ザルバチ海岸共和国

国名 ザルバチ海岸共和国
首都 ゲオルギー特別都市
国家元首 マルシコワ革命評議会議長
通貨 ザルバチ・ヤード
国旗
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地理


犬人

元リンド朝ヤードの保護領であったが、ヤードからの共和主義運動の革命の伝播から「正統ヤード」「共和主義」「反共主義」「反君主制」「民主主義」の五つのスローガンと共に白人タヴェリア軍が編成され数年の独立戦争の結果独立(リンド朝ヤードは撤退したのみで領有権を主張、またザルバチ側もリンド朝ヤード全域の支配を志向)ヤード語で「新たなる土地」を意味するザルバチという名をかんしたザルバチ海岸共和国を建国する。
一方でハダカンボ人やメトラ教徒、一部の山岳民族に対する差別は強く憲法にすべての人権を与えられるのは共和主義の信奉者であり「正統なヤード人」飲みと記されている。

政治

革命評議会を頂点とし、行政、立法の最高府とする。司法に関しては共和国法議院が管轄し長に共和国法務院長とする、革命評議会の長、革命評議会議長の助言によって就任するが、事実上の三権分立がなされておらず、個人独裁の温床となっている。

政党

  • ヤード人民の共和制防衛評議会
中道左派政党。ヤード人主義、白人至上主義政党という一面も持ち合わせているがそれ以外は「計画経済」「社会保障の充実」「共和主義の防衛」「極右の根源断絶」といった左派的思考に基づく。
また多くの左派系軍人の影響を受け、それを裏打ちするように海軍歩兵師団補給参謀だった「マルシコワ退役中佐」を中心に「共和主義者のヤード党」が共和制防衛評議会の前身政党であった「共和国」との連帯を表明し現在の政党となった。
  • タヴェリア犬人運動・社会主義の正義党
犬人によって結成された中道左派政党。ハダカンボ王国での戦争の最中ザルバチに協力した犬人が終戦後報復を恐れ多数の亡命者を出した。
その亡命者によって構成された政党。

野党

  • 民族人民解放戦線・四色の民族党統一同盟
民族人民解放戦線と七色の民族党の連合政党。四民族(白人(ヤード人を差す)、メトラ教徒、少数民族、犬人の平等な選挙を要求し、ヤード人や犬人といった選挙権を持つ層にはあまり浸透しておらず、もっぱら山間地帯の少数民族や虐げられているメトラ教徒を支持母体とする。
  • ヤード人同盟
帝政ヤードへの復帰を目的としリンド朝への復帰を要求する元ザルバチ総督貴族ロマンチオン・N・テルーシャコフ引きいる王党派政党。「共和国保護法」適用を目的とするも国民の反発を受け適用対象準備段階どまり。
  • ザルバチ共産党
暴力革命並びに共和主義に対する重大な脅威と受け止められ「共和国保護法」によって解党された。

軍事

陸軍

8つの白人ライフル連隊、2つの山岳歩兵連隊、3つの砲兵中隊、4工兵中隊、2つの騎兵大隊、通信隊、陸軍飛行隊、2高射砲中隊を有する。戦時下にこの各部隊は3つの戦線軍に割り振られる。
武装は貧弱で、程度的には敵対部族や海賊対策ぐらいの戦歴がない。
これに真っ向から改革を支持したマルシコワ議長は一個戦車師団二個山岳歩兵師団、二個騎兵師団、八個歩兵師団、三つの陸軍航空団を編成した。ただし基盤連隊が1個のみとなっており、諸外国で言う旅団以下の戦力となっている。
第1戦車師団 旧独立連隊制から乱雑に配備してた28年式装甲車を集中配備。
第2山岳白人ライフル師団 山岳歩兵連隊を中核とする師団
第3山岳山犬師団 犬人等の山岳民族出身並びに山岳歩兵連隊を中核とする師団
第4騎兵白人ライフル師団 馬鳥騎兵。第一騎兵大隊を中核とする師団。輜重に山馬鳥と犬人を活用
第5騎兵山犬師団 馬鳥騎兵。第二騎兵大隊を中核とする師団。輜重に山馬鳥と犬人を活用。犬人の山岳騎兵を活用
第6白人ライフル師団 弟1白人ライフル連隊を中核とする師団
第7白人ライフル師団 第2白人ライフル連隊を中核とする師団
第8山犬ライフル師団 第3白人ライフル連隊を中核とする師団。支援に山馬鳥と犬人を用いた高地移動にもあたる
第9白人ライフル師団 第4白人ライフル連隊を中核とする師団
第10白人ライフル師団 第5白人ライフル連隊を中核とする師団
第11白人ライフル師団 第6白人ライフル連隊を中核とする師団
第12山犬ライフル師団 第7白人ライフル連隊を中核とする師団支援に山馬鳥と犬人を用いた高地移動にもあたる
第13山犬ライフル師団 第8白人ライフル連隊を中核とする師団支援に山馬鳥と犬人を用いた高地移動にもあたる

