※同じことの反復です
※思考実験的な何かです
※ゆっくりらしからぬゆっくりがいます
※細かいことは気にしないのが一番でしょう




1.ゲス型

仕事を終えて帰宅すると、家の中が泥棒でも入ったかのように荒らされていた。
カーテンやテーブルクロスが床に投げ捨てられ、食べ物が散乱し、低い位置にあった引き出しの中の衣類が引きずり出された惨状。
それを目の当たりにして呆然としている私の目の前に丸っこい何かが姿を現した。

「「「「ばばぁはさっさとあまあまよこせー!」」」」

丸っこいものの正体は“非科学的生首饅頭生命体”と名高いゆっくりだ。
家族構成は成体れいむとまりさ、子供のれいむとまりさの計4匹。
どうやらこいつらが私の留守中に家に侵入し、この部屋を荒らしたのだろう。
見てみると窓が開きっぱなしになっており、網戸が破られている。

「ここはれーみゅのおうちだよ!」
「ばかなにんげんはゆっくちでてってね!」
「あまあまもってきたられいむたちのどれいにしてあげるよ!」

こいつらは何を言っているんだ?
確かに私にも間違いなく非があり、泥棒でなかっただけマシだと言える。
しかし、それは何一つこいつらに譲歩する理由にはならない。

「ゆ~ん、おしょらをとんでりゅみたーい!」
「ゆぅ~、いいなぁ~!ばばぁ、まりしゃもたかいたかいちろー!」
「ゆゆっ!いくらまりさのおちびちゃんがかわいいからってどれいがかってにさわるなだぜ!?」

引きつった笑みを浮かべつつ子れいむを掴んで持ち上げた私の意図を知らずに4匹は大はしゃぎ。
ゆっくりらしいポジティブ思考で都合の良いように状況を解釈しているのだろう。
この状況は単に無知がもたらしたものに過ぎないのかもしれない。
我が家の被害の責任は私の不用心にあるのかもしれない。

「ゆぴぃっ!?」
「ゆゆっ!おちびちゃんがへんだよ!?」
「い゛、い゛ぢゃぁ・・・い゛ちゃい゛ぃぃ~・・・」

しかし、それと同様にこれから起きる事の責任の一端は彼女たちの無知にある。
わずかに力を加えただけで、子れいむは苦痛と恐怖に顔を歪め、涙と悲鳴を漏らし始めた。
その異変の原因が私にあることを悟った3匹は困った風な表情を浮かべてゆーゆーと喚く。

「ばばぁ!れいむのおちびちゃんをはなせえええええ!」
「ばばぁ!どれいのくせになにするんだぜ!?」
「ゆっくちできないばばぁはゆっくちちね!?」

無論、彼女たちの言葉に耳を貸すつもりなど微塵もない。貸す意味も理由もない。
やがて徐々に強くなってゆく圧力に耐え切れなくなった子れいむは“ぶちゅん”と音を立てて餡子を漏らした。
その餡子は眼窩から零れ出たもので、大量の餡子の中には彼女の眼球だったものが混じっている。

「「お、おぢびぢゃああああああん!?」」
「お、おねえええぢゃあああああん!?」

家族が、家族だったものに変わる瞬間を見せつけられた3匹は血の涙を流して絶叫する。
そんな彼女たちの前に子れいむだったものを叩きつけ、私はきっぱりと宣言した。
「ここは私の家だ、出ていけ。でないと子まりさも潰す」・・・と。

「やめるんだぜ!れいむとおちびちゃんはどうなってもいいからまりさはにげるんだぜ!」
「どほぢでぞんだごどいうのおおおおお!まりざのげずううう!?」
「おがーぢゃんのばきゃ!ゆっくぢぢね!?」

3匹になってしまったゆっくりの一家は、恐らく入ってきたときと同じように窓から出ていった。





2.私的標準型

仕事を終えて帰宅すると、家の中が泥棒でも入ったかのように荒らされていた。
カーテンやテーブルクロスが床に投げ捨てられ、食べ物が散乱し、低い位置にあった引き出しの中の衣類が引きずり出された惨状。
それを目の当たりにして呆然としている私の目の前に丸っこい何かが姿を現した。

