ATAGUN@Wiki内検索 / 「#59」で検索した結果
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#59
#59 勝負の決め手 「では、お待ちかね。内部分裂だ」 「…させませんよ、作戦の看破《BB1》!」 あたしは表情を変えず、手札からカウンターカードを出す。 内部調査と中東でどうにか手繰り寄せたカウンターだ。ここを通すわけには行かない。 「やっぱり?まぁそうでなくては面白くない。今のが通ったらつまらなすぎて逆に私が投了してたかもね」 煉さんはおかしそうに言った。この妙な女言葉はふざけてるときに使う口調。 この余裕は?いや、これがこの人。 「えぇ、もちろん。あたしはさっきも言いましたけど、あたしは”倒す気満々”ですから♪」 「ふん。アムロの効果で本国から…このユニットだ、ゼク・アイン(1種兵装)《19》!さらに、その後ろに2種兵装を出撃させる」 「っ…」 アムロがセットされたことで「キャラクターがセットされている」って条件とサイズがあるゼク... -
ATAGUN2
...8 最終決戦開始 #59 勝負の決め手 #60 目指したものは… エピローグ -
#5
#5 十字勲章国力 結局あの後、松岡もガンダムデッキを使用した知らないおっさんに負けて大会は幕を閉じました。 「1位 菊池さん、賞品と勲章をどうぞ」 しばらくして信ちゃんが順位の発表を始めた。準決勝で負けたあたしは、3位タイかな?2位で松岡が呼ばれる。 「3位 公旗さん 本田さん」 私と”アプサラス”の人が一緒に呼ばれた。やっぱタイなんじゃん。3位決定戦でもやればいいのに…。 そう思いながらあたしは一番端のテーブルに向かった。 「あぁ、”00の彼”の友達の」 公旗は、あたしの顔を見て始めて名前と顔が一致したようでそう言った。 「その節はあのバカがどうも。準決勝で負けたんですね」 「ガンダムが止められなくてね」 テーブルの上にはGクルーザーの束と、4枚の勲章国力が並べられていた。 「勲章はお好きなのをどうぞ」 ... -
#57
#57 理由がここに あたしはスコアシートを記入して、信ちゃんが待つ受け付けのテーブルに持っていく。 ふと思い出し、煉さんが対戦しているテーブルを見る。対戦相手は詩織だ。 「なかなか面白かったぞ」 煉さんはそう言って席を立つ。勝ったんだ。 対戦は終わってたから煉さんがどんなデッキかはわからないけど、黒国力を片付けるのだけは見えた。 やっぱり黒か。 「なんだ、もう勝負が付いたのか?本田」 「えぇ。あ、次あたしとですよ」 あたしは軽くトーナメント表を指差して言う。 「ふぅん、嬉しそうだな」 「そ、そうですか?」 煉さんはしげしげとあたしの顔を見てそう言った。 正直もう始めたい位だ。他の対戦が終わってないのがもどかしい。…でも、嬉しいとは違うような気がする。 「私を倒す気満々といったところか?前から思っていたが顔に出や... -
#50
#50 予定は未定だって 「核の衝撃《21》。このカード忘れてた」 詩織は、手札から21弾の新核の衝撃を出す。 げぇ…4国以下全破壊のコマンド! 「うげっ…でもまだあたしの作戦は終わってない。カットインよ!」 「…カットイン??」 勢い良く手札を出そうとしたあたしは、詩織の疑問の声に拍子抜けする。 「えっとね…簡単に説明すると、カットインを宣言することでカットされたコマンドより先に効果を解決するの」 「へぇ~」 今のでわかったかな? いや、つーか松岡教えなよ。 「はい。じゃあ改めて、カットインで第3の勢力!」 このカードは相手全てのユニットを寝せる、攻防一体のロールコマンド! さー殴りきるわ! 「えっと…じゃあ私もカットイン!」 「へ?」 詩織は手札から赤いカードを1枚出す。 「…宇宙海賊?」 ... -
#58
#58 最終決戦開始 「2回戦を始めてください」 信ちゃんが時計を合わせながら言った。 「「お願いします」」 あたしと煉さんは、互いに頭を下げる。 じゃんけんはあたしのグーが煉さんのパーに負けた。 煉さんのパー…久しぶりに見る火傷に、あたしは反射的に目をそらす。 「私が先攻だな」 「はい」 お互いにマリガンがないことを確認すると、煉さんは黒基本Gを出してターンを終了した。 「あたしのターン、ドロー」 温泉の日の決意からここまで…バイトがない日は家でこのデッキをちゃんと使いこなせるように特訓してきたんだ。いくよ、最終決戦開始だ! 「配備フェイズ、白基本Gを配備」 あたしは、7枚になった手札から白基本Gを出す。 初めて出た大会でもらった、アカツキの柄の白十字勲章だ。 「ターン終了です」 「ドロー。配備... -
#54
