通常罠
自分フィールド上に存在するモンスター2体と
相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択して破壊する。
2スレ目 483 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2009/02/01(日) 11:06:15 ID:OAso2dZEO
このカードで破壊する自身のモンスターはコストではない。
つまり、自分のワイルドマンや天下人 紫炎を対象にとれば相手のモンスターを一枚破壊する超カードになる、と考えがちだ。
しかし、このカードの真の使い方はそれではない。
仮にそのコンボをしたとしても、相手に与えられるダメージは3000。
さらにワイルドマンや紫炎が攻撃表示で場に残る。
これでは相手のターンに一気に返されてしまう。
そこで登場するのが、
グレート・モス、
使徒喰い虫、
寄生虫パラサイドなどの次期禁止カードとも謳われる最強カードを率いる昆虫族の
「代打バッター」だ。
代打バッターは破壊されたときに手札から昆虫族モンスターをノンコストで特殊召喚することができる。
ここまで読んで君は驚愕しただろう。
そう、はさみ撃ちで代打バッターを2枚破壊すれば、鉄鋼装甲虫などの最上級モンスターが2枚も並ぶのだ。
さらに墓地の代打バッターをコストにデビルドーザーに繋げることも出来る。1ターンキルも夢じゃない。
つまり、はさみ撃ちは底知れない能力を持っているのだ。
禁止カードになる前にデッキに3積み決定だ!!
って考えたら、はさみ撃ちってリアルにヤバイんじゃないか?
代打バッターはタイミング逃さないし、ボードアドも取れるし。
ってことは、はさみ撃ちはこのスレに書くレベルじゃないカードになるかな?
2スレ目 483 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2009/02/01(日) 11:06:15 ID:OAso2dZEO
6スレ目 743 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2013/04/20(土) 20:24:09.65 ID:O1D8MEr50
このスレでも度々評価されているカード。本当に強いのではないかとさえ思えてくる。
そしてこのカードの進化は留まるところを知らない。
コストが重くアド損が目立つカードではあるが、それを回避する手段は増え続けている。
例えば幻獣機のモンスター達だ。
幻獣機はトークンがいる時破壊されない効果を持っており、ノーコストで《はさみ撃ち》を使うことができる。
コスト無しで相手モンスターを破壊できるフリーチェーンの罠…これは3積み必須になるほどの能力ではないだろうか。
また破壊される事で効果を発動するモンスターを使うことで、メリットにしてしまう戦法も有効。
ここで紹介したいのは《死の花-ネクロ・フルール》である。破壊されると《時花の魔女-フルール・ド・ソルシエール》を特殊召喚する効果を持っている。
このカードは守備力が0なので《カメンレオン》で蘇生することができる。《カメンレオン》と蘇生したこのカードを使って《はさみ撃ち》を発動すると本来アド-2のところが実質-1となり、
さらに特殊召喚した《時花の魔女-フルール・ド・ソルシエール》の効果でモンスターを蘇生すれば《はさみ撃ち》による1対1交換が実現するのだ。
このカードは植物族なので《ローンファイア・ブロッサム》や《超栄養太陽》で特殊召喚でき、闇属性なので《終末の騎士》や《ダーク・グレファー》に対応していたりと、容易にサーチが可能。
《召喚僧 サモンプリースト》で《終末の騎士》を特殊召喚し、さらにこの2体で《キングレムリン》をエクシーズ召喚すれば準備は万端。後は《はさみ撃ち》をセットするだけと、非常にお手軽で強力なコンボである。
また、《時花の魔女-フルール・ド・ソルシエール》の守備力も0なため《カメンレオン》に対応しているという点も忘れてはならない。
《時花の魔女-フルール・ド・ソルシエール》を蘇生し、《ギャラクシー・クィーンズ・ライト》を発動することでランク8のエクシーズモンスターを呼び出すことができるのだ。
これらのカードを使った【はさみ撃ちソルシエール】が頭角を現す日はすぐそこまで来ている。
