2段圧縮機
OKWaveの回答の再掲。
苦手な熱力学に挑戦。わけのわからぬ熱力学関数のあれこれやでんでんむし(
)の2段重ねがならぶのとちがって,これなら高校プラスアルファレベル?
「中間冷却を行う隙間のない2段圧縮往復動式圧縮機を考える。低圧圧縮機により温度
、圧力
の理想気体(ガス定数
[J/(kg・K)]、比熱比
)を吸収して可逆断熱的に圧力
まで圧縮し、等圧的に温度
まで冷却し、高圧圧縮機で可逆断熱的に圧力
まで圧縮して排出する。圧縮機を運転する全仕事量を最小にする条件は
であることを導け。」
(一部訂正を含む)
まず確認ですが,最後の排出は等圧排出とします。
長いので,方針のみ示します。
体積変化を
とします。
変化を追跡すると
が成立します。これを用いて,
を
だけで書きなおします。
を
で微分して
とおき,
を最小とする
の条件を求めると,
を得ます。
最終更新:2009年07月04日 00:09