美鈴×ゆっくり系20 ゆっくりめいりんの恩義_後

前はhttp://www26.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/1406.htmlを読むがいい
あと虐待分薄めだよ!!!




「はぁ…はぁ…はぁ…さ、咲夜さん…あの…」
「ふぅ…べ、別に、そんなんじゃあないわ、で、これね」
「えっ、あの…はぁ…」
咲夜の部屋から出た美鈴はゆっくりと渡された地図を見た。
咲夜が言うには、急にお嬢様が「オレンジが食べたい」と言い出したらしい。
で、昔(誰かが)作った(と思われる)オレンジ畑は向こうの山。
自分は忙しくて行けないから、YOU行ってオレンジ採って来ちゃいなよ、とのことだった。
面倒だとは思ったが、咲夜さn…いやいや、お嬢様の要望とあれば断れない。
という事で美鈴は単身でオレンジ畑へと向かった。
向こうの山ということで普通に歩いていけば時間はかかるだろう。
が、美鈴は妖怪である。例え設定がマトモに考えてもらってなくても、緋想天で続投してなくてm(ry
っていうか黄昏はう(ry ま(ry がn(ry
と、とにかく妖怪持ち前の体力で、火照った身体を冷やしつつ、あっという間に向こうの山には辿り着いた。
しかし、人生(?)そううまくいかないのが花。ニコニコはバージョンを上げる度に使いづらくなる。
彼女がオレンジ畑に辿り着いて見た物はオレンジ色の球体ではなく、黒い帽子を被った球体であった。

「うっめ!めちゃ(ry
「むーしゃ、むー(ry
「y(ry
ひたすら見渡す限りゆっくりまりさ。大きいのから小さいものまで取り揃えております的な。
言うなれば、畑が3でまりさが7ッ!
当然、オレンジはほぼ食い尽くされてしまって在庫0。だから計画にもマナーをって言っただろ。
勿論この光景を目にした美鈴も黙ってはいない。
少しでも残ってないかと畑をあちこちを探索し見回す。
「ゆ?ここはまりさたちのおうtあぶばうぇっ!?」
話しかけてくるゆっくりは即粉砕。更に来るなら玉砕。友達が殺されたと向かってくるなら大喝采!
美鈴は着々とゆっくりの数を減らしつつ畑を見回る。
しかし、いくら見回ってもオレンジが残っている気配はない。
見つけても下に落ちてアオカビ等にかもされていたりして話にならん。
いっそこの畑に破滅のブラストストリーム打ち込んだほうがいいんじゃないのか?
とすら美鈴は思えた。
とりあえず腹ただしかったので近くにいる大型ゆっくりにデッドエンドスクリーマーを放っておいた。
ドリル!

