2個目だよ前半は
ゆっくりしてるよ!
虐待だけみたい場合は後ろを読んでね
前回の俺魔○沙とかヤバいネタの反動でショボくなったね!
私が家路につく途中の事だった
「ヤーイ!ヤーイ!アホ饅頭!ゆっくりしたかったら川から上がってみなぁ!!」
「ゆっくりおぼれるよ!ゆっくりたすけてね!」
村の童達が河にゆっくりを落とし、石を投げて囃して立てている。
必死に岸へ張りつこうとしていたゆっくりだが水を吸ってしまっている為、皮が剥がれ努力も空しく水底へ沈んでしまった。
「はぁ…」
思わず溜息が漏れる
近頃ゆっくりを捕まえて潰す・抓る・殴る他は口では言えないような虐待をして惨殺することが幻想郷で流行っている。
道を歩けば中身をぶちまけて見るに堪えない断末魔の表情を遺して死んだゆっくりの死体が転がっているのは珍しくない。
知り合いも鬱憤を晴らす為に何匹か飼っていて野蛮な遊戯を楽しげに話していたが正直自分には付いていけない。食用や害獣として殺すのはともかく、まるでゴミの様に屠る事を楽しんでる様は嫌悪感を感じる。
まあ彼らがその様な行為に及ぶのは仕方ないのかもしれない。一昔前の人が妖怪の脅威に怯え互いにいがみ合い殺伐としていた時代と違い平和が続いている…いや続き過ぎたのだろう。ひ弱で金にも食料になるので殺しても誰も咎めないゆっくりは平和と言う病に蝕まれた今の幻想郷には都合の良い玩具なのだろう。まぁ世間を私が一人憂えても仕方ない。
だが自分は違う、自分にとっては対等の存在なのだ。私は家に一匹のゆっくり霊夢を飼っている…いや一緒に住んでいる。
我儘ではあるが天涯孤独の身の上の自分には多少手が掛かる位の方がむしろ頼られている様に感じ、可愛い一人娘の様に思えるのだ。
「ただいま~」
「「おかえり!ゆっくりしていってね!」」
私が家に帰ると自分の飼ってるゆっくり霊夢の他に別の声が聞こえた。おやと思っていると居間の方からゆっくり霊夢がやってきた。
「おにいさんつかれたよね!れいむのおうちでゆっくりいしていってね!」
「ははは…お迎えありがとう。他に誰かいるのかい?」
すると霊夢の後ろからひょっこり黒いゆっくりが現れた。
「おや?その子はかい?」
「おともだちのまりさだよ!」
「はじめてだね!ゆっくりしてるよ!」
「そうかお友達かゆっくりしていきなさい!」
「おじさんもゆっくりしていってね!」
「フフ…おじさんじゃなくておにいさんだよ」
ぐぎゅるるる~ 小さく可愛いらしい音がした
「れいむのおなかがすいたよ!ごはんがないとゆっくりできないよ!」
「まりさもだよ!ゆっくりとはやくつくってね!」
「はいはい、きょうは霊夢がお友達を連れてきたから腕によりをかけないとな」
いつも2人の食卓が1人加わって何時もより賑やかな食事だった。2人とも楽しそうに食事をしてる様子は微笑ましく思わず頬が緩む。少しばかり夕飯を奮発した甲斐があった言うものだ。
夕食の後は2人が楽しそうに遊んでいるので自分は片づけをして邪魔をしないようにしていた。楽しそうな声が聞こえて嬉しい反面ゆっくり霊夢が自分以外に親しい存在が出来て少しばかり悲しい気もするが。
そうこうしてる夜の帳が落ち外は真っ暗になったので、ゆっくり魔理沙に自分の家で止まる様に勧めた。流石にこの時間は人間でも出歩くのは危ない。
「ゆっくりするよ!ここは魔理沙と霊夢のおうちだよ!」
私は2人を居間で寝かせ自分は気を使い自分は書斎で寝る事にした。居間から灯りを消してだいぶ経っても騒いでる声が聞こえる。
「ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙!」
2人の声がしばらくすると静かになった。何か気になったが眠りがそれ勝り程なく夢の中に落ちた
翌朝...
