最終更新:2015年11月07日 (土) 14時32分14秒
更新情報
- 小人のいたずらの説明を追加。
- 【彼岸】プレイ考察ケーススタディ、hikariさんのツイートをリンクに追加。
【彼岸】の概要
EXTRA PACK 2015で来日したテーマデッキ。
BOSH発売までは帝と並んでEMEmを追いかける二番手、三番手のデッキだった。
BOSH発売後は、EMEmの先行展開を返せない帝が減り、EMEmに不利でないことから、EMEm以外では一番勝つチャンスのあるデッキとなり注目されている。
長所
- スタミナがあり後続を途切れさせずに戦うことができる。
- メインアタッカーのダンテは回収効果を持ち、ダンテの素材にするモンスターも後続を確保する効果を持っているので、ダンテビートが成立している限りはリソースが減ることはない。
- EMEmや帝より自由枠が多く罠を積むことができる。
- 彼岸の沈溺の破壊能力。
短所
- スタミナがあるとは言ってもペンデュラムデッキや帝には及ばない。(?)
- 2500、2800を越える打点を効率良く突破しづらい。
- ランク3には高性能な汎用エクシーズがいないため、ベアトリーチェとダンテの2500とベアトリーチェから出てくる巡礼者ダンテの2800が重要。
プレイの注意点
魔サイの裁定
- 彼岸モンスターが既に場にいる状態で魔サイを召喚した場合
- 現在の裁定(2015/10/03)では、彼岸がいるときに魔サイを召喚しても彼岸モンスターが自壊しない。
- 例えば、魔サイより先に彼岸を出して増Gをチェックするといったプレイが可能となる。
- 魔サイと彼岸モンスターが場にいる状態で魔サイが戦闘破壊される場合
- ダメージ計算(戦闘破壊判定を行い、破壊が確定したモンスターの永続効果が適用されなくなる)からダメージステップ終了(戦闘破壊されたモンスターを墓地に送る)までの間に、魔サイが場に存在しながら効果が適用されない瞬間があるため、彼岸モンスターが自壊してしまう。
- 魔サイ+彼岸で場を返すと脆い場になってしまうため、エクシーズまでした方が良い状況は多い。逆を言えば、魔サイがいる時に彼岸の特殊召喚効果にGを打ち込めば、脆い場を作るか2枚ドローさせるかを迫ることができる。
ガイドへのヴェーラー
ガイドにヴェーラーを使われた場合、彼岸モンスターでないガイドが棒立ちになるためそのターンの展開がストップする。
そのため、彼岸+彼岸+ガイドのような手札なら、彼岸2体でダンテを作ってからガイドを召喚した方が良いケースがある。
ただし、この展開方法で展開すると彼岸2体でダンテを作るところに罠を貰った場合純粋に2枚の損を被るため罠に弱い。
基本的な展開パターン
ガイド+彼岸(ベアトリーチェ判明前)
結果:ダンテ+ダンテ
- ガイドの効果でグラバースニッチを特殊召喚。
- ガイドとグラバースニッチでダンテを特殊召喚。
- ダンテの効果で素材のグラバースニッチを外し、3枚墓地肥し。
- グラバースニッチの効果でデッキから彼岸を特殊召喚。
- 手札の彼岸を特殊召喚し2体目のダンテをエクシーズ。
特に捻った展開ではないが、基本。
グラバースニッチから出す彼岸モンスターをスカラマリオンにすればスカラマリオンから2枚目のガイドをサーチし後続を確実に確保することも可能。
主要な採用カード
彼岸の下級モンスター
ガトルホッグ、グラバースニッチ、スカラマリオンの3種がデッキ回転の中心になる。
- 《彼岸の悪鬼 ガトルホッグ》
- 墓地へ送られたとき、同名カード以外の彼岸を墓地からSS。
- 《彼岸の悪鬼 グラバースニッチ》
- 墓地へ送られたとき、同名カード以外の彼岸をデッキからSS。
