ゆっくりいじめ系1409 ルールある虐待_01

  • 虐待は決まった時間に1日1時間だけ行われる
  • それ以外の時間は基本的に虐待は行わない
  • 虐待は身動きを取れなくする器具が山ほどある専用ルームで行う
  • 健康な成体サイズを簡単に殺せるような虐待はしない
  • 野生での生存に致命的な影響を及ぼす回復不可能な虐待はしないはず(あくまで成体基準で)
  • 虐待時以外、ゆっくりは2m×2m程度の小部屋で共同生活する
  • 専用ルームへの移動を拒んだものがいた場合、その頭数×5分虐待時間が延びる
  • 食事は頭数×100gの練り餌を一括して放り込むが分配はゆっくりに任せる

  • まず成体のゆっくりから虐待する
  • 自ら名乗り出たものを優先的に虐待する
  • いない場合、赤ゆっくりの多数決で決める
  • それでも決まらない時は子ゆっくりを虐待する
  • 虐待途中でゆっくりが死亡した場合、別の成体ゆっくりを虐待する
  • この際に赤ゆっくりからの要望があれば指定した個体を虐待する
  • 虐待中に大きな悲鳴をあげる、あるいは成体が全滅した場合は虐待を中止、子ゆっくり虐待に移行

  • 虐待される子ゆっくりは成体ゆっくりの多数決で決定する
  • それでも決まらない時は赤ゆっくりを虐待する
  • 虐待途中で子ゆっくりが死亡した場合、別の子ゆっくりを虐待する
  • この際に成体ゆっくりからの要望があれば指定した個体を虐待する
  • 虐待中に大きな悲鳴を上げる、あるいは子ゆっくりが全滅した場合は虐待を中止、赤ゆっくり虐待に移行
  • 子ゆっくりが全滅した場合、子ゆっくりが1体以上補充されるまで成体のみを虐待する

  • 虐待される赤ゆっくりは子ゆっくりが多数決で決定する
  • 決められない場合は赤ゆっくりを全員殺すこととする
  • 虐待途中でゆっくりが死亡した場合、別の赤ゆっくりを虐待する
  • この際に子ゆっくりからの要望があれば指定した個体を虐待する
  • 赤ゆっくりの代わりを名乗り出るものがいればそちらを虐待する
  • 赤ゆっくりが全滅した場合、直ちに成体のうち1匹に植物型妊娠の処置を施す

  • 妊娠中は虐待の対象から除外され、同時に多数決の権利も失う
  • 上記のルールは仲間同士で妊娠したものにも適用される
  • 動物型妊娠をした場合、胎内の赤ゆっくりは速やかに処分する
  • 赤ゆっくりが産まれた時点で母子共に虐待対象となる

  • 1年間、生存できた個体は森に逃がす
  • その際にはその個体が指名したゆっくり8匹も一緒に森に逃がす


以上







































狭くて暗い部屋にベルの音が鳴り響く。
それはいつもの恐怖の時間が始まりを告げていた。
小さな部屋では16匹のゆっくりが陰鬱な表情を浮かべている。
内訳は成体れいむが2匹に、成体まりさが1匹。
子れいむが3匹と子まりさが3匹、赤れいむが3匹と赤まりさが4匹。
彼女達が何故ここにいるのかは彼女達自身にもわからない。
一つだけ確かなことは、ここは彼女達のゆっくりプレイスではないと言うことだろう。

小さな、そして無機質な部屋にふさわしい無骨な鉄製の檻が何者かの手によって持ち上げられる。
このゆっくり出来ない場所で最もゆっくり出来ない時間の、虐待遊びの始まりの合図だ。

「あっちの部屋に行け」

そう言って小部屋を覗き込んでいるのは人間の男性。
彼こそがこの部屋にゆっくりを閉じ込め、虐待遊びをしている張本人だった。
しかし、殆どのゆっくりが彼に反抗しようとしない。
力ではまず勝てないと言うのもその一因であるが、彼女達の従順さにはもう一つ理由があった。

「おにいしゃん!どほぢでまりぢゃだちをゆっきゅちしゃせてきゅれないの?」
「れいみゅおきょるよ!ぷきゅううううう!」

が、その理由を知らない赤ゆっくりのうち、昨日初めて虐待を少しだけ目の当たりにした2匹が男に食って掛かる。
と言っても、体当たりを仕掛けたり、噛み付いたりするのではなく、目に涙をためながら頬を膨らませているだけだが。
もちろん男がひるむことなどなく、代わりに彼女達よりも大きなゆっくり達が目を見開いてぷるぷると震える。