(馬鳥騎兵)

海軍

海軍に関しては戦力として海軍歩兵連隊を4個擁し、事実上のただの陸上部隊であるとしか言いようがない。沿岸警備艇や連絡ボート、沿岸潜水艇などを保有している。

統一河川艦隊

河川用の陸上部隊や兵員輸送、パトロール、火力支援等々を行う河川を主な運用主体とする艦艇の連合艦隊。

第二山岳戦線軍

高く連ならる山脈には異民族や敵対部族が多数存在しておりこの国境付近はある種ザルバチ海岸共和国にとって敵国と国境を接していると同意である。そのことから陸軍の大多数をくぎ付けにしたいものの軽武装で即応性を持つ山岳歩兵が必要不可欠だった。その為シェニコフ第2山岳戦線最高司令官(階級:大将)は白人ライフル連隊の中でも強靭な足腰で鍛えられた山脈育ちの市民を徴集した白人を中心に6個の軽歩兵団を編成した。
また犬人による山馬鳥を用いた高地の補給線部隊も臨時に編成されていた時期もあった。

兵器

28年型軽装甲車
共和国軍の主力装甲車。山岳地帯の運用に重きを置いたなお軽装甲。回転式砲塔に23mm機関砲を主武装とし副武装に軽機関銃が添えられるようになっている。
装甲はライフル弾に耐えうる程度。

外交関係

歴史


秘密結社の歴史

ザルバチは共和国建設以前から入植していた白人層の相互援助を目的とした秘密結社が複数作られた。鉱山に町が出来れば酒場が出来そしてその酒場には必ず秘密結社のパンフレットが置かれ、結社の入社を促進した。
結社は男女別であり、中にはマフィア化したものや強盗団と化したものがあるが、大多数は公衆利益と福祉、保健等々国家の福祉に代わるものとなった。
秘密結社の入社数は国民の七割と見られる。しかしこれは一等国国民の白人層のみである。
これらから除外された二等、三等国民が非合法に走る傾向があるといわれている。尚それらは秘密結社の入社数とはかかわらないとみれば支配階級である国民の秘密結社への依存度の高さが分かるだろう。

非合法集団或いは暴力団

同胞


兎人を中心に構成されているギャング。七大沿岸都市のうち三つの売春、麻薬売買、強盗、スリを独占支配しているザルバチで最も危険なギャングの一つ。同胞という2,3人の末端グループを最小単位とし組織は階級ごとに一族、親せき、家族、兄弟、とランク付けがさえており最上位段階である夫婦と呼ばれる最高意思決定機関を有す。
兎人のほかに複数の民族亜人種で構成されており、暴力革命同盟や軍部との癒着も私的さている。国内外の地下組織共に協力関係があり、ソフィア王国の政治家との関係も噂が登るほどだ。
写真はギャング団同胞のボスアヂッリザット・M・マカロワ。

ホワイトヒューマンブラザーズ

暴力革命同盟から思想的に対立した一部勢力が分派してできたある種の政治結社。同胞とは違い勢力圏はザルバチに限る。
一方で同胞との対立は深くゲオルギー抗争といわれる同胞とホワイトヒューマンブラザーズのゲオルギー市における勢力圏争いでは両者89名の死者を足す大惨事となった。




宗教

旧北方大陸民は円十字教を信仰しており、現地部族は土着信仰、メトラ教を崇拝している。

文化

文化統制委員会が指定した娯楽品のみが消費されている。特に南方大陸人の文化はすべて否定されているが、一部の高級官僚や政治家、軍人らの間で部族文化に親しみを持ち受け入れようとする「大陸派」が存在する。大陸派は犬人との交流をたしなみ、交流を深めていることから文化統制員会ならびに暴力革命同盟・保安委員会より要注意対象となっている。

国家元首

マルシコワ革命評議会議長
34歳退役海軍大尉。ドピゥ戦没の際海軍陸戦隊として従軍しその際足を負傷し名誉除隊。ただしそれは非公式であり公式ではけがの原因は演習中の事故となっている。

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最終更新:2019年03月10日 14:31
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