ゴルギアス山での王国軍と魔王軍の戦いが繰り広げられている陰で
一組のパーティが山越えの為の旅をしていた事を知る者は少なかった―
―ヴィンセント、ゲオルグ、そしてゴブリン族の2匹は荒れ狂うゴルギアス山の
天候をかわしつつ、『氷の洞窟』を目指していた…
その時、一筋の光が彼らの目の前に落ちてきた。
光の中から現れたのは一人のガンダム族。彼は記憶を失っていた…。
また、別の場所ではもう一人のガンダム族が『6の何か』を薄れゆく記憶を
辿りながらブリガンティの酒場を訪れていた。
ゴルギアス山のガンダムはその姿形から『ナイト』を思わせる雰囲気を漂わせていた。
雪崩に巻き込まれながらもその生きる希望と光を失わない瞳はまさに『ナイトガンダム
と呼ぶに相応しかった―
彼は道すがら助けられたエルフのレゴラスと共にヴィンセントたちと合流を果たすべく
氷の洞窟へと向った。一方、ヴィンセントらは氷の洞窟にて最初の難問と戦っていた―
最終更新:2006年12月08日 19:30