「2匹か・・・10分だな」
「ゆえーん、おぢびぢゃんのばきゃあああああああ!?」
「ゆ゛ゆっ!でいぶ、ばりざ!ゆっぐぢごっぢにぐるんだぜ!!」
「ゆぅ・・・れいみゅいちゃいのいやだよ!」
「まりしゃもゆっきゅりちたいよ!」
「ゆがあああああ!ゆっくりこないとゆっくりできなくするよ!?」
「「ゆえーん、おきゃーしゃん、どほぢてしょんなこちょいうにょおおお!?」」
「もうまってられないよ!むりやりでもつれていくよ!」

部屋の移動を渋る赤ちゃん2匹とのしばらくの口論の後、1匹の成体れいむが動いた。
彼女はこの赤ゆっくりの片親だが、かなり乱暴に赤ちゃんを咥えると放り投げるようにして隣の部屋に移動させた。
母親に投げられ、硬い床に叩きつけられた2匹の赤ちゃんはその場で泣きじゃくっているが、誰も慰めようとしない。

「2分時間をロスしたな・・・」

誰に話しかけるでもなく呟いた男は部屋に備え付けられた時計を確認すると、手近にいた1匹のれいむを抱き上げた。
そして、彼女を部屋に綺麗に並べられた台座の一つに乗せると、台座に取り付けられた4つの金属製のパイプを持ち上げる。
それをしっかりと伸ばしたままれいむの頭上へと持って行き、丈夫な輪ゴムで針金を束ねるとまりさはその台座から逃げ出せなくなった。
言ってしまえばゆっくり用の拘束具のようなもので、透明な箱と違って拘束したまま虐待が出来るのが特徴である。

「・・・・・・ゆぅ」

が、彼女は小さくため息をつくだけで、文句一つ言おうとしなかった。
男はそんなゆっくりらしくない態度になんの反応も示さず、ただ淡々と他のゆっくり達も台座に取り付けてゆく。
今、男とゆっくり達のいる部屋は先ほどの部屋よりもずいぶんと広かった。
そのずいぶん広い空間にはずらりとまりさを拘束したときに用いた台座が並んでいた。
その内訳は成体サイズのものが20台、子どもサイズのものが30台、赤ちゃんサイズのものが50台。

「ゆっきゅちできにゃいよおおおおおお!」
「いぢゃい、いぢゃいよおおおお!」
「れいみゅなにもいちゃいこちょぢでにゃいよおおおお?!」
「やめてあげてね!いたがってるよ!」
「ゆぐぅ・・・くいこむんだぜ・・・」
「いだいよ!れいむのかわいいおかおがいだいよ!?」
「どほぢでごんなごどずるのおおおおおお!?」
「おちびちゃんたち!ゆっくりなかないでね!」
「ゆっくりしてね!おかーさんたち、がんばるよ!」
「・・・・・・ゆぅ」

そうしてあっという間に16匹全員を拘束し終えたところで、男は持参した虐待道具の品定めを始めた。



「さて、虐待されたい奴はいるか?」
「「いたいのはいやだよ!ゆっくりできないよ!」」
「・・・・・・れいむがゆっくりぎゃくたいされるよ」

この虐待ルームではまず虐待されたい成体ゆっくりを虐待することになっている。
とは言えこの場にゆっくりてんこが居ない以上、好き好んで虐待されたがるゆっくりなんて居るはずがない。
この成体れいむが自ら虐待を引き受けたのには言うまでもなく理由があった。

「本当にいいんだな?」
「うん、どうせたすうけつでゆっくりできなくなるもん・・・」

そう、立候補するものが居なかった場合、赤ゆっくりによる多数決で虐待される個体が決まる。
そして、彼女以外の2匹はつがいで、赤ゆっくりの全員が彼女達の子どもであった。
ゆっくり達にとって、いやゆっくりに限らず大多数の生物にとって、両親と他の個体を天秤にどちらに傾くかは聞くまでもない。

「そうか」

男とて彼女の事情は十分に理解しているが、その程度で情けをかけるならそもそも虐待なんてしない。
相も変わらず淡々と、傍目には何故虐待をしているのだろうかと言う疑念がわくほどに何の感慨もなく手にした針を眺めている。
そして、何の前触れもなく自ら立候補したれいむの柔らかい右頬に細く、長い針を突き立てた。

