シェゾ・ウィグィィの決死の誘導作戦によりガーランドの脅威はオリフィスの門から
一旦去った。が、ガーランドの後を追ってきたパチュリー・ノーレッジはかつての
仲間であるアシュレーらに対し、その牙を向けたのだった。
困惑するセイバーやアシュレーをよそにパチュリーは強力な魔力でオリフィスを攻撃。
已む無くアシュレーたちは武器を取り、パチュリーとの戦いに挑むのだった。
――一方、神聖帝国では新たな脅威にまたしても曝されていた。突如として北の大森林に飛来した一体の怪物… 自らを『カテゴリーダイヤ』と名乗るその面妖な出で立ちは
まさしく魔に属する者を連想させた。『アンデッド』― 古代に種族の覇権を賭けた
戦いを繰り広げた生物種の祖というべき存在…不死の肉体と強力な『ラウズカード』の
能力を有した『ギラファアンデッド』は帝国でデスサイズとエヴァンジェリンの二将軍を
前に悠然と現れ、そして二人を『イレギュラー』と呼び、異次元の彼方へと消えていった。
――エレバス山脈ではガーランドとシェゾの一騎打ちが繰り広げられていた。
正統魔族の強力な魔法攻撃に何とか耐えながら勝機を見出さんとするシェゾに対し、
ガーランドは嘲るようにシェゾの闇魔法を跳ね除け、ついにシェゾを打ち負かしてしまった―!
その状況を知るよしもなくセイバーらは依然としてパチュリーの襲撃に応戦し続けていた。
パチュリーは自身の魔力を注ぎ込み、かつての仲間を攻撃した。…が、数で勝る王国軍とエクセリオンレイクで『水の精霊・ウンディーネ』と契約を果たしたルフィーアの魔法攻撃と連動したアシュレーらの合体戦術に徐々に劣勢を強いられ、セイバーたちに深刻なダメージを与えながらも果ててしまう…
―その時だった、異空間より現れた帝国の闇の騎士・デスサイズによって気絶したパチュリーは
異空間へと連れ去られてしまうのだった… そして、王国では謎の不気味な烏の大量発生が起こっていた―

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最終更新:2007年02月16日 20:06