罪の無いゆっくりが殺されます。

すっきりも1行だけあります。

盛り上がりがありません。

心情描写等のおもしろみもありません。

改行やスペースもてきとーです。

もう色々てきとーです。

ゆゆっ!はじめてだからやさしくしてね!

正直時間がもったいないしつまらんので時間と心に余裕のある人推奨です。







































農家の俺の一日は家畜の世話で始まる。
見ると餌入れの中身はそろそろなくなりそうだ。
俺は家を出て納屋へ入って行った。

ここは餌の貯蔵庫。
家畜として価値の無いゆっくりが入れてある。
たとえ生ごみでも大量に消費して収穫が饅頭じゃ話にならない。買った方が安い。
堆肥は農耕を支える貴重な資材だ。

中ではれいむとまりさが合わせて15匹ほど「ゆ~ゆ~」寝息を立てていた。
朝早くの来訪者に気分を害したのだろうか罵声と要求で騒がしくなる。
「まりさをたすけるんだぜ!」「ゆっくりここからだしてね!」「ごはんをもってくるんだぜ!」「やっつけてやるんだぜ!」
「ごはんがないとゆっくりできないよ!」「こんなところにとじこめたじじいはゆっくりしね!」
言うことはどれも大差無い。ムカつくこともあったがいいかげん飽きている。
そして帽子に書いてある日付を確認すると1匹を持ち上げて外へ出た。
ここのゆっくりに食事は与えない。
餌入れに入らない分を置いてあるだけなので衰弱死しようが一向に構わない。
日付で判断しているが、死んだらそれを先に使うだけだ。


「ゆっくりはやくはなすんだぜ!」
「はなしたらまりささまにおかしをもってくるんだぜ!」
「いってることがわからないのかだぜ?ばかなの?しぬの?」
板に乗せて抑える。「ゆべっ」
ポイントは飾りを取らないこと。
次に足であろう底面を大きく引きちぎる。「ゆぎゅぁぎゃばぢゃ」
そのまま絞るように餡子を入れ物に出す。「ぼっどゆっぐり…」
しっかりと絶命を確認(重要)したら飾りを取り外す。
死亡したゆっくりの飾りは死臭でゆっくりが嫌う為ゆっくり避けとして効果がある。
死亡前に取ると死臭がしなくなるのでゆっくり避けに使えなくなってしまう。
残った皮もちぎって入れかきまぜる。
10分もかからず2日分の餌は完成した。


餌を持って庭へ出る。
ゆっくり小屋が2つ。
1つはぱちゅりー、もうひとつはありす。
多少増減するが基本はそれぞれ3~5匹だ。
種別にしないとありすに犯り殺されてしまう。
さっき作った餌を置いてソフトボール大になった子ありすを収穫する。
親が騒ぐが毎度の事だ。次のために適当にこすり合わせた。
ぱちゅりーの方はまだ小さいので収穫は見送り。
こいつらは中身が生クリームとカスタード。
動物性の栄養が収穫できる大切な家畜だ。
作物を与えてもいいのだが餡子を食うしあるうちはそれでいい。
「「んほおぉぉ・・・・すっきりー」」


朝食の後、鍬を持ち籠に弁当を入て畑へ。だが畑は様子見程度だ。
収穫や植え付け時は忙しいが常時忙しい物でもない。
現状、ゆっくりによる作物の被害は無いのだが予防が大事だ。
今朝の餌の帽子を適当に捨てて罠を見て周る。
穴を掘って文々新聞で塞ぎ餡子をのせた程度の物だ。
生け捕り用で被害を罠で抑えるための物ではない。
害獣相手に罠で対抗する消極策は余計な手間を増やすだけだ。
一箇所久しぶりに新聞が破れていた。

「ゆっおじさんここからだしてね!」
「まりさをここからだすんだぜ!ゆっくりしないではやくするんだぜ!」
2個ともそれなりの大きさだ。
「ゆっくりはやくだしてね、れいむのいうことがわからないの?」
「ばかなにんげんはどすにやっつけてもらうんだぜ!」
「いまならあやまってごはんをもってくればゆるしてあげるよ!」

