【解答】すべり台と壁を往復する小球
(1)
求める小球およびすべり台の速さを

とおくと,運動量保存により
また,エネルギー保存により,
したがって,両式より
(2)
小球が最高点に上がったときの両者の速さを

とおくと,運動量保存により
求める高さを

とおくとエネルギー保存により,
(3)
再度小球がすべり台を離れるときの,小球およびすべり台の速さを

とおくと,運動量保存により
また,力学的エネルギー保存より両者の相対速さは変化しないから(はねかえり係数=1),
両式から,
再び小球がすべり台に追いつく条件は,
すなわち,
これを解いて,
※ Algodoo の設定は,
![m=1000{\rm [kg]},\alpha=10,h=100{\rm [m]}](http://chart.apis.google.com/chart?cht=tx&chf=bg,s,ffffff00&chco=000000ff&chs=25&chl=m%3D1000%7B%5Crm%20%5Bkg%5D%7D%2C%5Calpha%3D10%2Ch%3D100%7B%5Crm%20%5Bm%5D%7D)
。精度をよくするために巨大化した(特にすべり台=ポリゴンのすべり損失をおさえる効果あり)。
最終更新:2009年12月10日 15:04