目次
なんか良さげなフリーのIDEを見つけたのでちょっと調べてみることにする。
主な特徴
- C++用のIDE
- オープンソース(無論フリー)
- クロスプラットフォーム
- プラグインで拡張化可能
- wxWidgetsを使用して作られており、wxWidgetsによるアプリケーション製作を推奨している。
- 様々なコンパイラーに対応している。(GNU GCC Compiler、Microsoft Visual C++ Toolkit 2003、Borland C++ Compiler、など)
- メイクファイルのエクスポートが可能
- 今のところ英語のみ(2006/6/5現在:v1.0rc2)
インストール
ダウンロード
- 本家のサイトへ行く。
- メニューのDownloadsをクリック
- Code::Blocks IDE (Windows binaries)という小見出しの「Code::Blocks IDE, without compiler」(←IDEのみ)または「Code::Blocks IDE, with MINGW compiler」(←GNU GCC Compiler付)をクリック。コンパイラを持っていない方は後者を推奨。
- Hostが日本のものと思われるところからダウンロードする。
インストール
- とりあえずI accept agree。
- インストール先を指定。コンパイラ付の場合、このとき指定したフォルダの下にコンパイラもインストールされます。指定パスには空白のあるフォルダが入っていないこと。
- デフォルトでついてくるプラグインは便利なものが多いのでFullInstallitionを推奨。
初期起動
- デフォルトのworkspace(プロジェクトの保存位置)を使用するかを聞いてくる。(後で変更可)
- デフォルトで使用するコンパイラーを聞いてくる。(後で変更可)
プラグイン
- メニューバーのpluginsから使用できる。
- プラグインの詳細設定はメニューバーのSettings->Plugin'settingsから設定可能。
Souce Code Formatter
if(){
}
}
とか
if()
{
}
{
}
の形に中括弧の位置を整形してくれる。
Code Statics
そのファイルのCode量を表示してくれる。
- Code量
- コメント量
- 空行量
おのおのをパーセンテージと実量で表示してくれる。
Code Complation
コード補完機能。またの名をインテリセンス機能。
- Ctrl+Space
- 「.」や「->」によるメンバへのアクセス時
に起動する。
起動すると入力候補の一覧が表示される。
キー入力による入力候補の絞込みが可能(大文字小文字の区別はなし)。
入力候補の選択はEnter。
起動すると入力候補の一覧が表示される。
キー入力による入力候補の絞込みが可能(大文字小文字の区別はなし)。
入力候補の選択はEnter。
設定
a)Parser
入力候補一覧を作成するための、参照範囲を決定する。
入力候補一覧を作成するための、参照範囲を決定する。
- Follow LOCAL Includes⇔関数内で宣言されたもの
- Follow GLOBAL Includes⇔モジュール内に宣言されたものを含む
- Parse preprocessor directives⇔Includeしたファイルも含む
b)Cash
入力候補一覧を"いつ"作成するのかを決定する。
入力候補一覧を"いつ"作成するのかを決定する。
- Use Cash
- Always Update Cash⇔常に入力候補一覧を作成する。
- Display cash loading/saving progress⇔ファイルセーブ時に入力候補一覧を作成する。
備考
- STL関係のヘッダーをインクルードしても候補の一覧に出てこなかった。何で?
Class Wizard
- クラス作成支援。
- クラスを作成すると同時にそのクラス用のヘッダーとソースを作成する。
- ヘッダーにはインクルードガードを記述しておいてくれる。
基本的な使い方
プロジェクトの作成
- File->New Projectでダイアログが開く。
- C言語の参考書に載っているようなプログラムを作りたいならConsol Applicationを選択してCreateボタンを押す。Windowアプリケーションを作成したいならWin32 GUI Applicationを選択する。
- ダイアログが出てきてこのプロジェクトをどこに保存するかを要求される。
- 保存するとWorkspace以下にプロジェクトが作成されているのを確認する。ツリー構造になっているので、クリックしてSoucesという名前の下にmainファイルが作成されているのを確認する。
- mainファイルにはテンプレートされたコードがかかれているのでコンパイルにかけて実行してみよう。
コンパイルの仕方(ビルド)
- Build->Buildで実行ファイルを生成する
- Build->Compaile Current fileでアクティブなファイルの文法をチェックする。
- Build->Runで生成済みの実行ファイルを実行する
- Build->Build & Runで実行ファイルを生成して実行する。
- Buildすると、下のBuild logというメッセージ欄にログが吐き出される。
コンパイルエラー(ビルドエラー)
- Build時、Compaile Current file時にエラーが出ると下のBuild Messageというメッセージ欄にエラー内容が表示される。
- Build Messageに列挙されたエラーメッセージをダブルクリックすると、エラーの出た行にカーソル位置が移動する。
- エラーの出た行は、赤くペイントされる。
- Build->Errors->previous Errorで前のエラーに飛ぶ。Build->Errors->Next Errorで次のエラーに飛ぶ。
デバッグ(GDBによる)
前提条件⇒GDBでデバッグできるのはGNU GCC Compilerでコンパイルされた実行ファイルだけである。
コンパイラにデバッグモードでコンパイルするよう設定する
- Build->Compile Optionsでダイアログを開く
- CompilerタブのCompier Flagsタブに注目する。
- Procedure debugging symbols [-g]をチェックする。(CategoriesをDebuggingにすると見つけやすい)
- この状態でBuildするとデバッグモードに対応した実行ファイルが生成される。