毒入りカツ丼

  • 発端
カツ・コバヤシは酒場で生意気な口を聞いてボコられたところを黒沢に拾われ、剣士としての道を歩み出すようになる
念願の剣士修行ができて周りにも煽てられ、心身が充実していた彼は秀の才に達していた
ひたすら命中を磨いて476年の平戸剣術大会に出場する
たとえ負けても、苦境の中で努力と向上心を失わなければ秀の才能のままでいられるだろう
しかし勝ち進んで天狗になった彼は、取り巻きをバックに渋凛を強引にナンパしようとして不意打ちを食らい、昏倒する
黒沢から叱責され、女に負けた男と掌を返した取り巻きにバカにされ、精神的にプッツンしてしまい、狂気の世界へ

  • 大会後
自分を炭治郎だと思い込み、炭治郎を催眠術使いの偽物と断じて平戸から姿を消す
但し狂気と引き替えに炭治郎の倍の早さで成長する才能を得る
炭治郎を騙り続けるが、炭治郎のスライム狩りの名声と目撃談が農民に広まっていて、肥前・肥後にいられなくなる
その影響か、炭治郎に催眠術を掛けられて騙りを強要された解釈して騙りを止め、地獄流のカツを名乗りだす
しかし狂気から脱した代償に、付け焼き刃由来の悪い癖が爆発

優れた剣士(ダンやケロちゃん)とも、炭治郎に一目置いてるキャラ(豊久や美綴)にも会わなかったせいで、
更正も粛清もされずに九州を流離う

中途半端に狂気に囚われたまま、見窄らしい格好で平戸に戻る
マチ、渋凛が本当は自分の恋人で、炭治郎に催眠術を掛けられて奪われたと思いこんでいる
不審者丸出しの行動を虎子とあさぎに怪しまれ、斬られそうになるが、たまたま通りかかった士郎のおかげで逃げ延びる

その後再会した士郎に案内されて黒沢流
黒沢に再会してやり直そうと説得されるも、黒沢が炭治郎に買収されて自分を否定しようとしてると断じて刺す
黒沢は重傷。逃亡して行方不明となり、黒沢を慕う弟子達に追われる身に。
士郎は黒沢に頼まれてカツを奉行所に届けるのは止めた
カツを探して捕まえるが、電波な言動に精神をやられて意気消沈。同行していた桜は気持ち悪さと苛立ちで殺意を抱いた
奉行所に突き出すが、黒沢が刺されたことは秘密にしているので罪状がない
カツは結局釈放されて剣術大会に出場できることになる

  • 大会
カツは炭治郎やエリカを見て電波な発言を続ける。その様子に士郎は助けたことに責任を感じる
本戦の初戦で炭治郎はカツと戦うことになり、順当勝ち
破れたカツは誘い出され、渋凛と果たし合いすることになる
カツは渋凛の腕潰し等で完敗して瀕死になり、二度と剣が握れない傷を負う

渋凛が去った後、かつて黒沢とカツの道場破りで腕を折られたトーマスが現れる
トーマスはカツに恨み骨髄の人間達に根回しして、彼らが動けないカツを処すことになる
狂気から醒め、恐怖で泣き叫ぶカツに溜飲を下げたトーマスが、手を汚さずに引導を渡した
屋根のある場所にて、自ら死を望む程の生き地獄を味わい続けているらしいが、詳細は不明

  • 大会後
カツは表向き大会の敗退を恥じて逃げたと見なされている。黒沢も同様に思っている
カツは士郎が自分の親友と触れ回っていたが、士郎以外の参加者には相当横柄で、女には気持ち悪い態度を取っていた
士郎にまで悪評のとばっちりがいくかもしれない
マチの発案で、カツとはちょっと話しただけで士郎も迷惑してる、という筋書きで噂を否定していく事になった
助言をしたことで、士郎・桜と炭治郎の間のわだかまりは解けた

  • 備考
カツは不遇な環境と黒沢の煽て三昧によって歪んだと思われていた
だが実際には、飯・住処を提供して割と真っ当な扱いをする石田の下にいた時も他人を無根拠に見下す人間で、
黒沢の所で天狗になっていた頃も黒沢には内緒で取り巻きと共に女を犯すクズになっていた
モテモテ流の道場破りの件だけはカツよりも黒沢の非の方が大きいが、それを除く全てのやらかしと結末は本人の自業自得

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最終更新:2019年09月23日 16:17