牧谷宇佐美
- 1998年のドラフト2位で北海道の旭川実業高から入団。よくよく考えてみたら松坂世代の一人。
- 入団時は投手も結果を残せず、2001年に当時の戸田軍監督であった小川現ヘッドーコーチとの話し合いで打者へ転向。ちなみに小川ヘッドーコーチも投手として甲子園で優勝も経験していたが、プロでは打者として活躍していた。
- 打者転向直後はパッとしなかったが、2004年頃から2割後半の成績を残すようになり戸田軍の主力として大暴れする。…でも1軍からなかなかお呼びがかからず、いつしか「戸田の妖精」と揶揄されるようになっていた。
- だが2008年6月、10年目にして遂に1軍登録!さらに1軍初打席が満塁のチャンスに代打で起用される!! 結果はあえなく三振。案の定である。
- 守備練習時、外野スタンドのファンからの声援が非常に多かった。
- 鈴衛二世との呼び声も高い。
- そんな戸田の妖精も2009年10月1日、ついに戦力外通告を受け引退。今後については故郷の北海道に帰り、地元の新聞によると努力家でまじめな性格が買われ、日本ハムの球団職員として野球教室の講師になると報じている。
- 在籍11年間の1軍通算成績は2試合出場、2打数0安打 1三振。
- 牧谷の退団、引退でヤクルトの1998年入団組(本人を含め石堂、河端など8名)は全員引退。福岡SBから合同トライアウトで2009年に入団した吉本が唯一の選手となった。