第一章・第３幕あらすじ - 虹裏戦記@ Wiki

ヒロは純粋な魔族ではない―
彼女は魔と人との間に産み落とされたハーフデビル。それ故に、人間的な
部分を多く持っていた。人としての心―　感情―　そして愛―
姉プラーナから父ジャネスの衝撃の過去を告げられたヒロは自らの過去と向き合うため、
そしてジャネスの様に強く気高く生きるためプラーナと共に地上に降り立ったのだった。
テラス平原からゴブリンの洞窟へ向ったヒロとプラーナの姉妹は異様な気配を感じ取りつつ
洞窟の奥へと足を踏み入れた。そして洞内にてセノバイトの一人であるチャタラーと遭遇する。
この世界の理とは全く異質なる者達―　チャタラーの放つ幾重もの鉤鎖によって
痛めつけられる二人。その時、洞内に響く謎の声と共に異界へ通じる扉が開かれそこへ
ヒロとプラーナは連れ込まれる。そしてその先に待ち受けていたもの―
先程戦っていたチャタラー同様のセノバイトのリーダー格・ピンヘッドがいた。
果たして彼らの目的は？そしてヒロたちに待ち受ける運命は……
――一方、氷の洞窟ではヴィンセント一行に再び強大な敵が立ち塞がっていた。
地底湖に滑り落ちた一行を追ってきたアイスゴーレムの球形態はヒュージ・コアという
冷気エネルギー体が作り出したモンスターだったのだ。
そしてヒュージ･コアは周囲の冷気を再び吸収し新たな敵・クリスタルタイラントとなって
一行に襲い掛かってきた。窮地に立たされるヴィンセントら7人の冒険者達。
刹那―　湖面から眩い光と共に一人の戦士が覚醒した―！