ドス?聞き捨てなら無い。
まりさの方が見失いづらいしこっちだな。
引き上げて地面に落とす。帽子もちょっとちぎって投げてやる。
落ちた痛みで震えている。
別に説教もしないしここで殺すつもりも無いのでさっさと動いて欲しい。
しばらくするともそもそと帽子をかぶった後
「お野菜がいっぱいはえているんだぜ!」と畑に向かい始めた。
俺の存在や一緒に落ちたれいむはご馳走の前に記憶のかなたへと飛ばされたようだ。


農家の生活の基盤であり正に生命線である畑の作物をくれてやるわけがない。
「ここはまりゆぎゃっ!」宣言などさせてやらん!
畑の外に向かって軽く蹴る。
「なにをするんだぜ!ゆっくりあやまるんだぜ!」
言いつつ畑へ行こうとする。
蹴る。
「しゃべれないのかだぜ?あやまるんだぜ!」
涙目だ。
蹴る。
「ぷくぅうぅぅ」「ぷくぅぅぅぅうぅ」
頬を膨らませて威嚇してくる。
蹴る。
「ゆっぐりできないじじいはしね!」
俺を避けて畑へ向かう。
死ねとか上等こいて逃げんなよ。
蹴る。
「そーろ、そーろ」
目の前のご馳走を諦めきれないのか俺の目の前を通過して反対側から畑へ向かう。
蹴る。
「どぼしでひどりじめずるのぉぉ、だくざんあるがらへいぎでじょ!!!」
大泣きでうるさい。
ぜんぜん平気じゃない。少ない収入に直接打撃だ。思っても声に出さない。
コイツと話をしても相互理解は得られないのは解り切っている。
蹴る。
「なにがへんじをしろおお」
蹴る。
「ぼうばりざおうぢがえるぅぅ!じじいはそこでゆっくりじねえぇ!」
ようやく帰ってくれるようだ。遅い足取りで山へ入っていった。



…おにぎりを食べつつある程度距離を保って付いて行く。
ゆっくりの移動速度、距離はたいしたこと無いしあまり遠くないだろう。
それにしてもドスが居るのか。
ドスの周りは大きな群れになるらしい。
山菜や野草に被害が出るので早めの対処が重要だ。
それにドスはドスパークという霧雨魔理沙さんの使うマスタースパークに似た光線を出すらしい。
その材料はゆっくりに自生するきのこだという噂だ。
空に輝くマスタースパークの光の束は誰もが一度は目にして恐怖と憧れを抱く。
きのこ栽培で俺スパークとか期待しちゃうよ!
噂が本当ならドスは家畜として利用できるだろう。


まりさの向かう先に直径2m位の横穴が見えた。
穴にはゆっくりが出入りしている
まりさもゆっくりしていってね!と声を掛け合って中へ入っていく。
近づくと入り口に居たゆっくりが声をかけてきた。
「「ゆっくりしていってね!」」
逃がしてしまっては元も子もないので答えておく。
れいむとまりさしか見当たらない。ハズレだ。
成体が30位か。子と赤も同じくらいだな。
旨い物が入った希少種はないのか・・・。


「ゆっくりしていってね!」の合唱に答えつつ進む。
大きなまりさ種に突き当たった。帽子の高さで俺と同等だ。1mちょいある。
巣のサイズからしてこの大きさが限界だろう。
「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしていってね。ドスかな?大きいね」
「ゆっへん!まりさがドスまりさだよ!にんげんさんもゆっくりしにきたの?」
大きいと言われてイイ気になったのか顎をあげるような少し見上げる姿勢だ。うぜえ。
だがドスパークがある以上油断は禁物、いつでも攻撃できる位置を確保する。

