効果モンスター
星3/地属性/岩石族/攻 400/守1900
自分のメインフェイズ時に、
フィールド上に表側表示で存在するこのカードを手札に戻す事ができる。
また、このカードが戦闘を行うダメージ計算時に1度だけ、
手札から通常モンスター1体を墓地へ送って発動する事ができる。
このカードの守備力は、そのダメージ計算時のみ1000ポイントアップする。
4スレ目 629 : 名無しプレイヤー@手札いっぱい。 : 2011/12/15(木) 00:19:35.69 ID:FMES60RI0
その効果から、数多くいる「ジェム」の中で最も悲惨な存在であろう。
「エメメメ」等とネタにされるジェムナイト・エメラルはまだしも、
このカードはネタにすらされていない。
まずはこのカードの持つ一つ目の効果について着目してみよう。
自身をバウンスするというこの効果はあのオネストと全く同じ効果である。
守備力もオネストと同じではあるが、後述する二つ目の効果とこの効果がかみ合っていない。
しかし、この効果も全く使えないということではない。
何よりも注目すべきは無限ループに使えるということだろう。
オネストと謎の傀儡師、そして血の代償を使った無限ループは有名であろう。
このループにビッグバン・ガールを加えれば1ターンキルになる。
しかし、このコンボには致命的な弱点が二つある。
一つ目はオネストが制限カードであるために手札に加えにくいことだ。
どんなに強力なコンボであってもそれを完成させるためのカードが手札に来なければ意味が無い。
だが、このカードは無制限であるため手札に加えやすい。
手札に加えやすいということはコンボを完成させやすいということである。
コンボの完成させやすさがオネストに勝っている一つ目の利点である。
二つ目はフィールドに出した時生き残りやすいということだ。
コンボのパーツが揃わない時、壁として取りあえず出すことはあるであろう。
この時、ステータスは生き残りやすさに大きく影響する。
オネストの守備力は1900だ。
この数値は上級モンスターに簡単に戦闘破壊されてしまう数値だ。
しかし、このカードは自身の効果により守備力を2900まで上げることができる。
2900ともなると上級モンスターはもちろん、最上級モンスターでも突破は容易ではない。
下級モンスターとしては最高クラスの壁能力を持つので、コンボ完成までの時間稼ぎになるだろう。
この上記のコンボを使うに当たって、このカードがオネストに勝る部分がそれである。
次に二つ目の効果に着目してみよう。
手札の通常モンスターを捨てることで自身の守備力を1000ポイントアップすることができる。
手札コストこそ必要になるものの、1000という数値は小さいものではなく、
反射ダメージも無視できないものになるだろう。
同じ守備力を上げる効果にはジェム・マーチャントや牙城のガーディアン、結束 UNITY等がある。
それぞれ攻撃力も上げることができたり、上昇値が多かったりと、数値で見ればどれもこのカードに勝るものである。
しかし、これらのカードには欠点がある。
まずは、それぞれ3枚しか入れられないことであろう。
入れられる枚数が限られているため、使える回数にも制限がある。
しかし、このカードは違う。
通常モンスターをコストとするため、コストは実質無限大、さらに回収も容易だ。
発動回数の多さ、これがほかのカードと比べた場合の第一の利点だ。
二つ目の欠点は対策がされやすいということだ。
ジェム・マーチャントや牙城のガーディアンは手札から発動される。
よって、マインド・クラッシュ等のハンデスカードで潰されることもあろう。
結束 UNITYは伏せなければ発動することができず、サイクロン等で潰されることがある。
チェーン発動することで損失は抑えられるが、
守備力が上がったことで攻撃をしないという選択肢を取られることもあるだろう。
しかし、このカードにはそれがない。
通常モンスターをコストとするためハンデスに強く、除去される心配も少ない。
発動のしやすさ、これが二つ目の利点である。
この効果にはもう一つの使い方がある。
それは手札の通常モンスターを墓地に送れるということだ。
通常モンスターを墓地に送ることに意味のあるカードと言えば究極封印神エクゾディオスだ。
この効果を使うだけでエクゾディオスの攻撃力を上げることができる。
もちろん、デュアルモンスターを捨てるという選択肢も考えられる。
この効果は様々なことに応用できるため、まさしく最高の万能性を持つカードと言えよう。
ジェムナイトでこそ使えないが、このカードには無限の可能性がある。
それを生かすも殺すもデュエリスト次第。
「使えないカードなどない」
遊星の一言を体言した一枚であろう。
4スレ目 629 : 名無しプレイヤー@手札いっぱい。 : 2011/12/15(木) 00:19:35.69 ID:FMES60RI0
15スレ目 274名も無き決闘者 (ワッチョイ eaf5-EHaV)2018/10/21(日) 08:41:05.60ID:ZEKjvI3X0
神塚イレイザーからwikiで調べものしたらもっといいカード見つけたので
このカードがどう下位互換であるか、という点については省略して構わないだろう。
誰がどう見ても調整に失敗した《オネスト》という評価に行き着く。
果たしてその評価は正しいのか?オネストと差別化できている点はないのか?
