匿名希望


キャラクター
匿名希望
出典作品 スーパーカービィハンターズ
分類 キャラクター、愛称
主な発端 ゲーム
丸わかり度 5
唐突度 5
おすすめレベル 58

『スーパーカービィハンターズ』の真のラスボスを務める、とあるキャラクターの愛称。

元ネタ

※ネタバレを含みます

『スーパーカービィハンターズ』のラスボス、淵源を巡る英雄のこと。
名前こそ変わっているものの、その容姿は完全にお馴染みのボス、ギャラクティックナイトそのものである。突然名前が変わり、まるで二つ名のような名前になっていることから謎を呼び、「ギャラクティックナイトは名前を隠している」という概念が誕生した。
ちなみに、音楽も行動も技も、何もかもギャラクティックナイトそのものであるため、名前を隠している意味は(メタ視点では)全くないように思える。

ダークタランザから続く伝統の出オチ芸をかまし斬り捨てられるアナザーナイトメア。バンダナワドルディに「王国がメチャメチャ」になる恐ろしい敵と語られる淵源を巡る英雄は、ハンターズへと襲い掛かる。力を解放し、一度倒されても光に染まって再度襲い来る彼をなんとか退けたハンターズ。英雄は光に包まれ、羽を散らしながら消滅した…

ちなみに、「淵源」とはものごとの源たるもの、根源の事である。

後にゲームニュースで彼について言及がされており、「かつて英雄だった頃の彼を想像させる(姿の)案」「特殊性もあり、ストレートな名前にしたくない」「この世界ではまだ名が無いことからも『淵源を巡る英雄』という二つ名のような表現で呼ばれている」と、彼の見た目やその名の由来について明かされた。
彼は「匿名希望」ではなく、まさしく「匿名」、それどころか「無名」だったのである。

+ クリア後のネタバレ注意
一度は倒された淵源を巡る英雄だが、「わいわいクエスト」では再び蘇り、「淵源を巡る英雄 闇」として君臨する。
その強さもさることながら謎も多い存在であり、なんと「エナジーシャワー」の代わりとして、あの心のヤリを大量に投げつける攻撃を放ってくる。さらに、倒された後にはカービィハンターズによってジェムのようなものに封印され、ディメンションホールへと消えていく。2010年代のカービィシリーズ内でも特に謎が多い『Wii』と『スタアラ』の謎要素を取り出してくるものの、結局説明されることもなく謎が増えて終わってしまった。

これに関してその正体についても考察されているが、まず一つは「心のヤリ」を持っていたことから、『スタアラ』で語られていた、破神の始祖を封印した「4人の英雄」の一人がギャラクティックナイトであるとするものである。確かにあの破神を封印したのであれば、彼は「英雄」と呼ばれるに相応しいだろう。エンデ・ニルに関連する曲に、「淵源を巡る回廊」という曲があるのも非常に意味深である。
他には、彼がディメンションホールに消えていったことから、どこかの作品で登場したギャラクティックナイトが、この時封印された彼なのだとする説もある。実は各作品のギャラのうち、「封印されて異空の穴に消える」形で退場するのは今作と『ロボプラ』の「メタナイトでゴーリターンズ」のみであり、一方で登場する際は今作と『スタアラ』以外の全作品で封印された状態から現れる。熊崎信也の「(ギャラクティックナイトは)時系列で並べるのは難しい」という示唆もあり、中には「今作までに登場した中で『Sカビハン』は最古の時系列である」という考察もある。
ちなみに、先述したゲームニュースでは、「あの後、彼は異界をさまよい、いつかどこかの世界に降臨することでしょう」と語られており、少なくともこれまで登場した(あるいは、今後登場する)ギャラクティックナイトのどれかは、今作でハンターズに倒されたのと同じ存在である可能性が高いと思われる。

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メタナイト系キャラクターの愛称

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最終更新:2025年08月21日 04:49