唯「暑い……」
梓「クーラーを付けましょうか?」
唯「クーラー……うーん、クーラー…」
梓「唯先輩、クーラーが苦手ですもんね」
唯「最近は少し慣れたんだけど……」
唯「あ!そうだ!」
梓「どうしたんですか?」
唯「ちょっと待ってて」
梓「はい…?」
唯「確か…ここに……」
唯「あった!」
梓「これってビニールプールじゃないですか!」
唯「そうだよ…暑いからこれに入って涼しもう」
梓「え…嫌ですよ」
唯「何で?」
梓「だって水着もないんですよ!」
梓「それに…」
唯「それに…?」
梓「これ凄い小さいじゃないですか…」
唯「そうだね…」
梓「こんなに小さいと泳ぐこともできませんよ」
唯「うーん……」
唯「そうだよ…ね」
唯「どうせ水に入るなら思いっきり泳ぎたいもんね」
梓「そうですね…」
唯「……」
梓「……」
唯「海に行きたいね…」
梓「行きたいですね…」
唯「海に行こうっか?」
梓「えっ」
唯「そうだよ!あずにゃん!」
唯「海に行こうよ!」
梓「唯先輩…?」
唯「それで思いっきり泳ごうよ!」
梓「今からですか?」
唯「うん!」
梓「流石に今からは…止めておきましょう」
唯「えー、あずにゃんは海に行きたくないの?」
梓「そんなことはないですけど」
唯「ないですけど?」
梓「海に行くならそれなりに準備をしてからではないといけませんし」
梓「どこに行くのかも決めてないのは無謀過ぎますよ」
唯「そうだよね…海かー…ムギちゃんの別荘が使えるかな?」
梓「ムギ先輩の別荘ですか」
唯「うん、使えるなら海も遊べるしお泊まりするところにも困らないよ」
梓「そうですね…電話してみましょうか?」
唯「私が聞いて見るよ」
唯「えっと…ムギちゃんの電話番号は…」
唯「あっ、ムギちゃん?ちょっとお願いがあるんだけど」
梓「……」
唯「うん、うん…ありがとう!」
梓「どうでした?」
唯「OKだって!」
唯「でも使えるのは明日からの3日間だけだって」
唯「それとムギちゃんは来られないみたいだから行くなら今から別荘の鍵を取りに行かないと駄目だって」
梓「明日ですか…明日という事は律先輩と澪先輩も用事があって出かけてるので一緒に行くのは無理ですね」
唯「行くなら2人だけって事になるかな」
梓「2人だけですか…」
唯「あずにゃん行こうよ!海だよ海!」
唯「こんな機会はめったにないんだよ」
梓「……分かりました…行きましょう」
唯「やったー」
梓「ただしちゃんとギー太も持って来てください」
唯「ギー太を?」
梓「せっかく2人だけであの別荘に行くんですからギターの特訓もします!」
唯「えっと…本当に?」
梓「本当にです!」
唯「あー、私…明日用事があったんだ」
唯「だから行くのは…」
梓「良いんですか?この機会を逃したらいつ海に行けるか分かりませんよ?」
唯「うぅ…ほどほどね?あずにゃん」
梓「考えておきます」
梓「それじゃあ…今日のところは帰ります」
唯「え、もう帰っちゃうの?」
梓「明日からの準備がありますからそれとムギ先輩から別荘の鍵を借りてきます」
梓「唯先輩もちゃんと明日からの準備してくださいね」
唯「分かったー」
梓「明日の朝に唯先輩の家に伺いますので」
唯「うん、また明日ね」
唯「海だよ!海!」
梓「あんまりはしゃがないでください」
唯「だって海だよ!泳ごうよ!」
梓「まずは荷物を置いてからにしましょう」
唯「うん!」
梓「えっと…鍵はこれで…開きました」
梓「相変わらず広いところですね…」
唯「あずにゃん!早く荷物を置いて泳ごう」
梓「分かりました…ここに荷物を置いて着替えてから泳ぎに行きましょう」
唯「あずにゃん~水が冷たくて気持ち良いよ」
梓「待ってください!」
梓「もう入る前に準備運動ぐらいしてくださいよ…」
唯「あずにゃん~」
梓「えっ」
唯「早く早く」
梓「ち、ちょっと…」バシャン!
