【解答】自由落下と鉛直投げ上げ

(1)

床から鉛直上方へ y 軸をとり,時間 t の後のA,Bの座標を y_A,y_B とすると,

y_A = h - \frac{1}{2}gt^2
y_B = vt-\frac{1}{2}gt^2

y_A = y_B より,衝突までの時間は,

t = \frac{h}{v}

したがって,衝突位置の高さは,

y = h - \frac{1}{2}g\left(\frac{h}{v}\right)^2

以上が標準的な解き方であるが,Aとともに自由落下する実験室で見れば,無重力の下,Bが速さ v の等速でAに近づく運動となるから,ただちに

t = \frac{h}{v}

である。

シミュレーションでは,静止した実験室とともに,自由落下する実験室を設定してみた。カメラ追跡の設定をすれば,自由落下する実験室内でのBの等速度運動が観察できる。




(2)

Bが最高点となる時刻は,

v - gt = 0

より,

t = \frac{v}{g}

(1)の結果から

\frac{h}{v} = \frac{v}{g} \qquad \therefore v = \sqrt{gh}

となる。



Algodoo シーン

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最終更新:2009年11月21日 09:29