【解答】ばねと壁の間を往復する小球



Bはばねの自然長においてAを離れるのは明らかである。そのときの速さを v とすると,エネルギー保存により

\frac{1}{2}kx_0\;^2 = \frac{1}{2}\cdot 2mv^2 \qquad \therefore v = x_0\sqrt{\frac{k}{2m}}

Bが離れた後,Aは単振動を続ける。Bが戻るまでにAは1周期半を振動すればよいから,

\frac{3}{2}\cdot 2\pi\sqrt{\frac{m}{k}} = \frac{2(L-x_0)}{v}

これを L について解けば,

L = (1 + \frac{3\pi}{2\sqrt{2}})x_0

を得る。必要な距離は,ばね定数 k に依存しない。

Algodooの設定は,x_0=0.5{\rm [m]} である。条件設定は大変クリティカルで,同じ運動を何度も繰り返させるのは難しいようだ。

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最終更新:2009年11月29日 11:52