通常罠
自分のデッキのカードを上から3枚確認し、
そのカードを好きな順番に入れ替えてデッキの上に戻す。
7スレ目 350 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2013/09/24(火) 18:56:10.38 ID:77RC3Y/W0
デッキトップをコントロールするカード。
このカードが登場する以前から速攻魔法の
魔導書整理が存在していたため採用される事は
大逆転クイズなどでも低かった。
しかもその魔導書整理が
グリモの魔導書などでサーチ可能になったのでより採用は厳しい。
しかし、それでもこのカードを投入する価値のあるデッキがある。
それは「魔導」である。
え?と思った人が多いだろう。魔導ならなおのこと魔導書整理の方が一見有利であるからだ。しかしこれには理由がある。
魔導は多くのデッキからのサーチを抱えているため魔導書整理を速攻魔法として手札に入れたターンに使用しても結局デッキをシャッフルしてしまう事が多い。
だからブラフとして伏せたり次のターンのラメイソンによる2ドローを補助するように使うのが普通だ。
それならコザッキーの研究成果と同じである。
また、魔導においてこのデッキトップ操作を最も行いたいタイミングを考えてみよう。
それはおそらく魔導が壊滅的打撃を受ける時… 闇のデッキ破壊ウイルスかナチュルビーストを立てられてしまった時だろう。
相手は恐らく魔法カードを宣言してくる。魔導書整理ではこいつらの影響で他の魔導ともども墓地に送られてしまう。
しかしコザッキーの研究成果ならそんな中でデッキからドローするカードを操作する事が出来る。
ナチュビなら汎用罠やジュノン、リリーを。闇デッキならバテルや時間稼ぎの札をデッキから選ぶ事が出来る。
魔導を使っているからこそ魔法カードメタを立てられる、そこの対策になるのである。
こういっても「単体では腐るのではないだろうか」と考える人がいるだろう。しかし、魔導はラメイソンで2ドローできるのでそのうち一枚くらいコイツでも困る事はない。
ゲーテやトーラと伏せて普通にブラフにすればいい。
というわけで、魔導においては相手の魔導メタをかいくぐる事ができ、なおかつもっとも要求される仕事をこなすことができる強力カードである。
魔導書整理が勝っているのはシスティの効果を使えること、ジュノンのコストなどがあるが俺ならその枠にトーラを一枚増やす。
余談だが、遊戯王の初代主人公である武藤遊戯は魔法使い族と悪魔族の混成デッキである。(戦士族なども幅広く使うが)
魔法使いテーマの魔導と悪魔族のコザッキーが関わっているこのカードのシナジーがあるのはもしかしたらこの事に由来しているのかもしれない。
7スレ目 350 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2013/09/24(火) 18:56:10.38 ID:77RC3Y/W0
13スレ目 809名も無き決闘者@無断転載禁止 (アウアウカー Sacb-CUT7)2017/05/22(月) 15:39:25.27ID:tfX25Ey7a
見ての通り《
魔導書整理》の相互互換である
低いカードパワーの割に相手ターンにターン1制限無く発動できる魔導書として魔導全盛期にはそこそこの評価を受けたあちらと違いこのカードには特にサポートがなくわざわざ遅いこのカードを優先する意味は特にない
所謂屑カードである
しかしこのカードあの《コザッキー》が写っているストーリーカードである
そのためこのようなデッキが考えられる
【コザッキー】だ
《コザッキー》の関連カードをかき集めたデッキ
到底実践レベルには見えないがそれがこのカードのキモである
《コザッキー》自体はレベル1闇属性の通常モンスターとなかなか優秀なステータスなので【ローレベルシンクロ】に無理なく投入できる
そして《魔の試着部屋》や《グローアップ・バルブ》等のランダムにデッキを見せるカードを使ってこのカードを見せるのだ
特に発動条件があるわけでもないので手札にこのカードが来てしまっても普通に発動して見せられる
そのデュエルは《ファイアウォール・ドラゴン》や《月華竜 ブラック・ローズ》でパパっと制圧してやろう
その後のサイドチェンジ
相手は《予想GUY》や《魔の試着部屋》で出た《コザッキー》と一瞬めくられた《コザッキーの研究成果》をどう捉えるだろうか
あのデッキは【ローレベルシンクロ】の要素で戦えるデッキにした【コザッキー】だ
と思うはずだ
《コザッキー》と言えばどうしても《G・コザッキー》が思い浮かぶ
バーンデッキにスイッチできる?それとも《スキルドレイン》?等と余計なことを考えてしまう
幸いどちらにもエンドサイクが刺さるので《ツイン・ツイスター》や《サイクロン》などを積むことだろう
しかし実際には【ローレベルシンクロ】である
殆ど伏せカードは入らない
除去される《コザッキーの研究成果》を抜いて《海亀壊獣ガメシエル》等相手の布陣を突破できるカードや《成金ゴブリン》等回す能力をあげるカードでも入れよう
どうせ相手の伏せカードの何枚かは伏せ除去
自分のデッキに刺さらないドローの質を良くする訳でもない《コザッキーの研究成果》以上の屑カードなのである
このカードが同じ名前同じイラストで《神の宣告》のような優秀なカードだったらこのようなデッキが組めるだろうか
答えは否である
屑カードには屑カードの使い方があるのだ
