[名前]ブラストモン

[出典]デジモンクロスウォーズ(漫画版)

[性別]男性(?)

[年齢]不明(少なくとも数百歳以上)

[立場]三元士

[一人称]俺、俺様

[二人称](バグラモン)陛下orバグラモン様、(タクティモン)タクちゃん、(リリスモン)リリちゃん、貴様、おまえ



 バグラ軍最高幹部三元士の一人。北方の山地で天災の如く恐れられていたが、ロイヤルナイツからは気まぐれな性格のために何らかの勢力に所属することはないと思われていた。
 圧倒的なパワー、強固な装甲は三元士最強のタクティモンをも遥かに凌駕し、キリハからは単体ではデジタルワールド最強の生命体の一角とすら称された。だが一言で言えばバカである。簡単な嘘を信じて騙されてしまう程に単純な思考であるが、その単純さ故に思い込みが強く、気合を入れてなおさら危険性を増す場合もある。

 原作では前半は出番がなかったが、第十二話でダメモンに唆されランチ目的で人間界に侵攻。人間界の丹念にカットされたルビーを食べて「Oh……!」となっていた。
 その後、ブルーフレアから攻撃を受けるもメタルグレイモンを圧倒。灯ノ本アカリの説教を受け考えを改めた蒼沼キリハから時間稼ぎのためにジャンケンに関する嘘を教えられ感動、彼に言われることを全て真に受け、第六台場に移動して百本ジャンケンを開始する。だがキリハの予想を超えるバカさ加減と馬鹿力でその策を瓦解させる。再び戦闘となり、オメガシャウトモンとジークグレイモンを圧倒するものの新形態のシャウトモンX6に逆転され、ダメモンに促されるままデジタルワールドへ敗走。ジャンケンに関する嘘を信じたまま、傷ついたところをダークナイトモンに強制デジクロスされてしまい物語から姿を消した……

 ……のだが、クロスロワでは敗走後、ダークナイトモンの魔の手に掛からずバグラ軍に合流して参戦しているということになっている。

 台詞回しが若本節全開だが、アニメ版の声優は若本さんではなかった……のだが、その若本モドキを始めとするフリーダムさでネタキャラとしての人気を獲得したキャラである。漫画版でもその影響を受けてか、三元士の中でもかなりギャグ寄りのキャラであった。
 また若本的な口調だけでなく、オネェ系の口ぶりになることもある。
 主食は宝石であり、最近身体の赤味が鈍いためルビー丼がマイブームである様子。

[身体的特徴]

 直径約十メートルの球体状の身体をしており、ボディはクリスタルに包まれ、四肢と尻尾は銀色の金属でできている。さらにマントと褌のような腰布を身に着けている。
 目は赤いが、最近身体の赤味が鈍いらしくそのことを気にしている。

[性格]

 繰り返しながら、凄いバカである。簡単な嘘に騙され思い込みやすく、しかも一度信じたらなかなか疑わない。タイキ達に集中攻撃されてもまだジャンケンの話を信じていた。これでも最初キリハからジャンケンで勝負だと持ちかけられた際は、自分を馬鹿にしているなと怒っていたのに……

 他の三元士との仲は良好であり、ちゃん付けで呼び(タクティモンについては、漫画版内では使用されていないが、リリスモンに対する呼び方からアニメ版で口にしていた「タクちゃん」というニックネームと共通と思われる)、またバグラモンから罰を受け、魂を抜かれ倒れた彼女を貧血ではないかと心配した(タクティモンの台詞より、この時までアストラル・スナッチャーについては見識がなかった模様)。この際食べ物を「好き嫌いするなとあれほど言ったのに」と漏らしたことから、普段から世話焼き(おせっかい)な性格であると予想される。そのままリリスモンが罰として魂を入れられたゲコモンに対しては彼女と気づかないまま「なんだぁあの子カエルはぁ~!? ちょっとカワイイかも!」とコメントした。全体的にお調子者でもあるようだ。

[能力]

 物凄いバカだがそれでも三元士なだけはあり、漫画版ではロイヤルナイツにも匹敵する戦闘力を有している。デジモン公式図鑑の設定では次のようになっている。

『鉱物の体を持つ超重量級デジモン。壊れても壊れても再生する硬質クリスタルの鎧をまとい、多彩にして高威力の技を誇ってゆっくりと移動する姿は難攻不落の動く要塞そのものである。その光り輝く体とパワー故に、自らを“もっとも美しく気高き存在”と呼んでいる。強烈なパンチと共に体中のクリスタルをマシンガンの様に打ち出す「ダイアモンドマシンガン」は一発で数百の敵を一掃し、硬い身体と重量を活かした「ダイアモンドヘッジホッグ」は身体を丸めて転がるだけだが、その下敷きになって原型を留めていられるものなど存在しない。太陽光を体中に取り入れ、超高熱・高圧縮のレーザーを吐き出す技「クリスタルブレス」は日中しか使えないのが唯一の欠点であるが、欠点を補って余りうる破壊力を見せつける』

 これらに加え、劇中では瞬時にクリスタルの発射台を作り、そこから自身を発射する「絢爛クリスタルボルケーノ」と、頭上に掲げた手刀を思い切り相手に振り下ろす「純情エメラルドチョップ」を披露している。
 また攻撃ではなく単に気合を入れてジャンケンをしただけで、グーで第六台場の半分を砕き、チョキで数キロメートル以上に渡って海を切り裂くなど、同世界内でデジタルワールド最高峰のパワーと呼ばれるに相応しいだけの馬鹿力を発揮。
 さらにタクティモンの率いた軍勢を壊滅寸前に追い込んだギガデストロイヤーの直撃に怯みもしない堅牢さを見せ、また数十メートル程度の高さまで瞬時に跳躍してみせる意外な身軽さも持ち合わせている。ただしその防御力も、リリスモンの魔法盾に比べると最大値は劣る様子である。

以下、クロス・バトルロワイアルにおけるネタバレを含む


+ 開示する

ブラストモンのクロスロワにおける動向

初登場話 000:オープニング
登場話数 2
スタンス ジョーカー
死亡話 ???: 


キャラとの関係

キャラ名 状態 呼び方 二人称 関係・認識 初遭遇話
工藤タイキ 敵対 工藤タイキ 工藤タイキ チーム・クロスハートの将 未遭遇
陽ノ本アカリ 敵対 灯ノ本アカリ 灯ノ本アカリ チーム・クロスハートの一員
剣ゼンジロウ 敵対 剣ゼンジロウ 剣ゼンジロウ チーム・クロスハートの一員
蒼沼キリハ 敵対 蒼沼キリハ 蒼沼キリハ、貴様 チーム・ブルーフレアの将
天野ネネ 敵対 不明 不明 チーム・トワイライトの将
天野コトネ 敵対 天野コトネ 天野コトネ チーム・クロスハートの一員
アルフォースブイドラモン 敵対 アルフォースブイドラモン アルフォースブイドラモン ロイヤルナイツの生き残り
タクティモン 友好 タクちゃん タクちゃん 同僚 000:オープニング
リリスモン 友好 リリちゃん リリちゃん 同僚
バグラモン 服従 陛下、バグラモン様 陛下、バグラモン様 自らの仕える皇帝陛下
マリーチ 友好 マリーちゃん マリーちゃん 主催者、バグラモンの協力者
ロン 友好 ロン ロン 主催者、ジョーカー仲間、バグラモンの協力者 未遭遇
ヴィラル 敵対 ヴィラル ヴィラル ジャンケンで不覚を取った相手 005:じゃんけん



タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2013年02月26日 23:48