#54 あたしの色なのに 「ダメージ判定ステップ、マルチロックオン!煉さんの全てのユニットに3ダメージを与えます!」 「ほう…」 これで全滅。 本国はちょっと多めに削られたけど、なんとか大丈夫。 「ターン終了です」 「ドロー、白ジェネとリーオーアーリータイプを出してターン終了だ」 ほら、もうあんなユニットしか残ってない。 ウィニーは勢いが命。それさえ削いでしまえばこんなもんよ。 もしかして煉さん、ネタデッキ使ってあたしをからかってるの?? 「配備フェイズ、白基本Gを出してフリーダム(ハイマットモード)をプレイ。宇宙に出撃します」 「6点通しだ」 あたしは本国を6点回復してターンを終了する。 まずはマルチロックオンの資源を回収っと。 「本田…今、”ウィニーは勢いを殺せば余裕だわ♪”とか思ったろ?…ところが」 煉さんは意... -
#55
#55 舞台はここに整う 前回までの「あたしのガンダムウォー」 あたしは、煉さんの「楽しめれば勝ち負けなど関係ない」という考え方を押し付けられて大迷惑。 で…先に進むためには、煉さんを打倒いなければいけないと決意したわけ。 これは、あたしが”あたしのガンダムウォー”をしていくための戦い。 ××× 自転車のスタンドを立て、あたしは空き家の前に立つ。 ”自分は今日のために”ここまで頑張れた。さあ行くよ。 自分にそう言い聞かせて、あたしはドアに手をかける。 「おはよー」 外はすごい寒かったけど、空き家の中は”なんとか”大丈夫なくらいの気温だった。 見ると、天井の隅に古い暖房機があり低い音を立てていた。 「お、京子」 一番に声を上げたのは武志。 昨日、「事情は大会の時に話す」と言ったものの、何を話せばい... -
#51
#51 兵装をぶっ放せ! 信ちゃんが最初に出したのは緑基本G。 2戦連続で色かぶりはゴメンよ。 「ドロー。配備フェイズ、白基本Gを出してターン終了です」 信ちゃんはそれを聞いてドローする。 ”デッキビルダー”って呼ばれてるけど、実際は使うほうはどうなんだろ?1回戦勝ってるからまんざらでもないみたいだけど。 お手並み拝見ね! 「配備フェイズ、青基本Gをだしてターン終了」 青緑…?またしても思い当たるカードがない。Zガンダム3号機とか? よく考えたら、あたし白以外使わないから白以外思い当たるカードないんじゃ…。 あたしは心の中で苦笑しつつ、ドローした。 っ…また白G出さなきゃいけないわけか…。 「白基本Gを出してターン終了です」 信ちゃんは、ドローして緑基本Gを出す。 そろそろ何か来るかな? 「ゲム・ガモフをプレイ... -
#53
#53 戦いは終わり…? 「まぁこんなもんかね」 ブースタードラフトの全試合を終え、あたしたちは8人分のレアカードを分配し終える。 21弾で足りてなかった白のカード、アスラン・ザラがGETできたから良しとしますか♪ 「そういやさ、詩織何色使うか決まった?」 あたしは、ドラフトでGETした白以外のカードをトントンとならしながら詩織に聞く。 「うん。赤使うことにする♪」 「赤?」 松岡が教えるんだったら黒かな?とボンヤリと頭の中でイメージしてたから、赤は予想外だ。 「何で唐突に赤なわけ?」 「うーん…相手の人に、私側のカード好き勝手破壊とか移動されるのいやなんだよね。だからかな」 あーカウンターのことかな? なんと意欲的な御発言。見えてるもんが違うわ…。 「じゃあ、はい。これあげるわ」 「いいの?」 あたしは... -
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#52 頑張れガンバレル 「スピードキングをプレイ!攻撃ステップに入ります」 「お、リロールインユニットか」 あたしはスピードキング、ギラドーガの順で攻撃に出撃させる。 これで相手が束になってかかってきても、バウンスしつつスピードキングとの相打ちが望める! 防御しないならしないで、本国を4枚削るまでよ! 「そういうことか…キャラセットされてもプラスA1は突破できないから攻撃…実にお嬢さんらしいね」 信ちゃんは小さく笑って、プロトタイプガンダム《EB》、Zプラスの順で防御に出る。 この状況なら、プロトタイプをバウンスしてプラスとスピードキングを相打ちさせてもらいますか! 「シュツルム・ファウストを廃棄、プロトタイプガンダムを手札に!」 自信満々のあたしの宣言に、信ちゃんは待ってましたといわんばかりに、手札に手を伸ばす…! 「小さな防... -
#56
#56 フリプレなんだよ 「配備フェイズ、白基本Gを配備でターン終了」 あたしは宣言した。 さあ、相手に不足はあるけど…あたしの新しいデッキの披露よ! 内心バシッと決めるあたしの気など知らず、羽鳥は緑基本Gを出した。 「そうかい…俺を知らない。ならじっくり教えてやるぜ!俺はフリプレでも負け知らずの、スペシャル様なんだよーッ!!」 サイド3を出し、ターンを終了する羽鳥。 あたしはドローする。 「配備フェイズ、白基本Gを出してターン終了よ」 あたしは2枚目の白基本Gを出してそう告げる。 …この羽鳥って少年、デッキケースに付けている星の数だけの勝率と言ってたけど、逆に言えば”それだけしか勝ったことのない初心者”。 「ドロー!緑Gを出してエンドだぜ」 「はいはい。あたしのターンね」 ドローする。 このターン出すこのGだけで、あ... -