太陽の光が私の顔に掛かりそれで目が覚めた。どうも遅めに起きてしまったようだ。いつもはゆっくり霊夢が起こしてくるはずなのだが…
「おーい霊夢おはよう?」
返事がないどうしたのだろう?何時もなら声を聞くなり飛んで来る筈なのだが、それに居間がやけに騒がしい。寝まきを正して様子を見に居間に向かうとゆっくり霊夢が目を見開いて驚愕の表情で倒れていた。しかも体の形が半ば潰れた粘土の様に歪んでいる
「お…おい!霊夢どうした!!」
「……」
ピクリとも動かない。一体どういう事なのだ!?昨日まであんなに元気だった筈なのだ。
そうして私が呆然としていると、ゆっくり魔理沙が私の前に現れた。
「おそかったね!ゆっくりできた?」
「そ…それどころじゃない!れいむが動かないんだ!一緒に寝てたんだろう!
訳をしらないか!」
「ゆっくりした結果がこれだよ!」
「え…どういうことなんだ!?」
するとゆっくり魔理沙の影から小さい物が飛び出してきた
「「「「「ゆっくりちてね!」」」」
2匹の小さいゆっくり霊夢と2匹ゆっくり魔理沙が現れた
「その子達は…?」」
「れいむとゆっくりしたらできたんだよ!」
「何だって…?」
「れいむがまりさとゆっくりしたがらないから、まりさがゆっくりさせてあげたんだよ!わるいのはれいむだよ!ゆっくりしようとしなかったけっかだよ!」
私が目の前が真っ白になった。思考が止まりまるで金魚の様に口をパクパクさせてヘナヘナと腰をおろした。何故…?どうして…?
今まで寝食を共にしてきたれいむが…時にはやんちゃもしたけどにわらってゆるしたれいむ…自分が帰ればまっさきに飛んで来る霊夢が?
こいつの為に?
「れいむはいなくなったけど、このこたちがいるからもっとゆっくりできるね!」
グシャッ!
私は反射的に身体が動いていた。怒るよりも早く手が動いていたのだ
近くに居たチビゆっくり霊夢に腕を振り下ろしていた。声も上げる間もなく弾け飛び畳の上に黒と肌色の斑の放射状の模様を描いた
一瞬の事にあっけにとられていたが我に返ったゆっくり達は口々に抗議の声をあげる
「と”う”し”て”こ”ん”な”こ”と”す”る”の”ぉ”ぉ”」
「なにするのぉぉぉぉ!!! 」
「ゆっくりできないひとはきらいだよ!」
五月蠅い...
うるさい
「うるさああああああぁぁぁぁぁい!!」
我ながら今まで生きた中で一番と思える程の声をあげた。その怒気は鈍感なゆっくり達にも伝わってるようでゆっくり魔理沙はたじろぎながら後ずさりをして、チビたちはその陰に隠れている。
「これじゃ!ゆ…ゆっくりできないよ!みんなゆっくりしようね!」
「「「「おにいさんをゆっくりさせてあげるよ!ゆっくりちようね!」」」」」
「貴様ッ!貴様がれ…れいむを殺したんだぞ!何がゆっくりだ!俺のたった一人の家族を殺したんだぞッ!大事な娘を殺したんだぞ!そこのチビどもも同罪だ!!」
私はチビゆっくり魔理沙一匹つかむと握り潰し始めた
「ゆっゆ゛ゆ゛ゆ゛っゆっゆ゛っ!!!」
ぐにゃりとした感触したと思うと手の中には黒いあんこの塊と薄い皮膜状の何かがこびりついていた。
「や゛め゛て゛よぉぉぉぉ!どお゛じでごん゛な゛ごどずる゛の゛ぉ゛お゛ぉ゛!?」 「どうしてだぁ…?お前がやった事を味わせてやっただけだよ!次はお前らだ、念仏でも唱えて祈ってろ!!」
「う゛え゛え゛え゛え゛え゛ぇ゛ぇ゛」
「こ゛わ゛い゛よ゛ぉぉぉぉぉ!」
「ゆゆゆゆゆゆっくりたすけて!」
突然ゆっくり達は泣き出し、慟哭やら命乞いやらを始めた。その余りにも惨めな光景を見て自分は僅かばかりに冷静を取り戻した。しばらく沈目の前のゆっくり達の様子を睨め付けて口を開いた
「助かりたいか?」
「た…たすかりたいよ!」
「チビ達を殺させてたくないか?」
