セリフ
ザン・パルルティザーヌ あだ名
出典作品 星のカービィ スターアライズ
分類 セリフ/広告
主な発端 SNS
個性的度 7
特徴捉え度 4
本人の覚えやすさ 1

公式Twitterではっちゃけまくる雷牙の三魔官。

元ネタ


『スターアライズ』の作中において、カービィがジャマハルダの幹部・三魔官のフラン・ルージュとザン・パルルティザーヌから、「ずんぐりピンク」と呼ばれるシーンがある。カービィの特徴を捉えているような、しかしどこかズレているようなこのあだ名は、この時点ではシリーズによくある「ピンク」系のあだ名の一つ*1に過ぎなかった。
だが公式Twitterの広報ツイート「三魔官のスタアラ☆特報」にて奴は弾けた。ドリームフレンズとして登場したカービィのかつての仲間たちに対し、次々と個性的なあだ名をつけ始めたのである。

これによりパルルはあだ名キャラとして定着してしまい、そのカッコいい見た目に反してネタキャラ化が進んでいったのであった。

パルルのつけたあだ名一覧

ずんぐりピンク

カービィのあだ名。初出は『スタアラ』内のセリフ。
ピンク色でずんぐり体型だからずんぐりピンクであろう。そのまんまである。
実は作中初の発言者はフラン・ルージュであり、パルルが初出ではない。とはいえパルルもよく使用している。
ずんぐりピンクに限らず、こうして命名されたあだ名は後に他の三魔官が使用することもある。しかし意外にも一番使われていそうなこの「ずんぐりピンク」は、作中・「特報」共にフラン・キッスには使用されることがなかった。というか、そもそもフラン・キッスはカービィの名をほとんど呼んでいない*2

たまのりピエロ

マルクのあだ名。初出は このツイート
やはりそのままな名前である。
妙なあだ名をつける一方で実力は認めており、「シビれるほどに実にクセモノ」と語られている。

化けネズミ

ドロッチェのあだ名。初出は こちら
妖怪変怪を意味する「化け○○」と、怪盗として闇夜に化けるドロッチェをかけたものだろう。

ちょいワル仮面

ダークメタナイトのあだ名。初出は こちら
ダークメタナイトは『鏡の大迷宮』の所業を考えれば「ちょいワル」どころか根っからの悪役のように思えるが、謎めいた行動の数々を踏まえると部外者からはそう見えても仕方ないのかもしれない。

でこっぱちアーティスト・チビッコ妖精

アドレーヌ&リボンのあだ名。 こちら が初出。
見た目のまんまシリーズ。確かにでこっぱちだし、確かに周りよりも小さいが…
アドレーヌの方は略して「でこっぱち」と呼ぶこともある。

イカサマたまご

マホロアのあだ名。 こちら が初出。
大人気キャラにしてドノツラフレンズの筆頭という知名度の高さ、そしてこれまでと比べても「たまご」というちょっと捻られたあだ名からか、本人の露出の多さもあってファンの間では『スタアラ』に関係ないシーンでもよく用いられる。
公式の略称は「 イカたま 」。ちょっと美味しそう。

インテリ坊ちゃん刈り

タランザのあだ名。 こちらのツイート から。
タランザと「インテリ」が結びつけられることは多く、『カビハンZ』のそうび「タランズラ」*3などに顕著である。ただ同期の「イカサマたまご」よりは捻りなくストレートに彼を表しているか。
ちなみに、珍しくフラン・キッスもこのあだ名を使用している( こちら )。

スイーツOL・メタル回転コマ

秘書スージーのあだ名。初出は こちらのツイート
久しぶりのド直球ネーミング。言われてみればリレインバーはコマに見えなくもない。
「スイーツOL」は間違っていないが、スージーは「社長直属の秘書」というかなり高い立場にいた存在であり、一般的に想像される「OL」とは少しかけ離れているかもしれない。なんなら「スタアラ」時点ではH.W.C.の事実上のトップである可能性が高い。
直前に「スタアラ☆特報」をスージーに乗っ取られていたこともあり、パルルとはかなりバチバチな関係である。
ちなみに略して「 メタ転 」。メタナイトのあだ名に見えなくもない。

