[名前]うちはマダラ
[出典]NARUTO-ナルト-
[性別]男
[年齢]不明(90~100前後と思われる)
[立場]月の目計画立案者
[一人称]俺
[二人称]おまえ、貴様
木ノ葉隠れ創始者の一人で、NARUTOにおける全ての黒幕とも言うべき存在。
本編より昔の人物でうちは一族の一人で、当時の一族を纏め上げたリーダー。 世界中の隠れ里で最強の忍の一人として名を知られている伝説の忍者。
本編においては既に死亡済みの歴史上の人物扱いだが、第一部のサスケ奪還の最後の舞台、第二部初期にてサスケとの再会でその存在が示唆されていた。
かつて初代火影である千手柱間と激闘を繰り広げたが、最終的に和解し共に木ノ葉隠れの里を創設した。しかし里でのうちは一族の扱いに不満を持ち、『終末の谷』と呼ばれる場所で再び柱間と対立し敗北、死亡したと伝えられていた。
だが実は未だ存命しており、仮面で顔を隠しトビを名乗って“暁”を裏から操っていた……と思われていたのだが、トビの正体は彼から月の目計画を託され、周囲への影響力からその名を騙っていた子孫のうちはオビトであり、マダラ本人は本当に死んでいた。
ただし、マダラは終末の谷の戦いを生き延び、その際に手に入れた柱間の細胞を培養し移植しながら潜伏し、数十年後にオビトに計画を託してから死亡した、というのが真相である。
この柱間の細胞を移植したことによって千手とうちはの力が交わり、寿命による死を迎える直前、源流である六道仙人の力、輪廻眼を開眼する。この輪廻眼を長門という人物に秘密裏に移植し、オビトに長門を操らせ、最終的には長門の使う輪廻天生の術で復活する予定だった。
しかし、どこからかマダラに関する真相を知った薬師カブトにより穢土転生にて口寄せされ、望まぬ形での復活を果たす。計画に不可欠の人柱力を狩るための戦争であったためか、自発的にカブトの思惑に沿い、彼の駒として忍連合軍を単身で蹂躙する。
後にカブトが造反したうちはイタチに敗北し、穢土転生を解除され、あの世へ戻されそうになる。だが、マダラのみが知っていた穢土転生の欠点である「口寄せされた死者が解除の印を知っていた場合、死者の側から口寄せ契約を解除することができる」と対処法を用いて契約を解除、結果穢土転生された者の中でただ一人、カブトの術とは無関係にこの世に留まることとなる。
五影を退けた後、宿願である月の目計画のために残った人柱力であるナルト達を捕獲しようとしていたが、そのタイミングでクロスロワへ参加させられることとなった。
[身体的特徴]
外見は甲冑と特徴的な長髪で片目を隠した男。穢土転生の術による復活のため、体のところどころに罅が入っており、眼球の白い部分が赤黒くなっている。また写輪眼の三つ巴の模様、万華鏡写輪眼の車のギアのような模様、輪廻眼の無数の円が重なった模様のいずれかの状態の瞳を持つ。
[性格]
傲岸不遜な性格。元は弟への愛情に溢れていたらしいが、その反動からか世の中に対し非常に強い憎しみを抱くようになっている。
一方でライバルであった千手柱間への強烈なコンプレックスを持ち、嫉妬と羨望、敬意を今も覗かせている。
[能力]
カブトによる改造で、本来穢土転生で再現される死亡時の肉体ではなく、全盛期の肉体年齢に調整されて復活。その上で柱間細胞を移植され木遁を使用可能となり、さらに生前では老衰寸前にようやく手にした輪廻眼にも開眼し、生前を超える力を得ている。
さらに、穢土転生の効果により肉体がどれだけ欠損しても自動的に修復し、忍術発動に必要なチャクラも無尽と化している(最大値は生前と変わらないが、チャクラを使用しても消費はしないという状態)。このため相討ち狙いの自爆戦法も躊躇なく実行できる上、マダラを倒すには生贄の肉体から魂を引き離すか封印する必要が生じている。これらの要素が重なって、現在のNARUTO本編中で最強と目される存在となっている。
主に使用できると見られる術技は、次のようになる。