「ゆびゅ!?」

瞬間、思わず短く悲鳴を上げてしまうが、この程度なら問題ない。
男も特に気にする様子もなく次の針をつまむと、今度はれいむの左頬に突き刺した。
痛みのせいでれいむの目から涙が零れ落ち、それを見た子れいむや赤れいむが泣き叫ぶ。

「ゆぎぃ!?」
「ゆゆっ!れいむおねーしゃん、だいぢょーびゅ!?」
「やめちぇね!やめちぇね!おねーしゃんがかわいしょーだよ!」
「やめてあげてね!いたがってるよ!」
「ぷくうううううううう!」

そう言って成体れいむを気遣う子ども達だが、実のところ今までに2度両親を助けるために彼女を犠牲にしている。
が、虐待お兄さんでもない男はそんなことをいちいち言及せず、ただ子ども達の抗議を聞き流していた。
またしても針を手に取った男はそれをおもむろにれいむの目に近づけ、目に触れるか触れないかのところに掲げる。
そして、これといった意味もなくゆ~らゆ~らと彼女の目の前で針を揺らしてみせた。

「ゆっ!?・・・ゆぎゅ・・・こわいよぉ・・・」

それでもいまだに悲鳴を上げる気配は無く、目を瞑って何とか針から目を逸らそうとしていた。
が、それでは満足できないらしい男はれいむのまぶたを空いている手でつまむと、思いっきり引っ張りあげた。
こうしてまぶたを閉じることの出来なくなったれいむの文字通り眼前で細長い針を再び揺らめかせる。

「ゆぅぅぅ・・・こわいょぉぉぉ・・・でも・・・おねーちゃん、がんばるよ!」

先にも述べたとおり、彼女は子ども達と何の血縁、いや餡縁関係もない。
しかし、あの狭い部屋でずっと一緒にすごしてきた間柄だ。母性の強いれいむ種ならば相当の愛着が沸いてもおかしくはない。
何より、彼女も子ども達の親のまりさが大好きで、まりさの子どもを守るためならば死んでもかまわないとさえ思っていた。
母性と愛情で何とか恐怖と痛みに耐え、子ども達に微笑みかける成体れいむの額に男は3本目の針をねじ込んだ。

「ゆべぇ・・・!?」

それからも執拗に加えられる理不尽な暴行、そして耐え難い痛み・・・彼女はそれらにひたすら耐え続けた。



1時間後、再びベルが鳴った。
それはこの最もゆっくり出来ない時間の終わりを告げる合図。
これで、明日のこの時間まではゆっくりできるはず・・・だったが、男は手を止めなかった。
最終的に12本の針を刺され、それを火で炙って熱による責め苦を受けたれいむはぐったりしている。
さきほどまでのように笑みを浮かべることもなく、まるで死んだかのようだ。
彼女は忘れてしまっていた。今日の虐待が始まる前に2匹の赤ちゃんが男に抗議してこの部屋に来るのを渋ったことを。

「ゆぅ・・・うぅ・・・」
「「ゆゆっ!ゆっくりおわったよ!」」
「「「「「「これでゆっくりできるよ!」」」」」
「「ゆっきゅりー!」」
「おねーしゃんもゆっきゅりちようね!」
「「ゆゆーん!」」

そして、不運にも忘却が痛みに耐えようとする強い意思を僅かに綻ばせてしまう。
男はその事実を告げることもなく、れいむの針だらけの両頬を掴むと上下左右に乱暴にこねくり回した。
唐突な予期せぬ痛みには1時間にも及ぶ責め苦を耐え切ったれいむも敵わなかった。

「ゆびゃあああああああああああああああああ!!いぢゃいよおおおおおおおおおおおおおおお!!?」
「ゆぎゅ!?」
「「「「「びっくりー!!」」」」」
「おじしゃん、みょうおわりだよ!やめちぇね!」

真っ先に抗議の声を上げたのはこの部屋に来ることを拒んだ、余剰時間を作る原因になった赤まりさだった。

「2匹がここに来るのを渋ったから10分延長というルールだ」
「ゆゆっ!?」
「まりさとれいむがあんなこというからだよ!」
「ゆえーん、れいむいたいのいやだよおおおおお!!」

子ども達は泣きじゃくり、口々に先ほど反抗した赤まりさと赤れいむを罵っていた。
が、そんな仲間割れに付き合うつもりのない男は子ども達を無視して、成体ゆっくりに問いかけた。