「「「「ゆっくりしていってね!」」」」

丸っこいものの正体は“非科学的生首饅頭生命体”と名高いゆっくりだ。
家族構成は成体れいむとまりさ、子供のれいむとまりさの計4匹。
どうやらこいつらが私の留守中に家に侵入し、この部屋を荒らしたのだろう。
見てみると窓が開きっぱなしになっており、網戸が破られている。

「ここはれーみゅのおうちだよ!」
「にんげんしゃんもゆっくちちていってね!」
「ゆ~ん、おちびちゃんたち、とってもゆっくりしてるね!」

こいつらは何を言っているんだ?
確かに私にも間違いなく非があり、泥棒でなかっただけマシだと言える。
しかし、それは何一つこいつらに譲歩する理由にはならない。

「ゆ~ん、おしょらをとんでりゅみたーい!」
「ゆぅ~、いいなぁ~!まりしゃも!まりしゃも!」
「れいむ!にんげんさん、おちびちゃんにめろめろだよ~♪」

引きつった笑みを浮かべつつ子れいむを掴んで持ち上げた私の意図を知らずに4匹は大はしゃぎ。
ゆっくりらしいポジティブ思考で都合の良いように状況を解釈しているのだろう。
この状況は単に無知がもたらしたものに過ぎないのかもしれない。
我が家の被害の責任は私の不用心にあるのかもしれない。

「ゆぴぃっ!?」
「ゆゆっ!おちびちゃんがへんだよ!?」
「い゛、い゛ぢゃぁ・・・い゛ちゃい゛ぃぃ~・・・」

しかし、それと同様にこれから起きる事の責任の一端は彼女たちの無知にある。
わずかに力を加えただけで、子れいむは苦痛と恐怖に顔を歪め、涙と悲鳴を漏らし始めた。
その異変の原因が私にあることを悟った3匹は困った風な表情を浮かべてゆーゆーと喚く。

「やめてあげてね!いたがってるよ!」
「にんげんさん、ゆっくりやめてね!」
「おねーしゃんをいじめにゃいでね!」

無論、彼女たちの言葉に耳を貸すつもりなど微塵もない。貸す意味も理由もない。
やがて徐々に強くなってゆく圧力に耐え切れなくなった子れいむは“ぶちゅん”と音を立てて餡子を漏らした。
その餡子は眼窩から零れ出たもので、大量の餡子の中には彼女の眼球だったものが混じっている。

「「お、おぢびぢゃああああああん!?」」
「お、おねえええぢゃあああああん!?」

家族が、家族だったものに変わる瞬間を見せつけられた3匹は血の涙を流して絶叫する。
そんな彼女たちの前に子れいむだったものを叩きつけ、私はきっぱりと宣言した。
「ここは私の家だ、出ていけ。でないと子まりさも潰す」・・・と。

「もうやだ!おうちかえる!?」
「これじゃゆっくりできないよ!」
「ゆええええええん」

3匹になってしまったゆっくりの一家は、恐らく入ってきたときと同じように窓から出ていった。





3.ボキャブラリー貧困型


仕事を終えて帰宅すると、家の中が泥棒でも入ったかのように荒らされていた。
カーテンやテーブルクロスが床に投げ捨てられ、食べ物が散乱し、低い位置にあった引き出しの中の衣類が引きずり出された惨状。
それを目の当たりにして呆然としている私の目の前に丸っこい何かが姿を現した。

「「「「ゆっくりしていってね!」」」」

丸っこいものの正体は“非科学的生首饅頭生命体”と名高いゆっくりだ。
家族構成は成体れいむとまりさ、子供のれいむとまりさの計4匹。
どうやらこいつらが私の留守中に家に侵入し、この部屋を荒らしたのだろう。
見てみると窓が開きっぱなしになっており、網戸が破られている。

「ゆっくしちていってね!」
「ゆー、ゆっくちー!」
「ゆ~ん、ゆっくりしてるね!」

こいつらは何を言っているんだ?
確かに私にも間違いなく非があり、泥棒でなかっただけマシだと言える。
しかし、それは何一つこいつらに譲歩する理由にはならない。

「ゆ~ん、ゆっくちーっ!」
「ゆぅ~、まりしゃも!ゆっくち!」
「ゆっくりしてるよ~♪」

引きつった笑みを浮かべつつ子れいむを掴んで持ち上げた私の意図を知らずに4匹は大はしゃぎ。
ゆっくりらしいポジティブ思考で都合の良いように状況を解釈しているのだろう。
この状況は単に無知がもたらしたものに過ぎないのかもしれない。
我が家の被害の責任は私の不用心にあるのかもしれない。

