【解答】ばね振子への衝突合体



ばね定数 k は,つりあいから

kA = mg\qquad \therefore k=\frac{mg}{A}

である。衝突直前・直後のおもりの速さを v,V とすると,運動量保存により

mv = 2mV \qquad \therefore V = \frac{1}{2}\;v = \sqrt{\frac{gA}{2}}

となる。振動の周期は,

T = 2\pi\sqrt{\frac{2m}{k}} = 2\pi\sqrt{\frac{2A}{g}}

新しいつりあい位置は,2A 伸びた位置である。振幅を a とすると単振動のエネルギー保存により,

\frac{1}{2}ka^2 = \frac{1}{2}\;2mV^2 + \frac{1}{2}kA^2 \qquad \therefore a = \sqrt{2}\;A

したがって,最高点のはじめの位置からの高さは,

h = (\sqrt 2 - 1)A

である。

もとの振子で,おもりを自然長まで上げて放したときの振動と比較してみた。


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最終更新:2010年01月02日 16:56
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