13スレ目 809名も無き決闘者@無断転載禁止 (アウアウカー Sacb-CUT7)2017/05/22(月) 15:39:25.27ID:tfX25Ey7a
上位互換ですらスレで評価された経歴を持つ《
魔導書整理》であり、遊戯王wikiでも
「魔導書整理を代わりに投入したほうがいい」と言われる始末である。
しかしコザッキーが精神を崩壊した末に手に入れた研究成果は、本の整理をしたくらいでは到底追い越せない大いなる力を持っていたのである。
そう。実はこのカード、「こちらが確認したデッキの上のカードを"相手も"確認できる」のだ。
はて…?それの何が凄いのだろうか…。
そう疑問に思うのも無理は無い。
そもそもこのカードの上位互換と言われている
魔導書整理がどんな効果を持つのか、知らない人もいる事だろう。
《魔導書整理》
速攻魔法
自分のデッキの上から3枚カードをめくり好きな順番でデッキの上に戻す。
相手はそのカードを確認できない。
「どこがコザッキーの研究成果よりも優秀なんだ?」と言われれば、やはり速攻魔法である事が1つ。
《コザッキーの研究成果》は罠カードであるため即効性が低く、特にデッキトップを確認する事で確実に効果を発動できる《マアト》のようなカードとの相性は《魔導書整理》と比べるならば絶望的に悪い。
そしてもう一つは自分のデッキトップ3枚を相手は確認できない事。
魔導書整理はその効果欄に「相手はそのカードを確認できない」とハッキリ書かれており、こちらが確認したカードを覗く行為は反則。そして反則はジャッジキルの対象である。
しかし、このカードにはその「相手はそのカードを確認できない」というテキストが書いてない。
つまり相手がカードを確認しても何も問題は無いのである!!!
これは《コザッキーの研究成果》のカードテキストからは読み取れない隠された効果だと言って差し支えない。
そもそもこんな下位・クズカードの隠された効果などまず誰も知らないし、使われた事も使ったことも無いから気づくわけがないのだ。
「相手にカードを確認されない」テキストを持つ上位互換の《魔導書整理》として、何食わぬ顔で使っても当然バレないだろう。
また
プレゼント交換で相手に押し付ければ、仮に相手が《魔導書整理》の効果を知っているような博識なデュエリストだとしても、十中八九
「"相手が確認できない効果"を持つカード」と勘違いするのは確定的である。
取り合えず毒にも薬にもならぬこのカードを「使って損は無いでしょ」と考え発動する相手の姿が想像するだけでも手に取るようにわかる。
そしてデッキトップを確認した相手に、当然の権利のようにこちらがデッキの上のカードを確認しようとすれば良い。
当然相手は「何やってんだコイツ!?」と突然の行動に困惑し、話がもつれれば最終的にジャッジを呼んで物申してくるはずだ。
しかし、それこそが罠。
先ほども言ったように《コザッキーの研究成果》は「相手はそのカードを確認できない」という記述が無い為、実は確認できるのである。
つまり物申された事で逆にこちらのジャッジキルが発動し、簡単に勝利が手に入るというわけだ。
やはりというか、どうせこんなマイナーなカードの、しかもデッキの上の数枚を確認できる・できないなど誰も知らないし興味もない。
その事実がそのままこのような初見殺しになり、逆に牙を剥く。使えば確実にアドを取る事が可能なのだ。なんと恐ろしい…!
実は相手のカードを確認してもいいのに、テキストには「確認していい」とは書かれていない為、相手は「確認してもいいのか分からない」。
だから「確認しない」。
相手の心理を推測して行う精神攻撃は、デュエリストの嗜み。相手の心理を理解して、的確に心の隙を突いたからこそできる芸当。
それがこのコザッキーの研究成果であるジャッジキルなのである。
またこの心理誘導によるジャッジキルは、マッチ戦でも大いに役に立つ。
このジャッジキルによって相手はコザッキーを警戒せざるをえない。そのためここでこのカードをサイドと入れ替えたりすれば、そのコザッキー如きに出し抜かれ冷や汗をかく対戦相手の警戒心はただの無駄遣いとなる。
やはりというかデュエルを有利に進められるのだ。
「相手はそのカードを確認できない」のたった十数文字が無いばかりに、上記のような恐ろしい事態を引き起こしてしまう《コザッキーの研究成果》。さながら名称ターン1の制限が無いばかりに何度も酷使されるカードのようである。
かつてデッキトップを操作する事はドローを、即ち運命を支配する事だとその実力を評価された
魔王ディアボロスがいた。
そんなデッキトップを3枚も操作する事ができ、さらに相手に使わせることでデュエルそのものを終わらせる事ができるとはだれが予想できようか。《コザッキーの研究成果》は我々が想像するデュエルの未来ですらも変えてしまう恐ろしいモノである。
そんな世界を脅かす恐ろしいカードが、今後環境に現れないことを、ただ願うしかない―――
17スレ目 723名も無き決闘者 (ワッチョイ fb92-E8Ce)2019/11/09(土) 23:41:00.22ID:aoijLCqf0
- 研究成果とは本来世に広く知られて然るべきだからな
情報独占する魔道書整理とは比べ物にならない
- 実にスマートなジャッジキル系の評価だ
- コンマイ語研究家
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最終更新:2021年11月21日 11:08