「ころさせたくないよ!だからゆっくりたすけてね!」
「そうか…」
「れいむを殺した事を後悔してるか?」
「わるかったよ!わかんなけいどゆっくりこうかいしたよ!」
少し俯いて沈黙した。その様子からゆっくり達は許してもらえたと思って居るのかこちらの顔を覗き込むように伺い近寄って来た。
そこを私は刹那の如く2匹のチビゆっくりを掴みゆっくり魔理沙の口に押し込んだ
「むぐぐぐ!ゆ゛っく゛り゛や゛め゛て゛ね゛!」
「ゆ!くらいよ!せまいよ」
「こわいよ!だして!」
そして挟むようにゆっくり魔理沙の頭と下部を手で押さえ持ち上げ
「ゆ゛っく゛りは゛な゛し゛て゛ぇ」
「一つ賭けをしようか?バカなお前でも判るように教えてやる!今からお前を少しづつ
お前の大好きな言葉通りゆっくり潰していく、お前が耐えれれば助けてやる。正しお前が耐えられなければ子供ごとおしまい。助けたけりゃ最後まで我慢するんだな!お前に選択権はない」
「わ゛か゛っ゛た゛か゛ら゛た゛す゛け゛て゛え゛え゛ぇぇぇぇ」
ゆっくり魔理沙の悲鳴を合図に俺は両腕に力をこめた。
「ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛!」
「ここでゆっくりしたくないよ!」
「おかーさんたすけて!」
ゆっくり魔理沙は子供を押しつぶさないように必死に体をふくらまして抵抗する。饅頭とは思えない弾力で俺の手を押し返す。
「中々耐えるな。こうしたらどうだ?」
爪を立てて皮に指を食いこませる。
プチッ!プチッ!
皮が目いっぱい伸張してるせいではぜる音が響く
「ゆ゛ッ!」
ゆっくりは目を全快まで大きく見開き苦痛に震える。そこで私はささやいた
「仮にお前の子供が死んでもお前が生き残れば、お前だけ助けてやってもいいぞ。」
そう言って指に力を入れ更にくいこませた。初めのうちは反発したが、徐々に膨らむ力が落ちてきた。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!く゛る゛ち゛ぃよぉぉぉ!!」」
「ま゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁ!!」
手の感触を通して子供が押しつぶされてる感触が伝わってくる。そして遂に限界はきた
「ゆ゛っく゛り゛こ゛め゛ん゛ね゛え゛え゛ぇぇぇぇ!!」
「ゆ゛っ………」
グチュリ!
子供の潰れる音聞いて私は力をゆるめた。
「ぷはぁっ!ゆっくりがまんしたよ!まりさをたすけてね!」
「そうか……良く頑張ったな…」
「まりさはえらいでしょ!ゆっくりはなしてね!」
「だがな…まだ終わったとは言ってないぞ!」
渾身の力をこめて腕を絞めた。
「゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い!」
ブシャッ!!
部屋中に餡が飛び散り、ところどころに薄い紙切れの様なものが張り付いている
その中を私は立ち尽くしながら物も言わず泣いた。
しばらく経ってわたしは物言わぬゆっくり霊夢の前の元に行き、しばらく生前甘えて来るとそうしてた様に愛おしく撫でた
「こいつを葬ってやろう。」
ボソりとつぶやいた
その瞬間思考が廻った。この子をどう葬るか?
火葬にするか?死して焼かれる苦しみを味あわせたくないい
それとも墓に埋めるか?いや、身体が腐るなど考えられない考えたくもない
そうだ、一番大好きな自分と一緒に…
――そう思ったかは覚えていない。
何ともなく手をのばして身体の一部を剥ぐとそれを口に入れた。
私の口の中で甘い味としょっぱい味がした。それだけは覚えている。
こいつはクセーー!ゆっくりの匂いがぷんぷんするぜ!
最終更新:2008年09月14日 05:08