•写輪眼
写輪眼としての最終形態である永遠の万華鏡写輪眼に到達しており、須佐能乎を呼び出せることから万華鏡特有の能力を二つ持っているはずだが、それについては明らかとなっていない。
基本性能としては、うちはでも最高クラスの幻術の使い手で、最強の尾獣である九尾さえも短時間ながら意のままに操ることができる。戦闘では目が合うだけで相手を幻術に嵌め戦いを有利に進めることができる。
また写輪眼自体の特徴である洞察力にも優れ、忍の中でも最速であるナルトや四代目雷影の体術にも反応を可能とする。さらに写輪眼使いの特技として、ある程度の幻術を見破り、さらには血継限界などの特別な才能を必要としない忍術ならば視認することによって相手のそれをコピーし、自分の技として再現することも可能と考えられる。
•須佐能乎
自身を中心にチャクラでできた巨人の像を作り出し操る能力。
あらゆる忍術・体術に対する防護壁として機能する。決して無敵ではなく、作中では何度か突破されていたが、それでも強大な防御力を持つ。しかし聴覚等の術者の感覚に作用する攻撃は防ぐことはできず、また形態によっては足元からの攻撃にも無防備で、術者が須佐能乎の外へ引き摺り出されたこともある。
本来チャクラを膨大に消費する術であり、なおかつ全身の細胞に負担がかかるというリスクが存在するが、穢土転生体のマダラにはそれらデメリットは作用しない状態となっている。
マダラの須佐能乎は二面四腕の阿修羅のような姿の巨人だが、さらに永遠の万華鏡写輪眼でのみ到達可能な須佐能乎の最終形態、完成体を隠し持っている。
完成体の須佐能乎は身長百メートル以上の巨大な天狗の姿をしており、尾獣にも匹敵するというその力は刀の一振りで数kmにも渡って大地を裂き、その先の山を切り崩すほどである。
•輪廻眼
忍の祖と言われる六道仙人が有していたとされる、NARUTO世界最高の瞳術。
六道輪廻の名を冠した六種類の能力と、生死の境界をも超える外道の術の使用、さらに結界を容易く視認し、五代属性全てのチャクラを練ることができるとされている。
主にマダラが使用しているのは相手のチャクラを吸収し、物理的威力を持たない術を無効化する餓鬼道の能力のみだが、そもそも六道を使いこなしていた長門の輪廻眼は本来マダラの物であっため、それ以外の能力も間違いなく使用できるものと思われる。
須佐能乎を発動していたために輪廻眼の使用が遅れたという描写や、幻術発動は万華鏡写輪眼状態だった描写から同時には写輪眼と輪廻眼の能力の使い分けには切り替えと、それによるラグが存在するようである。
•木遁
初代の細胞を埋め込まれたことで発動可能になった。
主に使用するのはチャクラを生命の源として巨大な樹木を生成し、それらを意のままに操ることで、攻防や敵の捕獲まで行える万能術「樹界降誕」、地面から木の根や茎を成長させて周辺を巨大な樹木が無数に絡み合う地形に変え、花粉を吸ってしまうと身体が動かなくなる巨大な花を咲かせる「花樹界降臨」等。また一体一体が須佐能乎を操り、万華鏡写輪眼による幻術も使いこなせる上、本体と見分けをつけることが困難な分身を大量に生み出す「多重木遁分身の術」も使用した。
•隕石
厳密には大気圏外から落としたものではないため隕石ではないのだが、直径1km程の巨大な岩の塊を地上数kmから落下させる大技。
•火遁・豪火滅却
幅数十メートルの大規模な火炎を吐き出す、うちは一族の得意忍術である火遁の中でも最上級の術。
以下、クロス・バトルロワイアルにおけるネタバレを含む
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開示する |
うちはマダラのクロスロワにおける動向
キャラとの関係
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最終更新:2013年02月27日 16:39