『自由への渇望』


シェゾたちの前についに姿を現したエビルアイ。
彼らを前にエビルアイは待ち焦がれたように呟く。どういう意図でテンルを人質のとったのか
定かではない状況で、シェゾはテンルを半ば強引にエビルアイの放った呪縛から解放しようと
闇の剣の魔力を振るう。その力の強さに感化されながらも、エビルアイは何かに執着するかの
ごとく、シェゾたちに牙を向けるがレザードの放った魔法の前にその牙を折られる。
テンルも自らの神秘の力を発動し戒めを破った。一転して四面楚歌に陥るエビルアイだったが…

ナールト村でクロックワークファントムと激戦を繰り広げていたアルトリア一行。
強大な生命力をもつクロックワークファントムとその母体である『血液言語版』、彼女らの連携に
劣勢に立たされていたアルトリアたちだったが、彼女の放つ渾身の一撃“凶つ流れ星”(エルシブングステン)
の黒き光が立ちはだかるクロックワークファントムらに放たれる。
非業とも思われる黒い閃光は血液言語版の身体をも貫き、彼女の悲痛な叫びが木霊する―
そう、アルトリアの放ったこの技こそ、あの黒き騎士王の剣技そのものだったのだ!
それに呼応し勢いづくイリーナやローグ。決戦は最終段階を迎えた…!
最終更新:2008年03月02日 00:48