『Phun』で潮汐
潮汐を『Phun』でシミュレートしてみた。

 地球-月系の公転による潮汐は,地球も系の重心まわりに公転しているというところがミソである。軌道を円に近づけるのに苦労したが,何とかこの相互重心まわりの公転を実現できた。重心を止めたかったがちょっと大変。しかたなく,地球に固定した視点で見るのを標準とした。興味のある人はこの固定をはずしてみるとよいだろう。地球を選択して,SelectionからFollow_with_cameraのチェックをはずせばよい。地球-月系が相互の重心のまわりに公転し,なおかつ全体として並進しているのを見ることができる。


 ばね(半径方向)の伸びによって,「満潮」の位置が月に面した側と反対側の2か所になることが確認できる。シミュレーション速度を2倍ぐらいに上げた方がよくわかるかもしれない。もっと伸縮を大きくしたいのだが潮汐力はこんなにデフォルメした設定でもかなり小さく,ばねの調整が非常にクリティカルで難しい。接線方向のばねは可視化しているだけである。

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最終更新:2009年04月30日 20:40
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