「さて、どの子ゆっくりを虐待すればいい?」

その問いに対して両親は迷うことなく数少ない、彼女達の子どもではない子まりさを指名した。
が、その子まりさは最初の一突きで悲鳴を上げてしまい、すぐに両親の子どもしか居ない赤ちゃん達が虐待される羽目になった。



「おきゃーしゃ~ん、きょわいよおおおおおおおお・・・」
「ゆゆっ!だいじょうぶだよ!どうしてもつらくなったらいってね!おかあさんがかわってあげるよ!」
「おきゃーしゃん、ありがちょー!」

母親の力強い言葉に勇気付けられる赤れいむ。
しかし、その際に考え無しに口を大きく開いたのがいけなかった。
男は手にした針を口の中、舌に突き刺すと乱暴に引き抜いた。

「ゆびょおおおおおおおおおおおおおお!?」
「「れいむ、だいじょうぶ!?ゆっくり、ゆっくりしてね!!」」
「「「やめちぇね、やめちぇあげちぇにぇ!」」」
「やめてあげてね、いたがってるよ!」

何を言ったところで男の手は止まらない。
ただひたすら先ほど成体れいむにしたように頬に、額に、頭に何本も何本も針を突き立てる。
その度にぼろぼろ涙を零し、悲鳴を上げる赤れいむだったが、その声は次第に小さくなってゆく。
だが、いつまで経っても両親が自分をかばおうとする気配を見せない。
この部屋では誰かに代わってもらうか、死ぬまで赤ゆっくりに対する虐待は終らない。

「ゆびょ!?ゆぴぃいいいいい!?ゆぴぇ!?ゆぎゅ!!」

5本目の針、男は何故か赤れいむの右頬を重点的に狙って、かなりのハイペースで針を突き立てる。
6本目の針、赤れいむはあまりの痛さに白目を剥き、泡を吹いてしまうが男に与えられる痛みが気絶することを許さない。
7本目の針、プチトマトサイズの彼女の右頬は半ば針の山のようになっていたが、男は僅かな隙間に針を突き立てる。
8本目の針、さっきまでのように頬に対して垂直に針を突き立てるのではなく、上から下めがけて針を突き刺された。
9本目の針、8本目と同じ方法で、しかし今度は下から上めがけて針を刺される。縦方向に刺された針は床に接触するたびに新たな痛みを生む。
10本目の針、流石に突き刺す場所がなかったらしく適当な針を3本引き抜き、その際に皮がはがれて露になった餡子に直接突き刺される。
男はその針でゆっくりと赤れいむの体内の餡子を掻き回しながら、空いたほうの手で今刺さっているほかの針を弄くって痛みを与えてくる。

「ゆ゛っ!びゃあ、びょぎゅ!?ゆ゛ぎぃ・・・ぼぁ・・・!?」

餡子を掻き回されるたびに赤れいむの口から嗚咽とも悲鳴ともつかぬ気味の悪い声が漏れる。
白目を剥いた双眸は真っ赤に充血し、目元は腫れ上がっていたが、それでもまだ涙は止まらない。
そして10分後のベルが鳴り終わるまで両親が自分の代わりを名乗り出ることは決してなかった。
当然ながら、他の赤ゆっくりや子ゆっくりも彼女を助けてはくれなかった。



「ゆえーん、いぢゃがっだよおおおおお!」

虐待用の部屋から元の部屋に戻されたゆっくり達。
今泣きじゃくっているのは先ほどの赤れいむ・・・ではなく、彼女の前に一突きで根を上げた子まりさ。
他の虐待された2匹はよほどダメージが酷いのか、精神をすり減らしたからなのか部屋の隅でぐったりとしていた。

「うるさいよ!おまえがさけんだかられいむのいもうとがゆっくりできなくなったんだよ!」
「そうだよ!まりさのいもうとをゆっくりさせてあげなかったまりさはわるいゆっくりだよ!」
「ゆっくりはんせいしてね!」
「ゆぎぃ!?」

そう言いながら3匹のゆっくりは子まりさを取り囲んでおしくらまんじゅうの要領で徐々にプレッシャーをかける。
体当たりをしないのは下手に弾き飛ばして家族に当たると危ないからであって、決して彼女への気遣いではない。
噛み付きは最も危険な攻撃手段であるため、下手に仕掛けて死なせると自分たちに不都合なので使わない。

「ぶうぇええええええええ・・・やべでぇ、ゆっぐでぃやべでぇ・・・!」
「しょーだよ!ゆっきゅちしゃせてくれにゃいゆっくちにゃんてしゃいてーだよ!」
「ゆっきゅりはんちぇいちてね!」