「ゆぴぃっ!?」
「ゆゆっ!ゆっくりぃ!?」
「ゆ゛っ、ゆ゛っぐぢぃ~・・・」

しかし、それと同様にこれから起きる事の責任の一端は彼女たちの無知にある。
わずかに力を加えただけで、子れいむは苦痛と恐怖に顔を歪め、涙と悲鳴を漏らし始めた。
その異変の原因が私にあることを悟った3匹は困った風な表情を浮かべてゆーゆーと喚く。

「ゆっくりしてね!ゆっくりー!?」
「ゆっくりー!ゆっくりしてよー!?」
「ゆっくちー!ゆぅー!」

無論、彼女たちの言葉に耳を貸すつもりなど微塵もない。貸す意味も理由もない。
やがて徐々に強くなってゆく圧力に耐え切れなくなった子れいむは“ぶちゅん”と音を立てて餡子を漏らした。
その餡子は眼窩から零れ出たもので、大量の餡子の中には彼女の眼球だったものが混じっている。

「「ゆ゛、ゆっぐぢぃ!?」」
「ゆああああああああ!?」

家族が、家族だったものに変わる瞬間を見せつけられた3匹は血の涙を流して絶叫する。
そんな彼女たちの前に子れいむだったものを叩きつけ、私はきっぱりと宣言した。
「ここは私の家だ、出ていけ。でないと子まりさも潰す」・・・と。

「ゆっぐぢでぎないよおおお!?」
「ゆっくりぢだいいいい!?」
「ゆええええええん」

3匹になってしまったゆっくりの一家は、恐らく入ってきたときと同じように窓から出ていった。





4.小難しいというか何というか型

仕事を終えて帰宅すると、家の中が泥棒でも入ったかのように荒らされていた。
カーテンやテーブルクロスが床に投げ捨てられ、食べ物が散乱し、低い位置にあった引き出しの中の衣類が引きずり出された惨状。
それを目の当たりにして呆然としている私の目の前に丸っこい何かが姿を現した。

「「「「ゆっくりしていってね!」」」」

丸っこいものの正体は“非科学的生首饅頭生命体”と名高いゆっくりだ。
家族構成は成体れいむとまりさ、子供のれいむとまりさの計4匹。
どうやらこいつらが私の留守中に家に侵入し、この部屋を荒らしたのだろう。
見てみると窓が開きっぱなしになっており、網戸が破られている。

「ここはれーみゅのおうちです」
「にんげんしゃんもゆるりとくつろいでいってね」
「おお、同居同居」

こいつらは何を言っているんだ?
確かに私にも間違いなく非があり、泥棒でなかっただけマシだと言える。
しかし、それは何一つこいつらに譲歩する理由にはならない。

「おお、浮遊感浮遊感」
「おお、ぱるいぱるい」
「すごく・・・ぼっかてきです・・・」

引きつった笑みを浮かべつつ子れいむを掴んで持ち上げた私の意図を知らずに4匹は大はしゃぎ。
ゆっくりらしいポジティブ思考で都合の良いように状況を解釈しているのだろう。
この状況は単に無知がもたらしたものに過ぎないのかもしれない。
我が家の被害の責任は私の不用心にあるのかもしれない。

「おお、苦痛苦痛」
「おお、ぴんちぴんち」
「おお、悶絶悶絶」

しかし、それと同様にこれから起きる事の責任の一端は彼女たちの無知にある。
わずかに力を加えただけで、子れいむは苦痛と恐怖に顔を歪め、涙と悲鳴を漏らし始めた。
その異変の原因が私にあることを悟った3匹は困った風な表情を浮かべてゆーゆーと喚く。

「やめてください、しんでしまいます」
「やめてあげてください、しんでしまいます」
「しんでしまいます、しんでしまいます」

無論、彼女たちの言葉に耳を貸すつもりなど微塵もない。貸す意味も理由もない。
やがて徐々に強くなってゆく圧力に耐え切れなくなった子れいむは“ぶちゅん”と音を立てて餡子を漏らした。
その餡子は眼窩から零れ出たもので、大量の餡子の中には彼女の眼球だったものが混じっている。

