魔王マグレス…かつて神界戦争を引き起こした騒乱の中心にいたマグレスは
『スクリプトストーム(魔界語で禍の螺旋)』と呼ばれる破滅事象を唱え世界を
混乱と災厄を地上界、天上界問わず巻き起こし、やがて魔界をも飲み込む暗黒と死の
世界を築いたのだった…
その魔王の側を固める8大魔貴族が復活の時を刻みつつあった…
8大貴族の中でもその凶暴性・凶悪性から『災厄の魔王』とまで言われたベルゼブブ―
カームの港町へ出発し始めた冒険者一行を襲い彼らの脳裏にその名と姿を刻んでいった。
一方、帝国が魔界と手を結び侵略を始めたことに対し、王都元老院のパルパティーン議員は
事の重大さと深刻さから王都の一層の武装強化と周辺国への遠征軍派遣を唱え徐々に王都は
戦争への道を歩みつつあるのだった…
時代は安寧と和平の時代から動乱と混沌の次代へと移ろいで行く…
最終更新:2006年10月20日 21:33