ATAGUN
あたしのガンダムウォー Season1 [2008年5月~6月] サイトのほうに掲載した本編を加筆修正したものです。 随時修正を行う予定です。また、ご指摘等ありましたらよろしくお願いします。 20弾「流転する世界」環境での本田京子とその仲間たちの活躍を書いたシリーズ。 ~初めての大会編~ #1 大会への挑戦 #2 フラッグを駆って #3 あたしの初陣 #4 諦めない奴が勝つ #5 十字勲章国力 #6 木曜の放課後 ~遠征でブードラ編~ #7 予約って大切よね #8 あたしのブードラ #9 最後の悪あがきを #10 鉄壁の盟主王 #11 手札に警戒してね #12 衰えていく力 ~迅雷の奇兵編~ #13 発売日に遭遇 #14 公旗は宣誓を #15 没収させてもらう #16 越えられない壁に ~あ... -
M59
「…防御するかい?フルバーニアン」 ミキオは、場に出されたガンダム試作1号機フルバーニアンを見て東にそう問う。 ノーベルガンダム(バーサーカーモード)がいるのは宇宙エリア。北極基地が防御できないエリアを選んだが、ちょうどフルバーニアンの適正エリアに躍り出た形となった。 「いや、まだ俺の本国は耐えられる」 東は言いきる。ダメージを1度も受けていない彼の本国は30枚以上ある…単純計算でバーサーカーモードの攻撃を2回は受け流せる枚数だ。 速攻ユニットを使って追い詰めた相手本国を前に、むざむざフィニッシャーを手放すわけにはいかない。 ノーベルガンダム(バーサーカーモード)の前に生贄とばかりに差し出されたのは、ボール改修型。 「一応…守らせてもらう」 「そうかい。じゃあ強襲で本国に13ダメージだ!」 ボールは簡単に撃破され、13ダメージを受ける東の本国... -
羽鳥炭酸
ハトリ タンサン PROFILE 別名:羽鳥タンサン 1994年生まれ A型 男 年齢:14(A2)⇒15(A3-M1)⇒16(M2) 好き:10thレア イナクト ジンクス 漫画 嫌い:コンボ 特技:逆立ち 所属:府釜中学(A2-M1)⇒府釜高校(M2) ミキオのクラスメイト。 初心者のくせに態度だけはでかく、自分のことをエースだと言っている。 初登場となるSeason2の最後の大会では、京子のカウンターフリーダムの前にシリーズ中最速である1話キッカリで負ける。 台詞 「そうかい…俺を知らない。ならじっくり教えてやるぜ!俺はフリプレでも負け知らずのスペシャル様なんだよーッ!!」 #55 自信満々に言うが、煉を目標に特訓を続けた京子の前にあっけなく散る。 デッキ まだ駆け出しのプレイヤーのため、緑以外のカードは極端にも持っていない... -
的場剣治に変革が
静かにパソコンの電源を切った。 プツンという音と共に切れた電源。それきり静まり返る部屋。 「これは…どういうことだ?」 紫の指定国力を持つデュアルカードのプレイのルール変更。 俺が使ってきた黒の00外伝のユニットも深刻なダメージだ。 これからは単色に紫基本Gとやらを入れて戦うのか? いや、赤単のコントロール力ならまだしも、黒単では上手く動く保障など無い。 3色以上のデッキで運用するのか? 3色デッキにした場合、00外伝のユニットがコンセプト負けするのは必至。 「フッ…八方塞だな」 俺はため息をついて――2009年9月18日(金)18:59の電子表示を示す――時計をチラリと確認した後、携帯電話を開く。 キーをスクロールさせて履歴から目当ての番号を探す。 一番最初に目にとまったのは本田京子…?いや、彼女は今回の制裁ではほと... -
#12
#12 衰えていく力 「配備フェイズ、Gを出して…古強者をプレイするわ!」 「ユニット化できるオペレーション?」 じゅんは、あたしが今出したオペレーションを見る。このカードは戦闘フェイズにユニット化して、ターン終了時にはまたオぺレーションに戻る。 コインは乗らないってわけ! 「さぁ、ダメージレースよ!」 あたしは古強者(読みは「ふるつわもの」でいいのかなぁ…?)をユニット化して地球に、ノイエを宇宙に出撃させる。Gは6枚だから古強者の格闘は6! 「9点でお願いね」 「うん」 ターンを終了の解決は当然古強者を先に。んでその後、ノイエにコインが乗る。2/0/2…ザクサイズね。 「僕のターン、海水浴で2点回復。攻撃ステップ…どうしようかな。とりあえずおねえちゃんの本国確認してもらってもいい??」 「いいわ。…12枚よ。そっちは?」 ... - @wiki全体から「#59」で調べる