更にその周辺では他の子ゆっくりや赤ゆっくりがゆーだのやーだのと喚き散らしていた。
その輪の中には言うまでもなく、時間延長の原因となった2匹の赤ゆっくりもいる。

「ゆゆっ!みんな、いいことおもいついたよ!」
「「なあに、れいむ?」」

身勝手なリンチを眺める取り巻きの子れいむの1匹が威勢よく飛び跳ね、ほかの子ども達が彼女の言葉に耳を傾ける。
全員の視線を一身に浴びながら、子れいむは恐ろしいことを言い放った。

「おかーさんのこどもじゃないこのしたとはをぬいちゃえばいいんだよ!」
「ゆゆっ!それじゃゆっくりできないよ!かわいそうだよ!」
「そうすればおおきなこえをだせないかられいむたちゆっくりできるよ!」
「それはとってもゆっくりできるめいあんなんだぜ!」
「「「「「ゆっきゅちー!」」」」」

舌を抜き、歯まで取ってしまえば人間とは異なる不思議構造がご都合的に機能不全を起こして悲鳴を上げることが出来なくなる。
そうなればその個体を両親が指名してくれるだけで自分たちは安全に過ごすことが出来るようになる。
そんなトチ狂った提案に同じ成体ゆっくりから生まれた子ゆっくりも赤ゆっくりも賛成した。

「ゆゆっ!いやだよ!はとしたがなくなったらまりさがゆっくりできないよよ!?」
「だいじょうぶなんだぜ!まりさたちのゆっくりにこうけんできるんだぜ!」
「いやだよ!ゆっくりやめてね!・・・だれか、ゆっくりたすけてね!」

小さな部屋に居るゆっくり16匹のうち13匹が子まりさの歯を抜こうとしている子ども達の家族だ。
そしてその家族でない個体は子まりさ自身を除いてあと2匹。1匹は気弱な子れいむで、もう1匹はさっきの虐待で満身創痍の成体れいむ。
成体れいむに子まりさを助けるような余裕があるはずもなく、また子れいむでは子まりさを助けるだけの力と勇気がない。

「ゆっくりおさえつけるんだぜ!」
「ゆゆっ!やめへっ!やめへねっ!?」
「ゆー・・・ゆんっ!!」

左右と後ろからつがいの子ども達に押さえつけられた子まりさは身動き一つとることが出来ない。
そんな彼女に子どもの中では比較的大きな子れいむと子まりさが何度も体当たりを仕掛ける。

「やべふぇ・・・ゆびっ!?」
「ゆーゆー、ゆっ!!」
「ゆびゃ!?ぢぬぅ、ぢんぢゃうぅぅぅうう・・・!」
「ゆっくらしょ!!」
「やふぇ・・・ゆぎぃ!?」

その度に子まりさの皮に痣が増え、時には餡子を吐き出し・・・そのには時折白い歯が混じっていた。
そうして10分が経過する頃には子まりさの口の中からは歯と呼ばれるものが殆どなくなってしまっていた。
が、これで終ったわけではなく、今度は何故かゆっくりするために不可欠の帽子をひったくられてしまった。

「ひゅぅ?・・・ふぁふぇふぃふぃふぇ・・・ふぁふぃふぁふぉ、ふぉうしふぁふぇふぃふぇ・・・」
(ゆぅ?・・・かえして・・・まりさの、ぼうしかえして・・・)

涙で濡れた瞳で帽子を見上げ、言葉にならない言葉を発しながらずるずると床を這って子れいむの咥える帽子へと向かっていく子まりさ。
しかし、他の子ゆっくり達に阻まれてそれ以上子れいむに向かって行くことが出来ない。
そんなぼろぼろの子まりさに向かって一匹の子まりさがとんでもない命令をした。

「ぼうしをかえしてほしかったら、ゆっくりしたをだすんだぜ!」
「ゆっくりしてるとぼうしがなくなっちゃうよ!」
「ひゃめふぇふぇ!ひゅっひゅふぃひゃめふぇふぇ!」
(やめてね!ゆっくりやめてね!)

そう言いながらも、抵抗する力のない子まりさは帽子のためにおとなしく舌を出した。
瞬間、近くにいた子まりさに羊羹製の甘い舌を噛み千切られ、餡子の甘い香りがあふれ出す。
狭い部屋の中にもはや声とは呼べない絶叫が響き渡った。



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最終更新:2008年11月08日 12:29
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