《はさみ撃ち》がまだストレージで売られていることが多いのは幸いである。現在は絶版なため、早めに回収しなければ後悔することになるだろう。
6スレ目 743 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2013/04/20(土) 20:24:09.65 ID:O1D8MEr50
9スレ目 339 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。@転載は禁止:2014/10/06(月) 17:29:18.40 ID:uLTnFKMB0
1:3交換というディスアドバンテージの塊でありただ相手モンスターを破壊するためにこのカードを使うことはないだろう。
このカードの長所は自分のモンスターを任意に、しかも二枚も破壊できることである。wikによればシールドクラッシュや釣り天井、リミットリバースでいいとあるがそれは違う。
シールドクラッシュは一枚しか破壊できず、釣り天井は自分の残したいモンスターまで破壊してしまう可能性もある。
リミットリバースは元からいる自分モンスターは破壊できず、微妙に運用方法が異なっている。
確かに汎用性でいえば前に挙げたカードに劣るかもしれない。しかし、全ての条件が揃ったとき、このカードは真価を発揮する。
相手フィールドに邪魔なモンスターが存在し、なおかつ自分フィールド上に破壊したいモンスターが二体以上と残したい表側表示のモンスターが存在するとき、このカードは他のカードとは比較できないほどの爆発力を見せるだろう。
そんな状況にならなければ意味が無いが、実際には十分にありえるのである。
例えば、先行でおもちゃ箱、はさみ撃ちをセット。相手は適当なモンスター一体を召喚し、おもちゃ箱に攻撃。と言った流れで次のターンが自分フィールドにレベル4が2体という状況で回ってきたとする。
この時、レベル4を召喚ここでプリンセスコロンを特殊召喚し、蘇生したおもちゃ箱と残り一体のレベル4、相手モンスターをはさみ撃ちで破壊。コロンによりレベル8を、おもちゃ箱で神龍の聖刻印、適当な一体を特殊召喚。
これでランク8のエクシーズモンスターを召喚することができ、エンドフェイズにおもちゃ箱の効果で召喚したモンスターは自壊するためここで、例えばラビードラゴンなどを呼べば防御もより固めることが出来る。
これは一つの例であるが、これに準ずる状況になることは多く考えられるだろう。
コロンデッキでは自分のモンスターを自ら破壊することは非常に重要であり、自分フィールド上のモンスターを二枚も破壊でき、相手モンスターまで破壊できるはさみ撃ちは、必ずやこのデッキの起爆材となるはずだ。
9スレ目 339 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。@転載は禁止:2014/10/06(月) 17:29:18.40 ID:uLTnFKMB0
手札を3枚も消費してようやく1枚を除去できるという、非常に貧弱なカードである
そのあまりの弱さ故に当スレではこれまで3回もの評価がおこなわれてきた
そこで、今回は従来と全く異なる方向からのアプローチをおこなう事とする
今回の評価において注目した要素は「身代わり破壊」である
「身代わり破壊」は特定のカードが破壊される場合において、代わりに別のカードを破壊する効果である
この効果を持つモンスターの中では《ダイナレスラー・ギガ・スピノサバット》と《プロキシー・ドラゴン》が特に応用が効く効果を有するため
今回はこの2体に注目して説明をおこなう事とする
《ダイナレスラー・ギガ・スピノサバット/Dinowrestler Giga Spinosavate》
シンクロ・効果モンスター
星8/地属性/恐竜族/攻3000/守 0
恐竜族チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードが戦闘を行う場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・
罠カードを発動できない。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手は他のモンスターを攻撃対象に選択できない。
(3):1ターンに1度、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
