フタバ王国内では再び外世界からの住人から来訪者を迎えていた。
南蛮の王シナネム…黒い翼を背に生やした少女…そして、カレギアから来たという
少年マオ。
様々な思惑と計画が渦巻く王国に新たな胎動が起こり始めていた。
そんな最中、王都では外部からの侵入者によりアストレア城が炎上するという
有ってはならない事態が起こっていた。混乱する王国兵や騎士たちを横目に
侵入者は各界の要人を次々と抹殺し、王国の対応の遅さを突いて逃走した。
王国の老将ヴェリサリクは直ちに火災の鎮火と犯人の特定に向け動き出していた。
―果たしてこの国に一体何が起ころうとしているのだろうか…
――一方、神聖帝国ではカルマ遺跡発掘調査のための人員を召集していた。
闇の騎士デスサイズ指揮の下、隠密頑駄無、ガッツ、ケフカ、ヘリオン、そして
神聖帝国皇太子ネロ皇子までもがこの遺跡調査に乗り出すという神聖帝国始まって以来の
大調査陣を擁した調査隊は今直ぐにでも発掘に向える体勢を整えていた。
果たしてこのカルマ遺跡に何が眠っているのだろうか。
未だ人類が到達した事の無い未開の地に古代の秘宝やそれを護る魔獣が息を潜めて
彼らを待ち受ける―

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最終更新:2007年03月02日 20:03