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唯「澪ちゃんと付き合いたいけど告白するのが怖い」

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唯「澪ちゃんと付き合いたいけど告白するのが怖い」


最近よく唯が私に絡んでくる。とはいっても一緒にご飯とか、一緒に帰ろうとか。
別に私と帰っても得なんて無いのに。今日の帰りだって・・・

唯「澪ちゃん一緒に帰ろう!」

澪「ん?ああ。良いよ」

律「私も良いか?」

唯「ダーメ!澪ちゃんと2人っきりで帰りたいの!」

律「そうか?でもここんとこ毎日2人っきりだよな」

紬「まあ、事情があるのよ」

梓「じゃあ私が律先輩と帰ってあげましょう」

律「なんだ?唯と帰れなくて寂しいのか?」

梓「そんな事ないです!」キッパリ

唯「それじゃあ澪ちゃん帰ろう」

澪「はいはい」

下校中

澪「・・・・」テクテク

唯「・・・」チラ

澪「・・・・・」テクテク

唯「・・・・」チラ

なんだよ、唯の奴。さっきまでは一緒に帰りたいと言っていたのにいざ帰るときは下向いて全く会話してくれない。
ここんとこ毎日唯と帰ってるが全く話し掛けてくれない。

澪「なあ唯」

唯「えっ!何!?」

澪「ここんとこ毎日唯と帰ってるけど、私と一緒に帰って楽しいか?」

唯「うん!とっても!」

澪「私はあんまり面白くないだけど」

唯「えっ?私と帰るのがつまんないの?」

澪「だって会話が弾まないじゃん。唯はチラチラ私見てるし」

唯「いっいや見てないよ///」

澪「せっかく友達と帰るんだから何か話してよ」

唯「えっ・・えっとあずにゃん可愛いよね~」

澪「そりゃ可愛い後輩だからな」

唯「・・・」

澪「・・・・」

会話終了。発言回数1回。

澪「こんな事なら律達と帰った方が良かったかな」

唯「ほぇっ!?」

澪「だって唯と帰ってもつまんないし」

ダキッ

唯「そんな事言わないでよ~澪ちゃ~ん!」ギュー

澪「何でも良いから唯話してよ」

唯「ええ~・・・そうだ!澪ちゃん今日私の家泊まりに来なよ」

澪「お泊まり?」

唯「そう!憂も大歓迎だよ!」

澪「お泊まりねぇ~」

唯「お願い!」

澪「まあ、わかったよ」

唯「ホント!?」

澪「ちょっとm・・・お母さんに電話するから」カチカチ

唯「私も憂に電話しなきゃ!」カチカチ

私が泊まると言い出したら唯は上機嫌だ。それにしても唯の家にお泊まりは年末
年始以来だなあ。

唯「よし!澪ちゃん行こう!」

澪「はいはい。何か話してよ」

唯「じゃあ、この間憂がね~・・・・」

ご機嫌の良い唯はおしゃべり上手だった。
そんなに気分良いなら最初から喋って欲しかったよ。

唯の家

憂「お帰りお姉ちゃん。澪さんいらっしゃい」ニコニコ

澪「今日は突然ごめんな」

憂「いえいえ、お気になさらず。それにこっちも大歓迎ですから」

相変わらず唯より憂ちゃんはよく出来てる子だ。

唯「私、飲み物持ってくから先に私の部屋行っててよ」

澪「溢さないか?」

唯「もー!澪ちゃんも憂みたいな事言う~」

澪「はいはい。早く来てくれよ」

唯「了解!」

唯の部屋

澪「・・・」ペラ

澪「・・・・・遅い」パタン

ガチャ

唯「みっ澪ちゃんお待たせ」プルプル

澪「あぶなかっしい!」

唯「はっはうわぁ~」ヘナヘナ

唯の持ってる御盆から飲み物をあわてて持つ。
危険物がなくなったのか、唯は緊張感がほどけたかのように腰を抜かした。

澪「飲み物とお菓子運んでくるだけでこんなに時間かかってるとはな」

唯「えへへ~普段は憂にやってもらってるから」デヘヘ

憂「ご飯出来たよー」

唯「あ」

澪「・・・・」

唯「・・・下行こっか」シュン

澪「あっうん」

なんか唯が凄く不憫に感じた。

リビング

憂「お味は合いますか?」

澪「うん。ぴったりだよ。憂ちゃんはお嫁に来て欲しいかな」

ガチャーン

平沢姉妹が手に持ってたご飯茶碗を落とした。特に唯はお箸も落としたし暫く放心状態だった。

澪「・・・・・なっなんか変な事言った?」

唯「」

憂「・・・いっいえ!私が澪さんのところにお嫁に行ったらお姉ちゃん悲しんじゃうかと・・」アセアセ

澪「でも憂ちゃんは律が欲しいと思うように私も良いなって思う」

憂「お姉ちゃんは?」

澪「唯?唯はなんだろう。なんだかほっとけないって気持ちはあるかな」

憂「そうですか。良かったねお姉ちゃん♪」

唯「」

澪「まだ放心してる」

唯の部屋