ずんぐりグレー

シャドーカービィのあだ名。初出は こちら
ずんぐりピンクに続く、ずんぐりシリーズ第2弾。ワープスターに乗った彼を流れ星と勘違いしたパルルによって名付けられた。
実は『カービィファイターズ2』ではなんとゲーム側に逆輸入されている。しかしズ2のシャドーは『ファイターズZ』に近いずんぐりネイビーである。

ふとまゆプリンスの“毛糸からまり速報”

こちら が初出。フラッフが担当する『毛糸のカービィ プラス』の広報、「フラッフ王子の毛糸まきまき速報」のこと。
ついにスタアラ外へと進出してしまった。

モフモフゴッド様

破神エンデ・ニルのあだ名。 こちら が初出。
仮にも信仰対象のはずだが、そんな適当な呼び方でいいのだろうか?
とはいえ実際、同ツイートで発表された初期案と比べれば、決定案のエンデ・ニルはかなりモフモフである。

くちびるペンギン

デデデ大王のあだ名。 こちら が初出。
まさかの公式によるペンギン呼ばわりである。激安の殿堂もそうだそうだと言っています
スタアラの第2弾アップデート1周年を記念し、「デデデン大名鑑」に対抗して復活した「スタアラ☆特報」で久々に放たれたあだ名。常連キャラであろうとパルルの魔の手からは逃れられない。

番外編:パルル以外が名付けたあだ名

信号機三人娘

三魔官シスターズのこと。初出は こちら 。名付け親はイカサマたまごことマホロア。
確かに赤・青・黄で信号と同じ色、しかも中央にはリーダーである黄色のパルルが立つことも多く、遠目に見れば信号機に見えなくもないかもしれない。
ちなみにドリームフレンズとしての三魔官の並びは左から「キッス・パルル・ルージュ」。偶然か必然か、日本の信号機と同じ配列となっている。
後にパルルが 自称した

パルメザンチーズ

ザン・パルルティザーヌのあだ名。初出は こちら 。名付け親はこれまたイカたまことマホロア。
「イカサマたまご」という不名誉なあだ名をつけられた意趣返しにマホロアがつけたあだ名。語感がそっくりである。
マホロアがつける以前からネット上では俗にそう呼ばれていたり、小説版でもカービィがそう呼び間違えていたりする。どちらかといえば本人のイメージフードはエクレアではなかろうか…*4

パルルと「名前」

ザン・パルルティザーヌは、その非常に長くて覚えられにくい名前にコンプレックスを持つキャラクターとして描かれている。自身の主人であるハイネスですらたまに間違えることがあるようで、スペシャルページにおいては名前いじりが定番。
彼女にこうした「名前」にまつわるネタが存在するのは、そうしたコンプレックスから来るものかもしれない。

このように普段からあだ名を使いまくる彼女であるが、一方で真剣な時には相手をフルネームで呼ぶシーンもある。特に『アナザーディメンションヒーローズ』における彼女の啖呵は必見。

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最終更新:2025年08月23日 10:45

*1 「ピンクのあくま」(『SDX』格闘王への道、他多数)、「ピンクだま」(『USDX』デデデ大王、他多数)、「ピンクのゲンジュウミン」(『ロボプラ』秘書スージー)など、「ピンクの○○」というカービィのあだ名は多く存在している。

*2 「スタアラ☆特報」初期に何度かあったのみ。「おしゃべりはあまり得意ではない」という発言もあり、気軽にあだ名で人を呼び合うタイプではないのだろうか。

*3 『Z』ではレア9、『スーパー』ではレア11であるヒールドクターのぼうぐ。名前の通りタランザのヘアスタイルを真似たズラ。ヒールドクターのためメガネもついており、「インテリ度がさらにアップ」。

*4 余談だが、コックカワサキでニコーミフレンズした際にパルルから出現するたべものはプリン。