トウテキ村へ到着した謎の少女『エルザ』と小精霊『
うみにん』。
村人に出迎えられ、宿で一晩を過ごそうとする。
が、その背後に恐るべき影が迫っているとは知る由も無かった。
―『アリだー!』
この叫び声と共に村の状況は一変する。
突如として大群で押し寄せてきた『ターム』が村を襲ったのだ。
静寂の一夜に訪れた悪夢― 果たしてエルザたちの運命は……?
―一方、神聖帝国軍は予てよりのカルマ遺跡探索へと本格的に乗り出し、
その一歩を遺跡内へと踏み込んだ。
暫く進むと突然警報音と共に鈍いブリキの音が鳴り響いた。
その巨体はオーガともトロルとも言えない金属質の巨躯だった。
『マシンゴーレム』と名づけられたそれは、
ガッツのドラゴンころしを
受け付けず、隠密頑駄無の手裏剣をいとも簡単に跳ね返したのだ。
機械系モンスターに苦戦する一行。
そのときだった…一行の後方から黒い雷鳴が轟き一閃する―
光速の稲妻によって貫かれたマシンゴーレムは轟音と共に沈黙する。
現れたのは、なんと別ルートへ行ったはずの『
闇の騎士デスサイズ』。
そして一行は彼の思惑と共に暗黒の迷宮へとさらに進んでゆくのだった―
最終更新:2008年01月28日 08:10