「「おお、無常無常」」
「おお、無残無残」

家族が、家族だったものに変わる瞬間を見せつけられた3匹は血の涙を流して絶叫する。
そんな彼女たちの前に子れいむだったものを叩きつけ、私はきっぱりと宣言した。
「ここは私の家だ、出ていけ。でないと子まりさも潰す」・・・と。

「おお、怖い怖い」
「おお、鬼畜鬼畜」
「おお、死別死別」

3匹になってしまったゆっくりの一家は、恐らく入ってきたときと同じように窓から出ていった。





5.文脈破壊型

仕事を終えて帰宅すると、家の中が泥棒でも入ったかのように荒らされていた。
カーテンやテーブルクロスが床に投げ捨てられ、食べ物が散乱し、低い位置にあった引き出しの中の衣類が引きずり出された惨状。
それを目の当たりにして呆然としている私の目の前に丸っこい何かが姿を現した。

「「「「そんなことよりうどんげたべたい!」」」」

丸っこいものの正体は“非科学的生首饅頭生命体”と名高いゆっくりだ。
家族構成は成体れいむとまりさ、子供のれいむとまりさの計4匹。
どうやらこいつらが私の留守中に家に侵入し、この部屋を荒らしたのだろう。
見てみると窓が開きっぱなしになっており、網戸が破られている。

「おもにせいてきないみで!」
「おみみさんをぺーろぺーろしたいよ!」
「せーらーふくをきてほしいね!」

こいつらは何を言っているんだ?
確かに私にも間違いなく非があり、泥棒でなかっただけマシだと言える。
しかし、それは何一つこいつらに譲歩する理由にはならない。

「こすちゅーむぷれいなんてすごくそそるね!」
「ゆぅ~、いいなぁ~!まりしゃも!まりしゃも!」
「れいむ!おちびちゃんはうどんげにめろめろだよ!」

引きつった笑みを浮かべつつ子れいむを掴んで持ち上げた私の意図を知らずに4匹は大はしゃぎ。
ゆっくりらしいポジティブ思考で都合の良いように状況を解釈しているのだろう。
この状況は単に無知がもたらしたものに過ぎないのかもしれない。
我が家の被害の責任は私の不用心にあるのかもしれない。

「らめぇ!?」
「ゆゆっ!わかくしてつわものだね!?」
「あへぇ・・・あへぇん・・・」

しかし、それと同様にこれから起きる事の責任の一端は彼女たちの無知にある。
わずかに力を加えただけで、子れいむは苦痛と恐怖に顔を歪め、涙と悲鳴を漏らし始めた。
その異変の原因が私にあることを悟った3匹は困った風な表情を浮かべてゆーゆーと喚く。

「でも、めいどふくもすてがたいよ!」
「とってもしょーしゃだよ!」
「おとこはだまってめーさくはだよ!」

無論、彼女たちの言葉に耳を貸すつもりなど微塵もない。貸す意味も理由もない。
やがて徐々に強くなってゆく圧力に耐え切れなくなった子れいむは“ぶちゅん”と音を立てて餡子を漏らした。
その餡子は眼窩から零れ出たもので、大量の餡子の中には彼女の眼球だったものが混じっている。

「「こーまかんはれみさくでしょおおおおお!!」」
「さんかくかんけいこそじゃすてぃす!!」

家族が、家族だったものに変わる瞬間を見せつけられた3匹は血の涙を流して絶叫する。
そんな彼女たちの前に子れいむだったものを叩きつけ、私はきっぱりと宣言した。
「ここは私の家だ、出ていけ。でないと子まりさも潰す」・・・と。

「・・・ぱっちぇさんのこと、わすれないであげてね」
「ふらんちゃんうふふ」
「こあーこあー」

3匹になってしまったゆっくりの一家は、恐らく入ってきたときと同じように窓から出ていった。





6.ゆっくりしていってね!型

仕事を終えて帰宅すると、家の中が泥棒でも入ったかのように荒らされていた。
カーテンやテーブルクロスが床に投げ捨てられ、食べ物が散乱し、低い位置にあった引き出しの中の衣類が引きずり出された惨状。
それを目の当たりにして呆然としている私の目の前に丸っこい何かが姿を現した。

「「「「ゆっくりしていってね!」」」」

丸っこいものの正体は“非科学的生首饅頭生命体”と名高いゆっくりだ。
家族構成は成体れいむとまりさ、子供のれいむとまりさの計4匹。
どうやらこいつらが私の留守中に家に侵入し、この部屋を荒らしたのだろう。
見てみると窓が開きっぱなしになっており、網戸が破られている。