(4):このカードが戦闘・効果で破壊される場合、
代わりに自分フィールドのカード1枚を破壊できる。
《プロキシー・ドラゴン/Proxy Dragon》
リンク・効果モンスター
リンク2/光属性/サイバース族/攻1400
【リンクマーカー:左/右】
モンスター2体
(1):自分フィールドのカードが戦闘・効果で破壊される場合、
代わりにこのカードのリンク先の自分のモンスター1体を破壊できる。
この2体は「自身が破壊される場合、代わりに自分フィールドのカードを破壊する効果」と
「自分フィールドのカードが破壊される場合、代わりにリンク先のモンスターを破壊する効果」という
正反対の効果を持ち、破壊先の表示形式を問わないという共通点を持つ
この共通点と「代わりに破壊されるカードは身代わり破壊効果を持つカードの効果によって破壊される扱いになる」
という仕様が噛み合う事により、他の効果では起こり得ない5種類もの特殊な現象を引き起こすのだ
それではその現象について詳しく解説していこう
1.特定のカードの効果による破壊を別のカードの効果による破壊に書き換える
《破械童子ラキア》はフリーチェーンで自分フィールド上のカードを破壊する効果と
破壊された場合にリクルートをおこなう効果を持つが、自身の効果で自身を破壊してもリクルート効果は発動できない
しかし、破壊対象に《ダイナレスラー・ギガ・スピノサバット》を選択しその身代わりとして自身を破壊した場合
《ダイナレスラー・ギガ・スピノサバット》の効果によって破壊された事になるためリクルート効果を発動できる
よってフリーチェーンで《雙極の破械神》をリクルートし除去をおこなうコンボが可能となる
2.戦闘破壊を効果破壊に書き換える
《プロキシー・ドラゴン》のリンク先に《ディープアイズ・ホワイト・ドラゴン》を置いた場合
どちらが戦闘破壊される場合でも代わりに《ディープアイズ・ホワイト・ドラゴン》を効果破壊する事ができ
相手フィールドのモンスターを全て破壊することが可能となる
3.魔法・罠の効果による破壊をモンスター効果による破壊に書き換える
モンスターの効果によって破壊された場合の効果を持つ《グレイドル・イーグル》などのモンスター効果を
魔法・罠の効果で《ダイナレスラー・ギガ・スピノサバット》を破壊する事で無理やり起動する事が可能となる
4.魔法・罠のみを破壊する効果によってモンスターを破壊する
《プロキシー・ドラゴン》が存在する時に《ダブル・サイクロン》などの魔法・罠のみを破壊するカードを発動する事で
代わりにモンスターを破壊する事でコンボに繋げる事が可能となる
5.表側表示のカードしか破壊できない効果でセットされたカードを破壊する
《ヴァレット・トレーサー》はフリーチェーンで自分のカードを破壊できるものの
表側表示のカードしか対象に取る事ができない欠点を持つ
しかし《ダイナレスラー・ギガ・スピノサバット》を対象にする事で間接的にセットされたカードを破壊する事ができ
アーティファクトや《アビスコーン》、《破械唱導》などのカードの効果を発動する事が可能となる
以上の現象を踏まえると、《はさみ撃ち》と身代わり破壊効果の相性が良いのは3番と5番である
すなわち自分フィールド上の破壊対象が2枚なのを利用した
「罠の効果によって破壊された場合の効果とモンスターの効果によって破壊された場合の効果を同時起動する」
「アーティファクトなどのカードを起動しつつ同時にリクルートも狙う」
といったコンボを狙えるようになるのだ
《はさみ撃ち》という不意打ち、そして身代わり破壊効果を応用したコンボという前代未聞のアプローチにより
コンボを食らった相手は必ず混乱し追い打ちを許してしまうだろう
さあ、君も《はさみ撃ち》で勝利をもぎ取るのだ
18スレ目 619名も無き決闘者 (ワッチョイ 03b1-yZVV)2020/07/03(金) 19:25:45.37ID:JvAyO9n20
- ギガスピノサバットばかにしてごめんよ
- これ面白いな。破壊効果持ちのカードのコストを任意のカードで肩代わりできるんだから、自分のサイクロンでユベル進化とかできるのか
- 破壊の身代わりの破壊という敢えての迂遠な発動方法は想像つかなかったわ
- かなり応用効きそうな評価じゃないかこれ
最終更新:2022年01月30日 13:40