畑が荒らされた事を伝えると、畑には行かない掟があるらしい。
ドス以外は畑を理解してないんだから意味の無い掟だけどな。
「うそはいけないんだよ!ぷううううううぅぅぅぅ」
だが仲間を信用しているようだ、俺を威嚇してくる。
「「ゆっくりできないにんげんはやっつけちゃってね!!」」
群れのゆっくりが騒ぎ始める。
噂どおりならドスパークは危険だ。鍬を持つ手に力が入る。
うかつだった。危険な能力のある相手に1人で来てしまった。
「さっきのじじいはどすぱーくでやっつけるんだぜ!どす!」
蹴られてボロボロのまりさが言う。
「ゆっ!さっきの?ゆっくりドスにせつめいしてね!」
ボロまりさにドスが向き直る。
「じじいはおやさいのはえてるゆっくりぷれいすをひとりじめしてずるいんだぜ!」
犯行を自白した…。
「それがはたけでしょおおおおおお!!!!どおしていうこときかないのおぉぉ!!」
「なんでなんだぜどすぅぁぁぁ!」
自分は悪くないと信じ、ドスは必ず味方してくれると思ってたのだろう。
俺も信じてたよ、お前の馬鹿さ加減を。
「ゆぅ、そのまりさはにんげんさんのすきにしていいよ。
ドスのいうことを守れないまりさはドスのむれにいらないよ。ぷんぷん」
救えない馬鹿は群れの為にも駆除するに限る。非情だが賢いドスのようだ。
お言葉に甘えてボロまりさを背中の籠に入れて蓋をした。


「ごめんなさいだよ。もうちょっとでドスパークしちゃうところだったよ」
「ドスパークはすごいのかい?見せて欲しいな」
「いいよ!むれのゆっくりがわるいことしたおわびだよ!」
ここでは危ないから外で見せてくれるようだ。
群れのゆっくりに聞くとありすの群れをやっつけたすごい技だそうな。
必殺技の披露に群れのゆっくりも盛り上がって外へ出た。
「あそこのおはなさんをみててね!」
花までは2m程、前は危ないらしいのでドスの横から見る。
「ゆっくりいくよー」
ドスまりさは地面をちょこっと噛んで…
「ぶうううううううう」
口に含んだ石や土を花に向かって噴出した。
石が当たって花がちぎれた。
周りのゆっくりから賞賛の声が湧き上がる。
「すごいよどす!」「どすかっこいい!」
それを聞いてドスまりさは誇らしげだ。
確かにゆっくり相手なら威力は絶大だろう。
期待はずれもいい所の結果に、これ以上は特に収穫も無いと判断して山菜や野草の保護に頭を切り替えた。


ドスから離れ背中の籠をおろし、周りに居た成体ゆっくりを詰め始める。
最初は敵意が無いと判断したのか特に抵抗も無い。
5匹詰めたあたりで空気が変わる。
9匹詰めて蓋をすると籠の中外から大量のゆっくり出してね!コールだ。
群れのゆっくりは俺の足元で騒いでいる。
ドスは群れを潰してしまうので近づけないが「ぷくうぅ」と敵意丸出しだ。
これ以上は重くて運べないし後は処分だ。
手始めに足元のを踏み潰す。
出してねコールは慟哭と罵声に切り替わった。
残りも鍬でザッくりザッくり耕す。
起死回生ドスご自慢の必殺技も人間にはほとんど効果が無い。
普通に体重で攻められた方が面倒なんだが群れの仲間さんが邪魔なのだろう。
華麗な農耕技術ですぐに地面で動く物は無くなった。
残ったドスも鼻(ないけど)から下あごまで一耕しした後
しゃべれないドスの皮を剥ぐ様にザッくりザッくり耕し中の餡子を広げていく。
最初に口を破壊したのでお決まりの断末魔は無かった。
仕上げに巣の中に逃げ込んだのをザッくり耕し
ゆっくり避けの死者の飾りを集めでドスの帽子に詰め、餌の入った籠を背負ってこの場を離れた。





夜、ゆっくり狩の疲れを感じつつ布団に入る。
      • あ!罠の中に1匹入れっぱなし。明日は新聞持って行かなきゃ・・・






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最終更新:2022年04月17日 00:37