「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしていってね!」

こいつらは何を言っているんだ?
確かに私にも間違いなく非があり、泥棒でなかっただけマシだと言える。
しかし、それは何一つこいつらに譲歩する理由にはならない。

「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしていってね!」

引きつった笑みを浮かべつつ子れいむを掴んで持ち上げた私の意図を知らずに4匹は大はしゃぎ。
ゆっくりらしいポジティブ思考で都合の良いように状況を解釈しているのだろう。
この状況は単に無知がもたらしたものに過ぎないのかもしれない。
我が家の被害の責任は私の不用心にあるのかもしれない。

「ゆっくりしていってね!?」
「ゆっくりしていってね!?」
「ゆっくりしていってね!?」

しかし、それと同様にこれから起きる事の責任の一端は彼女たちの無知にある。
わずかに力を加えただけで、子れいむは苦痛と恐怖に顔を歪め、涙と悲鳴を漏らし始めた。
その異変の原因が私にあることを悟った3匹は困った風な表情を浮かべてゆーゆーと喚く。

「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしていってね!」

無論、彼女たちの言葉に耳を貸すつもりなど微塵もない。貸す意味も理由もない。
やがて徐々に強くなってゆく圧力に耐え切れなくなった子れいむは“ぶちゅん”と音を立てて餡子を漏らした。
その餡子は眼窩から零れ出たもので、大量の餡子の中には彼女の眼球だったものが混じっている。

「「ゆっくりしていってね!?」」
「ゆっくりしていってね!?」

家族が、家族だったものに変わる瞬間を見せつけられた3匹は血の涙を流して絶叫する。
そんな彼女たちの前に子れいむだったものを叩きつけ、私はきっぱりと宣言した。
「ここは私の家だ、出ていけ。でないと子まりさも潰す」・・・と。

「ゆっくりしていってね!?」
「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしていってね!」

3匹になってしまったゆっくりの一家は、恐らく入ってきたときと同じように窓から出ていった。





7.意味不明型

仕事を終えて帰宅すると、家の中が泥棒でも入ったかのように荒らされていた。
カーテンやテーブルクロスが床に投げ捨てられ、食べ物が散乱し、低い位置にあった引き出しの中の衣類が引きずり出された惨状。
それを目の当たりにして呆然としている私の目の前に丸っこい何かが姿を現した。

「「「「えねっちえるくっい!」」」」

丸っこいものの正体は“非科学的生首饅頭生命体”と名高いゆっくりだ。
家族構成は成体れいむとまりさ、子供のれいむとまりさの計4匹。
どうやらこいつらが私の留守中に家に侵入し、この部屋を荒らしたのだろう。
見てみると窓が開きっぱなしになっており、網戸が破られている。

「ねぐねしつぉ!」
「いるっくいのやっし!」
「いいあわこがか!」

こいつらは何を言っているんだ?
確かに私にも間違いなく非があり、泥棒でなかっただけマシだと言える。
しかし、それは何一つこいつらに譲歩する理由にはならない。

「なくーゆふ!」
「うせぢいさまやる!」
「いいさりあおつんなんっ!」

引きつった笑みを浮かべつつ子れいむを掴んで持ち上げた私の意図を知らずに4匹は大はしゃぎ。
ゆっくりらしいポジティブ思考で都合の良いように状況を解釈しているのだろう。
この状況は単に無知がもたらしたものに過ぎないのかもしれない。
我が家の被害の責任は私の不用心にあるのかもしれない。

「うーつっか!?」
「うおんなはぬおじ!」
「うおしにし・・・うおしにし・・・」

しかし、それと同様にこれから起きる事の責任の一端は彼女たちの無知にある。
わずかに力を加えただけで、子れいむは苦痛と恐怖に顔を歪め、涙と悲鳴を漏らし始めた。
その異変の原因が私にあることを悟った3匹は困った風な表情を浮かべてゆーゆーと喚く。

「おゆれったっがち!」
「うっせづおしあわっく!」
「えぢあねみじ!!」

無論、彼女たちの言葉に耳を貸すつもりなど微塵もない。貸す意味も理由もない。
やがて徐々に強くなってゆく圧力に耐え切れなくなった子れいむは“ぶちゅん”と音を立てて餡子を漏らした。
その餡子は眼窩から零れ出たもので、大量の餡子の中には彼女の眼球だったものが混じっている。