唯「澪ちゃん」

澪「なんだい?」

唯「えっと・・・その・・・おっ・・」モジモジ

澪「おっ?」

唯「おっおっぱい入ろうー///」

澪「・・・・・はい?」

唯「うわ~ん!ういー!!!!」ガチャ

唯の発言はわからない。そのまま出て行ってしまった。仕方ない。本でも読もう。

ガチャ

澪「おかえり」ペラ

憂「すみません。お姉ちゃんじゃなくて」

澪「あっ憂ちゃんか!ごめんな。気付かなかった」

憂「いえいえ、構いません。それでちょっとお話が・・・」

澪「私に?」

憂「今お姉ちゃんお風呂に入ってるので」

澪「唯が居ないときしかダメなのか」

憂「はい」

澪「で、話って何?」

憂「お姉ちゃんの事好きですか?」

澪「唯の事?そりゃ好きだよ」

憂「じゃあ、軽音部の中で恋人にしたいなら誰が良いですか?やっぱり律さん?」

澪「ちょっと待って憂ちゃん。何でそこまで聞きたいの?」

憂「あっお姉ちゃん上がったみたいですね。ちょっとみてきます」トタトタ

澪「・・・・・」

憂ちゃんの質問を思い出す。律はどっちかって言うなら親友に近い。ムギは仲間。梓は後輩。唯は友達?

ガチャ

唯「ふぃ~良い湯でした♪次どうぞ~」

澪「ゆっ唯!服着てくれ///」

唯「あっごめんね!いつもの癖で」

澪「///私入ってくるから着替え貸してくれないか?」

唯「あっはいはい。はいどうぞ」

澪「それじゃあ入って来るよ」

唯「お背中洗いましょうか?」

澪「自分で出来るよ」

お風呂

澪「・・・・・」チャプチャプ

せっかく唯の家に泊まりに来たのに全く唯とおしゃべり出来ないから泊まりに来た意味がない。
唯もなんか自爆しちゃうし・・・

澪「上がろう」

唯の着替えを借りて部屋に戻ろうとした時、姉妹の話し声が聞こえた。

憂「もう、ちゃんと言わなきゃだめー」

唯「だって緊張しちゃうんだもん」

憂「気持ちは解らなくもないけど思いを伝えるのは今日しかないんだよ!」

唯「あっ明日じゃ・・・」

憂「めっ!」

澪「何の話をしてるの?」

唯「うぇっ!?みっ澪ちゃん!?」

澪「そんなに驚く事か?」

憂「湯加減如何でしたか?」

澪「良かったよ。ありがとう」

憂「じゃあ私も入って来ようかな」

澪「行って来なよ」

憂「そうします。じゃあお姉ちゃん、ちゃんと言うんだよ」

唯「ううぅ」

澪「?」

唯の部屋

唯「・・・」チラ

澪「・・」ジー

唯「・・・・///」アワワ

憂ちゃんがお風呂入ってからかれこれ20分くらいたっている。
それなのに唯から話があると誘われたが顔真っ赤で俯いている。時々私を見ては慌て目線を反らす。

澪「なあ唯話って」

唯「言います!言いますから怒らないで~」

澪「でももう結構な時間たってるよ」

唯「こっこわいんだよぉ~」

澪「私が?」

唯「うん」

澪「唯には優しくしてるだろ。ほら、大丈夫だから言ってみろって」

唯「・・・・うっうん」

澪「で、話って何?ギター教えて欲しいとか。ギターは梓に頼m「好きです!」

澪「・・・・は?」

唯「澪ちゃんの事が大好きです!恋人になってください///」

澪「ちゃんと顔見て言ったか?」

唯「もっもちろんだよ!///」

澪「・・・冗談?じゃないよな」

唯「やっぱり私じゃダメなんだ~」

澪「落ち着け!泣きたいのは私もだ!とりあえず驚いていいか?」

唯「どうぞ///」

澪「うわああああああああああ!!!!!」

ガチャ

憂「すみません澪さん。夜なんでご近所に・・・」

澪「あっごめんね」

唯「ういー私言ったよ~」

憂「よくやったね!明日は赤飯にするよ!」

唯「わーい」

澪「そう言うことか」

唯「もう寝よう寝よう」

澪「まっ待て唯!」

唯「!」

澪「へっ返事は考えさせてくれ」

唯「・・・そっそうだよね。すぐ答えられないし、私は友達対象だよね」

澪「そう言うと好感度下がるぞ」

唯「寝よう寝よう!」

今日のお泊まり会での出来事。
唯に告白された。

次の日の朝

憂「お姉ちゃーん。起きてー」

唯「あと5分」ムニャ

憂「早くしないと遅刻するよー!」

登校前

唯「そう言えば澪ちゃんは?」

憂「私が起きたすぐ後に起きて一旦家に帰って学校行くって行ってたよ」

唯「・・・・やっぱりダメだったのかなあ?」

憂「そんな事ないよ」

唯「だって私に挨拶しないで出てちゃったんだよ」

憂「澪さんも家にある教科書取ってこないと」

はぁ。あんな頑張って産まれて告白したのに上手く流されちゃったし朝には居なくなっちゃったし。
やっぱり嫌われちゃったかなあ?

