小川淳司
選手時代
- 1981年、ドラフト4位で河合楽器から入団。同期入団はドラフト1位のアンダースロー、ミヤケンこと宮本賢治さん。
他球団に目を移すと巨人・槙原、吉村、村田（真一）、阪神・平田、広島・津田、西武・伊東、工藤ら豪華メンバーがいる。 - 中央大を経て河合楽器から入団は、1967年から1975年まで現役、1980年から1984年途中まで監督を務めた「ケンカ四郎」こと故・武上四郎氏と同じで、同氏の後輩にあたる。
- 特技はソロバン4級、簿記3級。
- 高校時代は身長：185cm、体重：85kgと恵まれた体で、「ジャンボ」の愛称で甲子園優勝投手になった千葉・習志野の大エース。5試合中3試合それも連続完封など大活躍し千葉県勢の2年連続優勝に貢献した。
ちなみにこの試合の対戦相手、愛媛・新居浜商の外野手として出場した片岡大蔵さん（1979年 ドラフト1位で入団・現スコアラー）とはチームメイトとして再会する奇跡の出会い。今でも親交が深いらしい。 - 中央大学入学と共に打者転向。1979年には、日米大学野球の日本代表入りを果たし、5番を打つ。ちなみに、この時の3番が岡田彰布（後のオリックス監督）、4番は原辰徳（後の巨人監督）。クリーンナップ3人が31年後の2011年にプロ野球チームの監督として顔を揃えることになる。
- プロ入り後は打者としてプレーする。（前出の片岡さんは逆で投手としてプレー）
- 入団1年目から1軍に定着。主に右の代打、守備要員として起用されることが多かった。
最近の選手で例えるとニコライさん的存在！？ - 代打で起用されるとインディー・ジョーンズのテーマ（レイダースのテーマ）にのせ「輝け～小川～ かっ飛ばせーそれ小川 月まで飛ばせ～ ロケット砲だ」とライトスタンドから応援されていた姿は、古くからのファンでしたらご記憶にあるのでは。
- 守備も堅実で、1988年には守備率1.000を記録した。
- しかし球団から1991年オフ戦力外通告を受け、その後角盈男さんとの交換トレードにより日本ハムに移籍する。
- 日本ハムには1年間在籍し、1992年に引退。
現役通算成績は940試合出場、412安打・打率.236・66HR・195打点であった。
- 1992年のロッテ戦でロッテ投手のアクシデントの際、元中日で当時ロッテに在籍していた宇野勝さんが途中、遊びでマウンドに上がり投球を開始。宇野さんから華麗なライトオーバーのヒットを放ったこともある。
- 以上の経歴からやくせん民の間では、でかい子とダブらせる人もいる。
引退後
- 現役引退後は戸田軍守備走塁コーチを経て、1999年から戸田軍監督に就任。
- 2007年シーズンオフに1軍ヘッドコーチへ昇格した。
- 戸田軍監督時代は、ハタケへ確実性を意識すると長打が減ってしまう傾向を指摘し、目標を高く置くよう求めていたり、「戸田の妖精」こと、うさみんと話しあい打者転向を敢行するなど、選手の将来を考えた指導に特に熱心である。
- 2009年も1軍ヘッドコーチ。総統の右腕としてチームを勝利に導いてくれることでしょう。
- 2010年途中から不振により辞任した高田監督の後を継ぎ、監督代行としてチームを指揮することに。
- 最初は来年の新監督までの繋ぎだと考えられていたが、彼の就任後チームの成績は好転。飯原、畠山、武内といった2軍監督時代の教え子が覚醒したかの如く打ち始め、また新外国人のホワイトセルも日本野球に適応したためか、今までの出来は何だったのかと思っちゃうぐらいの快進撃を見せ、遂には就任当時あった借金19を完済。チームを最下位から一気にCS争いに食い込ませるまで躍進させた。
- その業績を評価し、来年からは正式に監督として登用して欲しいという要望がチームに届け始めているが果たして…？
- 2011年、躍進が期待された小川スワローズだが、まさかの開幕三連敗。
- しかし複数の週刊誌の小川特集によると、この際、小川監督は選手に 「俺は何も言わない。君たちのような素晴らしい選手がこのまま黙って負け続けるとは思えないからだ」と声をかけたとのこと。やくせん民感動。
- この記事はtwitterでも紹介され、ソフトバンクの宗りんからは素晴RTをいただいちゃいました。
- 人柄を一言で表せば「謙虚」。二言で表せば「とにかく謙虚」。試合後の監督コメントは彼の人格の良さを表すためにあると言ってよい。
- 2010年は不調の外国人野手にかわり2軍監督時代の教え子である畠山、飯原、野口、ユウイチ、武内などを積極的に出場させていた。特に野口なんてなんで一軍にいるのかわからｎ(ｒｙ
- いざ、メークミルミルへ！
※大学・社会人時代の経歴が調べてもわかりませんでした…。
ご存知の方がいらしたら補完をお願いします。
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