- 《彼岸の悪鬼 スカラマリオン》
- 墓地へ送られたターンのエンドフェイズに、同名カード以外のレベル3闇属性悪魔族(=彼岸、ガイド)をサーチ。
罠カード
- 《彼岸の沈溺》
- Fire Lake。自分フィールド上の彼岸2枚を墓地に送って、カードを3枚まで破壊できる。
- 彼岸と名の付くカードなのでダンテで回収可能。
- 《悪魔の嘆き》
- 相手の墓地にモンスターがあれば、フリーチェーンで彼岸を墓地に落として妨害に使える。
- エイドス、エレボス、ジャグラー、クラウン等の動きに合わせて止めることも可能。
エクストラデッキ
- 《彼岸の旅人 ダンテ》
- 《永遠の淑女 ベアトリーチェ》
- 《彼岸の詩人 ウェルギリウス》
- 《彼岸の巡礼者 ダンテ》
話題の構築・採用候補カード
彼岸モンスターはコストとして墓地に送った場合も誘発するので、リリースや手札コストを要求するカードと組み合わせて使うことができる。
- SR
- ランク3を出しやすくするとともに、彼岸メタとして採用率の高かった飛翔するGをシンクロ素材にできる。
- 《マスマティシャン》
- スカラマリオンを落とすことで次のターンガイドから動き出すことだできる。初動用カード。
- 《デビル・フランケン》《異星の最終戦士》
- 一時期、EMEmや帝のサイドチェンジ後に彼岸相手に入れる異星の最終戦士を突破できるカードが採用されていなかったため、異星の最終戦士が注目された。
- 《強制転移》《精神操作》
- ミラーマッチではダンテを奪ってベアトリーチェを乗せる、ベアトリーチェを奪ってガイアドラグーンを乗せるなどして突破の難しいモンスターを簡単に突破できる。強制転移は相手に出された飛翔するGを送り付けることも可能。
- 《マスク・チェンジ・セカンド》《M・HERO ダーク・ロウ》《M・HERO ダイアン》
- スカラマリオンを対象または手札コストにすることで、損失を軽減しながらダークロウを出せる。
- また、エクストラにダイアンを用意しておけば飛翔を処理できる(ガイドか魔サイが無ければそれ以上の展開はできないが)。
- 《魔力の泉》
- ペンデュラムメタ。相手がスケールを2枚設置したところで発動すれば、施し感覚で2枚ドローして1枚捨てつつ、ラスターやペンマジからの動きを封じられる。
- 彼岸モンスターは捨ててもアドを回復でき、しかも永続に依存せず捨てる枚数を抑えられるので、このデッキでは他より使いやすい。
- 《因果切断》
- ミラーマッチや苦手な高打点の処理に有効とされている。手札コストは重いが状況によっては彼岸モンスターを捨て軽減できる。
- 《小人のいたずら》
- ベアトリーチェで落としてEMEmのエクシーズを妨害することが可能。10/13サイドに採用され始める。
- 《昇天の角笛》
- 主要モンスターの守備力が高いので相手は下級ビートを行いづらく、そのモンスターもリリースして効果を発揮するものが多い。ヴェーラーを受けたガイドを有効に扱うこともできる。
- 《スキルドレイン》
- 墓地起動のモンスターが多いため視野に入る。デスガイドが使えなくなり、場に魔法罠が残るため彼岸モンスターの特殊召喚効果も使えなくなるため展開力が落ちることに注意したい。
- 《能力吸収石》
- 癖の強いスキルドレイン。
- 相手ターンにベアトリーチェ起動→落とした彼岸の誘発効果と動くだけで魔石カウンターが2個貯まる。
サンプルレシピ
EXP2015発売前
EXP2015発売直後
参考リンク
EXP2015発売前
EXP2015発売直後
BOSH発売前
コメント
最終更新:2015年11月07日 14:32