学校

唯「おはよー」

律「おーす」

紬「唯ちゃんおはよう」

唯「澪ちゃんは?」

律「澪はまだ来てないよ」

はあ。良かった。顔見なくて済むや。

澪「おはよう」

唯「!」

律「澪おそーい」

紬「今日はギリギリね」

澪「ちょっとな」

澪ちゃんが来てしまった。なんてことだ!

放課後

結局、お昼も音楽室で1人で食べた。理由は澪ちゃんと顔合わすからだ。

唯「それにしても掃除当番なんてラッキー!」

お陰で遅れて行ける。はずなのに・・・

ファン「握手してくださーい!」

ファン「付き合ってくださーい!」

澪「ちょっちょっと通してくれないかな?」

ワラワラワラワラ

唯(なんでいるんだよー!)

澪ファン「澪先輩って誰か気になる人とかいるんですか?」

澪「・・・・・・・いるよ」

ファン「ホントですか!?誰ですか?」

りっちゃんだよね気になる人って。帰ろう。

澪「その子は普段練習しないしだらけてるし、家事とかも出来ない子だと思うよ。
  だから私がこの先面倒看なきゃなって・・・いた!」

りっちゃんには電話で休むって言っておこう。何か泣きたいや

ガシッ

澪「唯、部活行くぞ」

唯「みっ澪ちゃん///」カァ

ファン「もしかして澪先輩の好きな人って・・・」

澪「唯だよ」

今なんて?私の事好き?

澪「練習するから帰ってくれ」

ファン「はーい」バラバラ

澪「ったく。参っちゃうよ」

唯「みっ澪ちゃん今のって・・・」オドオド

澪「あーあれか?ゴメン。唯の名前勝手に使って」

唯「・・・ひどいよ」グスリ

ダキッ

唯「?」グスン

澪「唯の事はな危なっかしいしなんかほっとけないんだよ。でもな、唯の事は好きじゃない」

唯「だったらなんでこんな・・・」ポロポロ

澪「大好きだからだよ」

唯「・・・・・」グスン

澪「私が恋人になってこの先唯を守ってあげる。唯は危なっかしいからな」

唯「澪ちゃあああん!!」ウワーン

澪「ほら、泣くなって。可愛い唯には泣き顔なんて似合わないから」スッ

唯「・ひっく・・うん」ポロポロ

ヴーヴー

澪「メール・・・・・部活なしか。唯の家に泊まりに行って良いかな」

唯「・ひっく・・・歓迎だよ!」メソメソ

澪「それじゃあ行く前に・・・」

CHU!

唯「ぁ・・・///」

澪「ほら、行くよ」

唯「みっ澪ちゃん!」

澪「何?」

唯「えっと・・・うっ腕組んで帰ろ///」

澪「・・・」クス

澪「良いよ」ギュッ

こうしてお姉ちゃんの告白は大成功で澪ちゃんと恋人になりました。
良かったね。お姉ちゃんと澪お義姉ちゃん♪

澪「ところで、先週辺りから一緒に帰ってるのに何で言わなかったんだ?」

唯「こわいんだよぉ~。そっそれに」

澪「それに?」

唯「澪ちゃんが誰かと恋人になりそうでその・・・・」ゴニョゴニョ

澪「あはは。唯ったら可愛いな」

憂「あっお姉ちゃーん」

澪「おっ憂ちゃん」

憂「えっと・・お姉ちゃんに澪さん。おめでとうございます」

澪「ありがとう。唯なら任せてよ」

唯「・・・//」ダキッ

澪憂「?」

お姉ちゃんは澪さんを守るように抱き付いている。コアラみたいで可愛い。

唯「うっ憂に澪ちゃんはあげないよ!それに澪ちゃんも浮気はダメだよ///」ギュー

澪憂「・・・」クスリ

ギュッ

澪「私は唯一筋だよ」ギュー

おわらす。

こんなの澪と唯のキャラじゃない!!!

初出:2->>319

  • でもイイよ!!!!!!!!! -- (名無しさん) 2011-08-05 16:12:06
  • 素晴らしい -- (名無しさん) 2012-01-20 02:50:56
  • イケメン! -- (名無しさん) 2012-08-30 02:06:30
  • 澪カッコいいな -- (名無しさん) 2013-02-05 00:12:07
  • かっこいい!!!! -- (名無しさん) 2013-02-09 03:12:30
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