ゆっくりいじめ小ネタ225 実験

ある日俺が家に帰ると、家の前に仕掛けてあるゆっくり用の落とし穴に引っかかっているゆっくりがいた。
「おにいさん!まりさたちをゆっくりたすけてね!!」
落とし穴に引っかかっているまりさが言う。
落とし穴にはバスケットボールサイズのまりさ種が一匹とれいむ種が二匹かかったようだ。

「お前達、そんなものに引っかかってどうしたんだ?」
「あたらしいいえをみつけたからはいろうとしたらいきなりおちたんだよ!」
どうやらこいつらは俺の家に入ろうとしていたらしい。
「この家は俺の家なんだが」
「ゆゆっ!おじさんばかなの?まりさたちがさきにみつけたんだからまりさたちのいえだよ!」
「ばかなおじさんはゆっくりしんでね!」
「はやくれいむたちをたすけないとおこるよ!」
どうやら自分達の立場がわかっていないらしい。

「本当にここは俺の家だから中でゆっくりさせてもらうわ、ゲスなまりさたちは
そこでゆっくりしていってね!!」
「ゆっ!!おにいさんまりさたちはげすじゃないよ!さっきのことはあやまるから、ここからゆっくりしないではやくだしてね!」
なんとも心変わりの早い奴だ。
ここで助けないと話が進まないので助けることにする。

「おにいさんありがとう!おれいにおにいさんのいえでゆっくりしていくね!!」
どうやらこいつらは本当に自分達の立場がわかってないらしい。
とりあえず俺は家の扉を開けまりさたちを家の中に入れる。
「まりさ!このいえはゆっくりできそうないえだね!」
「ゆゆっ!そうだねみんなでゆっくりしていくよ!」
なんだこいつらは、助けた恩も忘れて人の家で本当にさっき言った通りにゆっくりしようとしてる。
さすがむかついたので手近にあった三つの透明の箱に三匹を詰め込み玄関前に並べる。

「おじさん!ここはせまくてゆっくりできないよ!はやくだしてね!!」
「おじさん!れいむたちをはやくここからだしてね!」
「ゆっくりしてないではやくだしてね!そうしないとれいむたちおこるよ!!」
箱の中でそんなことを言っている、こちらには何も出来ないというのに。

「まあ、こっちの言う条件さえ飲んでくれれば別に出してもいいんだけどね」
「おじさん、それならそのじょうけんとやらをはやくいってね!」
まりさが即答したので仕方なく言う。
「じゃあまず一つ目、この家から出て行って元の自分達の家に帰ること」
「おじさん!なにいってるの、れいむたちのいえはここだよ!!」
「れいむはすこしだまっててね!!」
まりさがうるさいれいむを一喝する。
「二つ目、俺がやる実験を手伝うこと、たった二つだ簡単だろう?」
「ゆっ・・・、すこしかんがえさせてね!みんなとそうだんするよ!」
「それじゃあしばらくあっちの部屋で休んでるから、考え終わったら呼んでね。
ちなみに条件を飲まなかったら、そこからは一生出られないからね」
そういって部屋に入り、そのまま台所に向かう。

「どうせあいつらは条件を飲むだろうから先に実験の準備をしといてもいいだろう」
さて、用意するものは、水と注射器だけ。
あと念のために水に溶かした小麦粉。

「さて、実験の準備は終了した、あとはあいつらを待つだけか」
「おにいさん!けつろんがでたよゆっくりしてないではやくきてね!!」
あっちも結論が出たようだ、さっさと終わらせたいので聞きに行く。

「で、結論は?」
「おにいさんの条件を飲み込むよ!だからここからゆっくりだしてね!」
「一匹ずつ実験するからな、それが終わったらもう帰っていいぞ」
「そんなこといってないではやくそのじっけんをしてね!れいむははやくかえりたいんだよ!」
「うるさいなぁ、実験用具を持ってくるから少し待ってろ」
さっさと実験用具を取って行き、うるさいれいむを箱から出す。

「じゃあ実験するぞ~、三匹とも同じ内容だからよろしくね」
そう言い注射器で水を吸い、れいむの頭につきさす。
「ゆぐっ!おにいさんなにするの!いたいことはゆっくりしてないではやくやめてね!!」
れいむの言うことには気にもせず水を注入していく。
「ゆゆっ、なんだかれいむがだんだんおおきくなってるきがするよ!」
れいむの言っている通り、すでにれいむは直径が80cmほどになっていた。
「よしっ、これで実験はお前の実験は終了だ、他の奴にもやるからそのまま動かず待ってろよ」
「ゆっくりまってるよ!」

次にまりさを箱から取り出す。
「おにいさん!ゆっくりしないではやくおわらせてね!」
「早めに終わらせたいからさっさとやるぞ」
そう言いながらまりさに注射器を刺す。
「ゆがっ!でもなんだかからだのなかがつめたくてきもちいいよ!」
「そうかそうか」
適当な返事をし、まりさに対する実験は終わった。

もう一匹のれいむにも同じ事をするが、途中で最初にやったれいむの堪忍袋の緒が切れたようだ。
「れいむはもうまってられないよ!さきにかえらせてもらうね!!!」
れいむはそう言い飛び跳ねる。
だが地面に着地した瞬間、着地地点にはれいむはいなかった。
ただ着地地点の周囲が黒くなっただけ。
「ゆゆっ!おにいさんれいむがきえたよ!どこにいったかおしえてね!」
ゆっくりの目では破裂した瞬間が捕らえきれなかったようだ。
「れいむは死んだよ、そこで破裂して」
「おにいさんなにいってるの?れいむはさっきまでそこに・・・」
「ゆげえええええええっっっ!」
注射器を刺しているれいむは完全に気づいたようで、急に餡子を吐き始めた。
まりさはどうにか餡子を吐くのを堪えている。
「こらっ、お前吐くなよ、掃除するのは俺なんだから」
そう言いながらも注入を続ける。
「よしっ、これ終わりだ。じゃあもう帰っていいぞ。さっきのれいむみたい
にならないように気をつけろよ」
「げええええっっ!ゆげっ!」
れいむはまだ餡子を吐こうとしている。

「おにいさんそれじゃあまりさはゆっくりかえるよ・・・」
「じゃ、ゆっくりかえっていってね!」
そう言いながら、まりさと別れを告げる。
しかし実験の結果を知るため、れいむを置いてまりさの後ろから着いていく。
「そろーり・・・、そろーり・・・、ゆっくりあるくよ・・・・・・」
まだ実験の結果は出てないようだ。
「ゆっ!なんだかまりさのからだがおかしいよ」
そろそろ結果が出そうだ。
「な゛ん゛でええええええええ!!どうじでま゛り゛ざのから゛だがとけてるのおおおおおお!!!」
ゆっくりの体に多量に水を入れた結果、中からゆっくりの体を溶かしていったようだ。
「もっどゆ゛っぐりしだかっだよ゛・・・」
まりさは完全に溶けたようだ。
「よし実験は成功だ!これでゆっくりは中からでも水で溶かすことが出来ると証明したぞ!」
そんなこと分かってもしょうがないんだけどね。
そんなことを考えながら玄関まで戻ると、広い範囲に黒い物体が有るのを見て、俺は絶望した。




おわり

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最終更新:2008年11月16日 11:53
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