唯「ね?冷たくて気持ち良いよ」
梓「もう…唯先輩は…」
唯「それ!」
梓「やりましたね!私も…えい」
唯「やったなー」
唯「とぉー」
唯「あずにゃん~こっちだよ~」
梓「待ってください~唯先輩~」
唯「あずにゃん、一口あげる」
梓「良いですよ…」
唯「良いから良いから」
梓「じゃあ…」
梓「唯先輩…私また焼けちゃいました…」
唯「ほんとだ!」
梓「日焼け止めしっかり縫ったんですけど…」
唯「そうなってもあずにゃんは可愛いよ~」
唯「いっぱい遊んだねー」
梓「そうですね…久しぶりにこんなに遊びました」
唯「あずにゃん見てよ」
梓「綺麗ですね」
唯「うん、夕日ってこんなに綺麗なんだね」
梓「はい…」
唯「何だか不思議だね」
唯「こんなに広い中で2人きり何て…」
梓「そうですね…」
唯「……」
梓「……」
梓「はい」
唯「……」
梓「……」
唯「ごめん…何でもないや」
梓「……」
唯「それにしてもほんとに綺麗だね」
梓「はい」
唯「……」
梓「……」
唯「あずにゃん、キスしても良い?」
梓「……はい」
唯「あずにゃん…」
梓「唯先輩…」
チュ
唯「……」
梓「……」
唯「ご、ごめん!私、何してるんだろ」
梓「す、すいません…私も何だか…そんな感じに…」
唯「……」
梓「……」
唯「私、今のがファーストキスだったんだ」
梓「じ、実は私も今のが…」
唯「そ、そうなの!?ごめんね…私何かで…」
梓「唯先輩の方こそ私何かで…」
唯「そ、そんなことないよ!!」
唯「私は今のファーストキス…後悔してないよ!」
梓「わ、私もです!」
唯「じゃあ…もう一度しても良い?」
梓「唯先輩が良いなら…」
唯「あずにゃん…」
チュ
梓「……」
唯「……」
唯「ご、ご飯を食べようか?」
梓「そ、そうですね!そうしましょう!」
梓「唯先輩、そこ間違えてますよ」
唯「あ、うん…」
梓「唯先輩、普段ミスしないところまでミスしてますよ」
梓「大丈夫ですか?」
唯「だってだってその…」
梓「だって何ですか?」
唯「あずにゃんとのキスが頭から離れなくて…//」
梓「なっ//」
唯「ごめんね」
梓「いえ、そんなことは…」
唯「あずにゃんは…あずにゃんは…私の事…好き?」
梓「な、何を聞いてるんですか?」
唯「私はあずにゃんの事が好きだよ」
唯「あずにゃんは?」
梓「私だって…私だって…唯先輩の事…好き…です」
唯「ほんと!?」
梓「好きじゃなかったらキス…ファーストキスをあげませんよ」
唯「……」
唯「あのね…あずにゃん」
唯「今夜、一緒に寝ても良い?」
梓「それって」
唯「うん…駄目かな?」
梓「だ、駄目じゃありませんけど」
梓「私で良いんですか?」
唯「あずにゃんじゃなきゃやだ!」
梓「…私のも唯先輩が……」
唯「あずにゃんが良いなら…」
唯「う…うーん……」
唯「おはよう、あずにゃん」
梓「おはようございます…唯先輩」
唯「あずにゃん」
梓「どうしたんですか?」
唯「何だか懐かしい夢を見てたんだ」
梓「懐かしい夢ですか?」
唯「あずにゃんとファーストキスした時とその後の事」
梓「あ、あれですか//」
唯「うん、あれ…」
唯「あれからあんなにたったんだね…」
梓「そうですね…」
唯「……」
唯「あれからあずにゃんと色んな事があったけどここまで来たんだね」
梓「……」
唯「結婚式ってあの時と同じ気持ちになるのかな…」
梓「どうでしょう?」
梓「ただはっきり言えるのは私はあの時よりもっと唯先輩が大好きになりました」
梓「なのであの時と同じ気持ちになったとしたらより強いものを感じると思います」
唯「あずにゃん…」
梓「唯先輩…そろそろ準備して行きましょう」
唯「そうだね…私達の結婚式に」
終わり
- 待って!!私も出席の準備が!! -- (あずにゃんラブ) 2012-12-29 22:24:48
最終更新:2012年09月11日 06:03