからいつか大陸を平定し、エルクレセルを蘇らせることを約束される。そのために、故国が滅んだ元凶たる彼を護り抜くことをパリエルもまた約束する。
しかし、パリエルの正体は実はマヒロから“聖魔杯”の在り処を探るためにエーデルワイスによって護衛に選ばれた帝国の諜報員“風”の「特号」で、エルクレセルの民が人質になっていると脅されて強制されていた。 だがエーデルワイスらが任務を終了して自分達の正体を明かし、さらに帝国がマヒロを捕らえようとする中、泣きながら逃げてと彼に懇願していた。
その後、その場から自身を連れ出したレイナーから人質となっている民はいないと知らされ、またマヒロが帝国に下ったために実質自由の身となる。傭兵稼業を始め、ペルグルンの戦場で彼と再会する。その後別の事件で帝都を救う際に、マヒロがマヒロのままであることを確信。約束を果たすために動いてくれていると考え、再び会いに行った際に彼から“聖魔杯”を得るための秘策を記した手紙を受け取って、いよいよその実現に近づきつつある。
[身体的特徴]
参戦時期では、肩より伸ばした金髪に緑瞳の少女。童顔。基本的に描写されることは少ないが、周囲の反応から見るに美少女ではある模様。
一巻時点ではCだったが、外伝でのマヒロ曰く現在はさらに育っているとのこと。トモアキヒロインのお約束なのか着痩せするタイプ。
[性格]
真面目な性格の為か常にマヒロの悪戯の対象にされ、割と頻繁にキレて地を出す事が多く、王子に対して手を挙げて目立つ傷を残してエーデルワイスに怒られることも多い。普段は快活な少女だが、本性はチンピラの如く口が悪くなり、割と手も出る。
第二部以降では甘さも大幅に失せ、一方で金にがめつい面が生まれている。
[能力]
中原一帯でなら五指に数えられる程の剣の腕を持つ。第二部ではさらに技量を高めている。
魔人としての能力は、剣の一振りで最速にして不可視の飛ぶ斬撃を、複数本放つというもの。これまで最大八本までの使用が確認されている。“億千万の刃”と呼ばれたアウターが王家に遺した業とされているが、『お・り・が・み』などで登場する魔人ヴィゼータの「一本が○○本」という技と同じ物であり、エルクレセルの王族が古くは高位の魔人の血を引く物とされることからも、彼女との血縁を予想させる。
またラヒルの技術によって作られた“聖魔杯”の紋章符のレプリカの影響を受けて生まれたため、かつての“神殺し”の一族と同様に生態兵器として魔導力を蓄え続けるようになる性質を備えている。少なくともそれが顕著に表れたマヒロは、幼少期の時点でエルクレセルを滅亡させるだけの魔力を有していたため、パリエル達もそうなる可能性があると言える。
以下、クロス・バトルロワイアルにおけるネタバレを含む
+
|
開示する |
パリエル・カーライゼルのクロスロワにおける動向
初登場話 |
004:バカ王子と護衛 |
登場話数 |
1 |
スタンス |
対主催 |
死亡話 |
|
キャラとの関係
|
最終更新:2013年02月26日 20:43