ビッボ×島秀夫 緊急対談!!『新作ドッソリに懸けたコト』

ビッボ×島秀夫 緊急対談!!『新作ドッソリに懸けたコト』

「こんにちわ」
ビッボ「お久しぶりです(笑)」
「9年ぶり?」
ビッボ「あれから9年ですね…」
「早いね~、今回またドッソリでビッボ君と会えて嬉しいよ」
ビッボ「今回もお世話になります(笑)」
「こちらこそ。現場はどう?久しぶりだと思うけど」
ビッボ「かなり緊張してます。でもいい緊張感ですよ。身が締まるというか。」
「まぁ新しい人気声優さんにもバンバン参加してもらってんだけど、ビッボ君かなり尊敬されてるよ(笑)」
ビッボ「ほんとですか、嬉しいな。」
「新作ドッソリの話が来た時はどうだった?
僕としてはビッボ君はもうドッソリ卒業かなと思ってたから不安だった。
断られたら仕方ないかってね。」
ビッボ「正直かなり悩みました(笑)」
「やっぱりね、無理もないよ。9年だもん」
ビッボ「でも新作ドッソリに吹き込まれた監督のスピリットがかなり斬新だったんですよ。
なんかスプーンでラーメン食べさせられてるみたいな(笑)」
「大袈裟(笑)」
ビッボ「いやほんとに」
「でもビッボ君の言ってる事はまんざら間違ってもなくて、
やっぱり今必要なのは、オーソドックスの中に流れ込む斬新さだと思った。
だから今回のドッソリは、シンプルなパーティーゲームっていう形の中で
プレイヤー自身が遊び方を再構築できるようにしたんだ。」
ビッボ「…ドッソリオンラインがある、と?」
「楽しみにしてて(笑)」
ビッボ「凄いことですよこれは」
「まぁ今まではユーザーが一人でじっくり腰を据えてプレイするゲームが多かったけど、時代も変わってきてる。
実際自分がやりたいって思うゲームが、今やネットワークを通じてじゃないと嫌だっていうのがある。」
ビッボ「まだオンラインを実装したゲームって数は少ないですけど、今後爆発的に増えると思いますよ。」
「そうなんだよね、新作ドッソリの発売予定が9年後だから、それまでにはオンラインゲームって当たり前になってると思う。」
ビッボ「先を見据えたプロジェクトですね」
「いや、あまり僕自身先の事は考えないタイプなんだけど、まぁ自然に行き着いた結論だね。」
ビッボ「ちなみに今回の新作ドッソリが“賭け”だって仰ってましたよね、あれはどういう意味ですか?」
「あれはやっぱり、今ドッソリシリーズ応援してくれているファンはとても多くて嬉しい限りなんだけど、9年後はどうなってるかわからない。
島秀夫作品はどうしても発売まで長いスパンを設定するからね(笑)」
ビッボ「確かに9年は長いですからね(笑)」
「僕は発売日を新作製作発表から明確に提示することでクリエーター達に緊張感を持たせるスタイルでやってきてるけど
製作期間が長い分、時代時代の変化に流されたり、どこかブレた脚本になりがちなんだ。
それを避けるため今回パーティーゲームというシンプリズムに回帰した。」
ビッボ「でも9年後、今のファンやゲーム業界や社会からどういうレスポンスが来るかは全く予想出来ない」
「そう。やっぱり“賭け”なんだよね。」
ビッボ「島さん、今日はありがとうございました」
「…はい、ありがとうございました」

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最終更新:2015年06月05日 22:10