「「ぬびびびんびどぅうううううう!?」」
「ぬびびびんびどぅうううううう!?」

家族が、家族だったものに変わる瞬間を見せつけられた3匹は血の涙を流して絶叫する。
そんな彼女たちの前に子れいむだったものを叩きつけ、私はきっぱりと宣言した。
「ここは私の家だ、出ていけ。でないと子まりさも潰す」・・・と。

「うれあきつぉ!?」
「いあにけぢるっくい!」
「きあのー」

3匹になってしまったゆっくりの一家は、恐らく入ってきたときと同じように窓から出ていった。




8.作者型

仕事を終えて帰宅すると、家の中が泥棒でも入ったかのように荒らされていた。
カーテンやテーブルクロスが床に投げ捨てられ、食べ物が散乱し、低い位置にあった引き出しの中の衣類が引きずり出された惨状。
それを目の当たりにして呆然としている私の目の前に丸っこい何かが姿を現した。

「「「「あねきィィィ!」」」」

丸っこいものの正体は“非科学的生首饅頭生命体”と名高いゆっくりだ。
家族構成は成体れいむとまりさ、子供のれいむとまりさの計4匹。
どうやらこいつらが私の留守中に家に侵入し、この部屋を荒らしたのだろう。
見てみると窓が開きっぱなしになっており、網戸が破られている。

「ムラッけ木槌!羊の羽!」
「副工場長れいむ!はがくれみりゃ!」
「ユユー!アルコールランプ!」

こいつらは何を言っているんだ?
確かに私にも間違いなく非があり、泥棒でなかっただけマシだと言える。
しかし、それは何一つこいつらに譲歩する理由にはならない。

「ミコスリ=ハン!十京院!典明!」
「○ーメンぶっかけ祭!バスケ!」
「流石虐兄者!たいちょ!」

引きつった笑みを浮かべつつ子れいむを掴んで持ち上げた私の意図を知らずに4匹は大はしゃぎ。
ゆっくりらしいポジティブ思考で都合の良いように状況を解釈しているのだろう。
この状況は単に無知がもたらしたものに過ぎないのかもしれない。
我が家の被害の責任は私の不用心にあるのかもしれない。

「めて男!」
「うおんなはぬおじ!」
「うおしにし・・・うおしにし・・・」

しかし、それと同様にこれから起きる事の責任の一端は彼女たちの無知にある。
わずかに力を加えただけで、子れいむは苦痛と恐怖に顔を歪め、涙と悲鳴を漏らし始めた。
その異変の原因が私にあることを悟った3匹は困った風な表情を浮かべてゆーゆーと喚く。

「おゆれったっがち!怪僧とんぽ!」
「菌糸類ホース!キノコ馬!」
「ゆっくりレイパー!デストラクション!」

無論、彼女たちの言葉に耳を貸すつもりなど微塵もない。貸す意味も理由もない。
やがて徐々に強くなってゆく圧力に耐え切れなくなった子れいむは“ぶちゅん”と音を立てて餡子を漏らした。
その餡子は眼窩から零れ出たもので、大量の餡子の中には彼女の眼球だったものが混じっている。

「「赤福!lクラムボン!」」
「Hey!胡乱!」

家族が、家族だったものに変わる瞬間を見せつけられた3匹は血の涙を流して絶叫する。
そんな彼女たちの前に子れいむだったものを叩きつけ、私はきっぱりと宣言した。
「ここは私の家だ、出ていけ。でないと子まりさも潰す」・・・と。

「1日1フラン!?」
「土下座衛門!」
「ムクさんしんじゃらめえええええええええ!?」

3匹になってしまったゆっくりの一家は、恐らく入ってきたときと同じように窓から出ていった。


‐‐‐あとがき‐‐‐

すまない。また、なんだ
そんなわけで今回もゆっくりの言葉遣いが与える印象の違いについて考えながら書いた作品です
ただ、状況を把握するのにセリフが不可欠ってこともあるからセリフを差し替えただけだといろいろ無理のあるところも
うんうんをまき散らすようなタイプでも試してみたいところだけど、こればっかりってのも流石にあれなので少し間をおいて・・・
最後に名前を挙げてしまった方々へ:何かごめんなさい。特に意味は無いのでゆっくり気にしないでね!

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2022年04月15日 23:32