奥の方へ行くと、親玉らしきゆっくりまりさが見えた。
大きさは2mくらいだろうか。
きっと巨大ゆっくりの一種だろうが、美鈴には詳しい事は分からない。
「ゆぅ?おねえさんどっからきたの?ゆっくりかえってね!」
相変わらず自分の立場が分からない生き物だ。
しかしここは下手に出て様子を見るのが武人である。武人?
「あのさぁ、ここにオレンジいっぱい成ってたんだと思うんだけど、残ってたら私にくれない?」
その言葉が巨大ゆっくりまりさの耳(?)に入った瞬間、ゆっくりまりさは顔を嘲るような表情に変えた。
美鈴には、奴が吐く台詞がすぐに分かった。
「お前は次に、『ゆ?なんでまりさがおねえさんにあげなきゃならないの?おねえさんばかなの?』と言う」
「ゆ?なんでまりさがおねえさんにあげなきゃならないの?おねえさんばかなの?…はっ!!」
相手が勝ち誇ったとき、そいつは既に敗北している。
おねえさんと言った所は評価してやんよ。
「ゆぅ~おねえさんわるいひとだね!まりさにぼこぼこにされたくなかったら、ゆっくりでていってね!!!」
「ぼっこぼこ(暗黒微笑)」
美鈴はイヤ~な感じの笑みを浮かべた。この後ボムを投げるとかそういうことは多分無い。
「ゆっくりしね!」
まりさが美鈴に向かっていったが、それは実に無駄な行為であった。
「シャウッ!」
美鈴の繰り出した拳はゆっくりまりさの右上の4分の1を掻っ攫っていった。
「ぎゅうううう!!?」
ゆっくりまりさは激痛にたじろいだ。しかし、ゆっくりにも変なプライドはあるようだ。
(まわりではほかのゆっくりまりさがみている…!
だめだ…やはりこのまりさがここで……にげるわけにはいかない………!!
『ほこり』がきえる……ここでおねえさんからひいたら!!
まりさは『ていおう』だ
まりさがめざすものは『ぜっちょうでありつづける』ことだ
ここでにげたら…その『ほこり』がうしなわれる つぎはないッ………!
まりさはていおうまりさ!!このはたけのていおう!)
「ひ…ひかぬ!!こびぬかえりみぬ!!」
(ここまで平仮名ばっかで読みづらくてゴメン)
まりさはゆっくりとは思えない跳躍力で跳ね、美鈴に飛び掛った。
「ていおうにとうそうはないのだ―――!!」
もはやゆっくりの台詞の片鱗すら(残して)ないまりさに向かって、美鈴は拳を振り上げた。
「おああ!!」
拳はゆっくりまりさの柔らかい生地を突き破った。
「北斗有情猛翔破!!…だったんだけど突き抜けちゃあ意味ないねェ」
まりさはその中身をぶち撒け、絶命していった。
それを見た他のゆっくりまりさは一目散に逃げ出していった。
酷く耳障りな鳴き声を残しつつ。

結局美鈴はオレンジを見つけることができなかった。
もうまりさもこの辺にはいない。親玉が潰れて逃げ出したに違いない。
諦めて戻ろうとした瞬間、下にズタボロになった赤い帽子を被った饅頭が落ちていた。
それはゆっくりめいりんに違いなかった。
きっとこの畑に入ってまりさたちに滅多打ちにされたに違いない。
ゆめいりんは争いを好まず、他のゆっくりから迫害される事も多々あるためこういうところには近づかない。
美鈴がゆめいりんを拾い上げるともうマトモに前を見れない目を一生懸命開いた。
そして口からペッと吐き出したオレンジ色のもの。
オレンジ…ではなく、どっちかっていうとちっこいみかん。
きっと、オレンジが必要と聞いてこれを届けるためにここまできてリンチにあったのだろう。
「もう…別に恩義なんていいのに…」
ゆめいりんは美鈴の言葉を聞いたあと、ぷっつりと事切れた。
美鈴はゆめいりんをそっと地面に置き、そして「ありがとう」と言って去っていったのだった。

美鈴は、すっかり暗くなった夜道を、軽快な足取りで進んでいったのだった。

FIN.

おまけ
美鈴「ただいま咲夜さん!」
咲夜「おかえりなさい…で、手に持ってるものは?」
美鈴「ちっこいみかん…」
咲夜「such & destroyed!! 後で私の部屋に来い」
美鈴「ヒイイイイイイーッ」

byGIOGIO

しばらくスレを離れていたが、なんか宣伝みたいなのがあったので来てみた。
何に一番驚いたかと言うとドロワ。なんという○○○…
で、使用許可についてですが、別にいいよ。好きにして。
ただ設定を一応適当に言っておくなれば、百合好きで、ジョジョが好き。
うん、モロカブリですねわかります
っていうか自分でもこれしか思い浮かばないってどーなの
まぁ、お好きなように御使用ください。
こんな空気で個性のない輩を使う人がいるとは思えんが(´・ω・)

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最終更新:2008年10月05日 16:59
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