いや、たった1点だけ、差別化のポイントがある。
それはジェムエレファントはレベル3だという点だ。
なぜレベルが3だと良いことがあるのか?それは以下のコンボを見ていただきたい。
用意するカードはまず墓地に《ジェムエレファント》
《ヴェルズ・サンダーバード》《霞の谷の巨神鳥》の3枚
フィールドに
《地母神アイリス》、手札に《
未来への思い》である。
未来への思いで墓地からこの3枚のモンスターを特殊召喚しよう。
そう、この時全てのモンスターはレベルが異なる必要があり、レベル3のジェムエレファントが必須となるのだ。
これで効果が無効になった《ジェムエレファント》《ヴェルズ・サンダーバード》《霞の谷の巨神鳥》が揃う。
「効果は無効でも発動自体はできる。」よってジェムエレファントの効果を発動すると無意味にチェーンが組める。
そして、ジェムエレファントの効果にチェーンしてサンダーバードを、そのサンダーバードにチェーンして
巨神鳥の効果をそれぞれ発動することで、無効になっている効果をチェーン3まで積める。
しかもこれらのカードには「1ターンに1度」の記述がない。何度でも何度でも無意味なチェーン3が発動できる。
あとは地母神アイリスで無限ドローするだけである。
ここで賢い人は「2回目以降はアイリスの効果にサンダーバードと巨神鳥をチェーンすればいい」と思うかもしれない。
しかしこの方法は1度目の発揮に対してずっと処理を連鎖させつづける必要があり、間に他のカードを挟む隙がない。
ジェムエレファントがあれば任意でチェーンの始動が出來、様々なロマンコンボを使用できる下地ができる。
ただし、未来への重いを発動したターンはエクシーズ召喚以外の特殊召喚はできなくなるのでその点だけには注意したい。
よく見るとこの3枚、全てターミナル出身のテーマのカードである。
また、雷族であるサンダーバードと巨神鳥はジェムナイトの融合素材にも使える。
よって《ブリリアント・フュージョン》でこれらのカードを墓地へ送る準備が可能。
ジェムナイトの隠し味に、無限ドローコンボを組みこんではいかがだろうか?
ジェムエレファントも立派なジェムナイトデッキの一員である。
15スレ目 274名も無き決闘者 (ワッチョイ eaf5-EHaV)2018/10/21(日) 08:41:05.60ID:ZEKjvI3X0
- サンダーバードってターン1だったような
違ったらすまん- 調べたら名称指定ターン1だな
ダメそう- じゃあフォミュラシンクロンに変えよう
- サンダーバードをレベル4以外にするならオネストでいいってなっちゃう
難しいな
ジェムの名前を持っているだけで、その実態は
氷結界に住む魔酔虫より酷い。
手札のジェムナイトを要求する割に打点が低くて用心棒にもならない、
なんならフィールドから逃げ出す始末。とても単体で効果を使える魔酔虫の足元にも及ばない。
「みんな酷いパオ、ジルコニアになれる分マーちゃんより立派パオ!」
とは本人の弁だが、100人が100人ともジルコニアになれないマーちゃん(ジェムマーチャント)を選ぶだろう。
というか二人纏めて使われないのが関の山であろう。
クズカード視点で見ても、一応救済された
ヤリザや
ゴリラに比べ本当に救いようがない効果。
このカードはただのかわいそうな象でしかないのだろうか?
屑カード共通の使い道として手札コストになるという利点を持つが、実はこのゾウ、手札コストとして最高峰の性能を誇るのだ!
具体的に言うとこのゾウの場から手札に戻る効果を使えば、蘇生すれば手札→墓地→場→手札という輪廻の輪を形成できるのだ!!
岩石族地属性低ステータスが幸いし、永続罠かつ蘇生効果のある古代遺跡の目覚めを始め様々な蘇生札から容易に場に出せる。
その蘇生札を手札コストに使えばよいのでは?と思った方々、蘇生したゾウは岩投げエリアや断層地帯。同胞の絆によるリクルート等多彩な戦術にスイッチできる為一概にそうとは言い切れないのだ。
さて手札コストの必要なカードといえばライトニングボルテックスやマスクチェンジセカンド、同族感染ウイルスにサンダーブレイク等過去に制限リストに名を連ねた強者ばかりである。
こうした汎用強カードを入れやすく、ジェムエレファントも入るデッキとはなにか?
そう【マスターモンク】にて彼らは活躍するのだ!!
実は着々と強化され続けている
マスターモンク、特にレベル3岩石のサポートの手厚さたるや蘇生展開強化なんでもござれだ。
今まではカードパワーの差から惨殺されてきたモンクデッキだが、手札コストを持つ強力カードが好き放題使える為充分戦えるのだ。
何より、何故かカテゴリに属していたチュー助もゾウのコストとなるのでゾウはモンクにて余す事無く使えるのだ!
これこそ墓地より転じて生を拾うジェムエレファントの奥義、【無象転生】である。
奇しくも肉体派のモンクにもピッタリの奥義だ。
ちなみに新テーマのウィッチクラフトは墓地から手札に魔法が舞い戻る。
多少の差異はあれ、同じ戦法ならマスターヴェール率いるウィッチクラフト勢が優秀なのは言うまでもない。
この糞ゾウを使うかマーちゃん(マスターヴェール)を選ぶかは決闘者次第だが、本人曰く
「ジルコニアになれる分マーちゃんより立派パオ!」とのことだ。
筆者としては彼が今後手札コストとして活躍するのを祈るばかりである。
16スレ目 35名も無き決闘者 (ワッチョイ 9f54-UkSK)2019/03/05(火) 11:36:08.45ID:/3uK0MiR0
最終更新:2019年08月18日 14:48